menu list買取商品 - グレンギリー 21年 1973
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グレンギリー 21年 1973の高価買取致します
グレンギリー 21年 1973のご紹介
買取参考価格 | 25000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | グレンギリー蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アバディーンシャー州 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/43度 |
1973年に蒸留し、21年以上の熟成期間を経て、1995年にボトリングされたオフィシャルボトルの「グレンギリー 21年(GLEN GARIOCH 21 YEARS OLD)」です。
グレンギリー蒸留所が一時的に閉鎖された1968年よりも前となる1965年に蒸留されたグレンギリーは異なるアルコール度数で21年物が複数リリースされていますが、1970年代貯蔵の21年物はアメリカ市場向けに発売された珍しい70年代ヴィンテージのボトルとなっています。
ハイランドモルトらしいピート感も残しつつ、スミレのようなパフュームや柑橘系のフルーティーな甘味と酸味が織り交ざる風味で、エレガントな口当たりの上品かつ軽やかな飲み口が素晴らしい長期熟成シングルモルト・スコッチウイスキーです。
※750mlボトルは買取価格が異なります。
グレンギリー 21年 1973の歴史
■広大なハイランド地方でつくられるシングルモルト
スコットランドの北部に位置するハイランド地方で造られるモルトウイスキーは「ハイランドモルト」と呼ばれ、スコッチウイスキーの生産地であるローランド、スペイサイド、キャンベルタウン、アイラ、アイランズとともに6大生産地のひとつに数えられています。
かつては最大規模のウイスキー生産を誇るスペイサイドもハイランドに含まれていましたが、それぞれに分類された今もなお約40もの蒸留所が点在するとても大きなハイランド地方で造られるモルトウイスキー。
ハイランドの中で東西南北と地域を区分けしても、香りや味わいの個性が異なる多彩な銘柄が存在することも特徴となっており、東ハイランド、西ハイランド、南ハイランド、北ハイランドと分類して解説されることも多くあります。
全体的には辛口でピート香が穏やかな味わいが主流となっているハイランドモルトですが、東ハイランドに分類されるグレンギリーはフルーティーな香りと口に含んだ時のフレッシュさが風味の傾向となっており、クセの少ない銘柄として多くの支持を獲得しているブランドです。
グレンギリー以外にも、「ロイヤルロッホナガー」や「アードモア」、「グレングラッサ」や「アバフェルディ」など、東ハイランドで造られるハイランドモルトにはバラエティーに富んだ銘柄が揃っていますので、エリアごとに異なる風土に思いを馳せながら飲み比べてみるのも楽しみ方のひとつではないでしょうか。
■「谷」という意味を持つ銘柄グレンギリー
銘柄が読みづらいということでも有名なグレンギリーは「Glen Garioch」と表記されることから、日本では「グレンガリオッホ」と読まれていたこともあったそう。
名称の前方にある「Glen(グレン)」はゲール語で「谷」を意味する言葉で、グランピアン山脈と呼ばれる1,000メートル級の山々が連なっている山地であるという地域の特徴も表しています。
このことから、ハイランドに存在する蒸留所には名称に「グレン」を冠するところが多いのもまた特徴となっており、「グレンエルギン」や「グレンキース」、「グレングラント」や「グレンスペイ」などざっと数えただけでも25以上の蒸留所があることがわかります。
アバディーンシャーという小さな町にあるグレンギリー蒸留所は、「アバディーン州の穀物倉庫」といわれるほど大麦が豊富にとれる土地にある歴史の長い蒸溜所で、創立には諸説ありますが1797年には創業していたことが確認されており、スコットランド最古の蒸留所のひとつとも言われています。
この地にはグレンギリー以外にも蒸留所が存在したようですが、今はその姿はありません。
豊かな大麦に恵まれた地で造られるその味わいは、麦の香りが存分に感じられる香ばしい香りとスコッチらしいピート香も楽しめます。
製造された原酒のほとんどはブレンデッドウイスキーに使用されていますが、1973年に蒸留所ラベルが付いたシングルモルトウイスキーが販売されて現在に至ります。
■粋なシングルモルトの楽しみ方とは?
単一の蒸留所でモルト(大麦麦芽)のみを使って造られるモルト100%のウイスキーは、蒸留所の個性が色濃く発揮されるのが特徴です。
せっかくなのでストレートやオン・ザ・ロック以外の飲み方でじっくりシングルモルト・ウイスキーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
香りを最大限楽しむことができる「トワイスアップ」は、ウイスキーと常温の水を1:1で割って愉しむ非常に簡単な飲み方です。
香りが開いてグッと引き立つトワイスアップでいただく際には、飲み口が狭まったテイスティンググラスで飲むとより深くウイスキー本来の香りと特徴を感じることができるのでおすすめです。
グラスに大きめの氷を入れてウイスキーを注ぎ、さらにウイスキーと同し量のミネラルウォーターの順に注いで軽く混ぜていただく「ハーフロック」もまた粋なシングルモルトの楽しみ方でしょう。
樽で熟成したことで繊細に育まれた複雑な風味や原材料の香ばしさなど、ウイスキーが持つポテンシャルを不足なく味わうためにも、常温に近い温度でできるだけ薄めずにいただく方が良いとされていますが、楽しみ方は人それぞれです。
自分なりの合わせ方でおつまみと一緒に楽しむのもいいですし、お食事や寝る前のゆったりとした時間などシーンに合わせて飲み方を変化させるのもいいですね。
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