menu list買取商品 - アラン アイコンズ・オブ・アラン ザ・ウェスティー 1998
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
アラン アイコンズ・オブ・アラン ザ・ウェスティー 1998の高価買取致します
アラン アイコンズ・オブ・アラン ザ・ウェスティー 1998のご紹介
買取参考価格 | 7200円前後
生産国 | イギリス |
---|---|
生産者名 | アラン蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アラン島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/46度 |
アラン蒸溜所のマネージャーであるジェームズ・マクタガート氏の愛犬であるウエスト・ハイランド・テリアの「ルーリー」をアイコンを取り上げた「アイコンズ・オブ・アラン」シリーズの第3弾です。
原酒はオロロソシェリーホグスヘッド22樽で、ジェームズ・マクタガート氏がすべての選定を行い、ファーストフィルとセカンドフィルをバランス良くあわせることで、スムースな口当たりを実現しつつ、アランの個性をきちんと残した仕上がりとなっています。
シェリーカスクとしては比較的明るめのオールドゴールド色で、香りはフレッシュなパイン、レモンを絞ったマンゴー、オレンジピールのフルーティさにトーストしたオークとバーレーシュガーです。
バターとハチミツを塗ったトースト、バニラ、絞りたてのパイナップルジュース、角砂糖、フルーツグラノーラで、ホワイトペッパーとカルダモンがぴりっと弾けるような味わいです。
アラン アイコンズ・オブ・アラン ザ・ウェスティー 1998の歴史
スコッチウイスキーとイングランドとの歴史
■スコッチウイスキーの歴史
スコッチウイスキーと呼ばれるのは、スコットランドで造られたウイスキーに限ります。
ウイスキーは今から700~800年前に造られた蒸留酒で、その歴史は比較的浅いことに驚くのではないでしょうか。
当時、スコットランドはもちろんアイルランドでも造られていたウイスキーは、今のように琥珀色ではなく無色透明のお酒でした。
つまり、焼酎と同じように蒸溜してできてすぐの状態で飲んでいたのです。
今でいうところの、ジンやウォッカのような、どちらかというと刺激の強いお酒だったと思われます。
しかも、当時はスコットランドにしてもアイルランドにしても、これらの地方で造られる密造酒であり、地元の田舎の人たちが飲むお酒だったのです。
決して、現在のような高級酒ではなかったのは、意外といえるかもしれません。
ウイスキーを造る蒸溜という製造方法は元々中東から伝わったとされ、15世紀に最初に造られたのは修道院でした。
修道院でお酒が造られるのは珍しいことではなく、さらに最初は薬として用いられていました。
とはいえ、修道士たちの間で飲まれるようになるのは、時間の問題だったのではないでしょうか。
本格的に造られ始めるのは16世紀に入ってからで、スコットランドでロバート・ヘイグが蒸留酒を造り始めます。
これがのちのジョン・ヘイグ社で、これを機にスコットランドではたちまちウイスキーづくりが盛んになりますが、スコットランドを併合したイングランドがこれを見逃すはずはありません。
高い酒税をかけることによって、税金を搾取することにしたのです。
■密造酒への道
スコットランドの蒸溜業者も黙って税金を払う気はなく、役人に分からないように隠れてウイスキーづくりをするようになります。
いわゆる密造酒で、スコットランドのウイスキーの内、半分が密造酒だった時期もあるくらい、その課税は非常に重く、蒸溜業を続けていくためには密造酒を造らざるを得なかったのです。
イングランドによる嫌がらせといってもいいこの法律は、思わぬ副産物をもたらすことになりました。
現在のような、琥珀色のウイスキーを生むきっかけとなったからです。
スコットランドの蒸溜業者たちは樽の中に蒸溜したウイスキーを詰め、それを見つからないように隠しておくようになりました。
そのため、樽の中で熟成が進み、無色透明だった蒸留酒は琥珀色の芳しい香りを持つウイスキーへと変貌していったのです。
スコットランドの人たちがひそかに熟成された美味しいウイスキーを飲んでいたのに対し、イングランドの人たちはビールやワイン、ブランデーといったお酒を飲んでいました。
イングランド人にとってウイスキーは、スコットランドの田舎者たちのお酒だったからです。
そんなイメージを一新させたのが、英国王のジョージ4世です。
ジョージ4世はイギリスの国王の中でも特に人気がないことで有名ですが、スコットランドに行幸し、スコットランドのキルトのよさを評価したことと、さらに密造酒が飲みたいと所望したことだけは評価されています。
国王が密造酒を求めるなど、青天の霹靂といっていい出来事ですが、国王は密造酒を造っている人物まで指定したのですから、周りはさぞや驚いたことでしょう。
指名された人物であるジョージ・スミスはその後、政府に初めて認められる公認ウイスキーを造ることとなりました。
■アランウイスキーにも注目
1995年にアラン島に誕生したアラン蒸溜所が造るアランウイスキーは、こうした歴史の中には登場しませんが、大半が密造酒を造る蒸溜所だったアラン島に150年を超える長い歳月もの間存在しなかった、合法蒸溜所として設立されたという点で注目に値するウイスキーメーカーと言えます。
そんなアランの造り出すアラン アイコンズ・オブ・アラン ザ・ウェスティー 1998年は、「アイコンズ・オブ・アラン」シリーズとして人気で、毎年待ち焦がれているファンも多いほどです。
第3弾となるのはウェスティの名前が示す通り、蒸溜所マネージャーであるジェームズ・マクタガート氏の愛犬ウエスト・ハイランド・テリアの“ルーリー”を指しています。
フルーティーな香りに、バターと蜂蜜を塗ったトーストとパイナップルジュースといった味わいになっているところが、なんともアランらしいウイスキーです。
ラベルのウェスティもかわいらしく、ウェスティファンからも注目を集めるアランの年に一度の楽しみと言えるウイスキーです。
- 買取商品検索