高価買取!NHKの朝ドラでおなじみの国産ウイスキー「ニッカ」の再販品
朝のNHK連続テレビ小説「マッサン」のモデルとなったことで知られる日本のウイスキーの父・竹鶴政孝によって創業したニッカウヰスキーの1本、「ニッカ カフェグレーン(NIKKA COFFEY GRAIN)」を京都府亀岡市のお客様より5,500円にて高価買取させていただきました。
スナックバーの店じまいにともない、店頭に並べてあった新品のお酒やまとめてストックしてあったという数多くのお酒をまとめて引き取って欲しいとご依頼を受け、品数の多さと当店が店舗を構える関西エリアということを踏まえて無料にて出張買取をさせていただきました。
数多く買取をさせていただいた酒類の中から、今回は2019年11月に再販となったニッカ カフェグレーンについてご紹介いたします。
「ニッカ カフェグレーン」は、ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所に設置された世界でも稀少とされるカフェ式連続式蒸溜機を使ってつくられた、伝統的な深い味わいのグレーンウイスキーです。
ウイスキー原酒は、大きくモルトウイスキーとグレーンウイスキーに区分されており、原料や製法が違うためそれぞれ異なった個性を持っています。
サイレント(静かな)スピリッツとも呼ばれるグレーンウイスキーは、トウモロコシや小麦、ライ麦などの穀類を主原料に糖化のための大麦麦芽(モルト)を加えてつくられており、ニックネームのようにクセが少なく風味が軽い穏やかな性質のため、単体で飲むよりもブレンデッドウイスキーのベースに選ばれたり、ウイスキーベースのカクテルとして好まれる傾向にあります。
- 商品ページ:ニッカ カフェグレーン
グレーンウイスキーの美味しい飲み方
カフェ式の連続蒸溜ならではの原料に由来する甘さがしっかりと残り、それでいて個性が主張しすぎない飲みやすさが魅力のシングルグレーン代表「ニッカ カフェグレーン」。
ハチミツのようにふんわりまろやかな口当たりと樽由来のウッディさが感じられるバニラのような独特の甘さは、オン・ザ・ロックやストレートで飲まれるだけでなく、風味を強く主張しない調和性があるのでさまざまなカクテルベースにも選ばれています。
カフェグレーンの甘さを実感できるストレートで味わうのも良いですが、マリリン・モンローの代表作にひとつ「お熱いのがお好き」で有名なカクテルの女王「マンハッタン」のベースにしてもいいでしょう。
夕暮れを彷彿とさせる真っ赤な色合いのマンハッタンは、合わせるベルモットの種類によって味わいの変化を楽しめるミステリアスなカクテルです。
砂糖漬けのチェリーをポイントにオトナのインスタ映えもいいですね。
映画繋がりでシネマカクテルをもうひとつご紹介。
名優マーロン・ブランドと同じく名優ロバート・デ・ニーロによって演じられたドン・コルレオーネとその息子マイケルを演じ、一躍スターダムへと押し上がったアル・パチーノが競演した不朽の名作「ゴッドファーザー」と同名のカクテルも、30~35%と高アルコール度数ながらほのかに感じる甘さが、まるで血と裏切りの世界を描く映画の中で胸を打つ家族の絆と愛情のように奥深い味わいです。
イタリア系アメリカ人マフィアが多く登場する映画に合わせてアマレットリキュールもイタリア産を選ぶと、アーモンドの香味が利いた優しい甘さにマイケルにとってひと時の安らぎだったアポロニアとのやさしい時間が思い出されることでしょう。
ニッカ カフェグレーンは、どんなカクテルでも個性を主張しすぎず、リキュールの風味や味わいを最大限に引き出すカクテルのウイスキーベースに最適です。
ISC金賞受賞の栄誉に輝く至高のジャパニーズウイスキー
2013年6月に日本で発売が開始したニッカ カフェグレーン。
実は日本より一足早い2012年に、欧州全域に販売網を持つウイスキー商社「メゾン・ド・ウイスキー」にてフランスを中心とするヨーロッパ各地で先行販売されていました。
欧州で発売された500mlのニッカカフェグレーンは、その洗練されたウイスキーボトルやパッケージデザインが高く評価され、「ワールド・ウイスキー・デザイン・アワード2013」におけるベストグレーンウイスキー賞を受賞し、さらには世界的なお酒のコンペティション「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2016」で金賞を受賞するなど、世界の著名なウイスキー蒸留所のブレンダーやディスティーラーをはじめとする審査員から高評価を獲得しています。
さまざまな受賞を経て日本でつくられる国産ウイスキー、いわゆるジャパニーズウイスキーが世界で話題となるにつれ、長い年月をかけて熟成を重ねるウイスキー原酒はほどなく安定した供給が困難となり、山崎や白州など代表的な銘柄を筆頭に各社で原酒不足を原因とする終売が相次ぎ、ニッカウヰスキーも例外ではありませんでした。
「ニッカ カフェグレーン」も2019年2月下旬以降の出荷分を最後に、店頭で在庫切れになり次第休売へと追い込まれることとなり、終売がまことしやかに囁かれると同時にネットオークションなどではボトルの価格が高騰し、一時は1本10,000円以上にまで跳ね上がりましたが、同年11月に愛飲家の不安を取り除くべく再販され、現在に至ります。
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