menu list買取商品 - 奄美黒糖焼酎 紅さんご
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奄美黒糖焼酎 紅さんごの高価買取致します
奄美黒糖焼酎 紅さんごのご紹介
買取参考価格 | 1400円前後
生産国 | 日本 |
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生産者名 | 奄美大島開運酒造 |
地方 | 鹿児島県 |
地区 | 大島郡 |
分類 | 黒糖焼酎 |
タイプ | 720ml/40度 |
「奄美黒糖焼酎 紅さんご」は、サンゴのように美しくエレガントな風味を理想として造られた「奄美大島開運酒造」の常圧蒸留酒第一弾です。
湯湾岳がもたらす浄化を極めた天然水を仕込み水に用い、白麹と黒糖を混ぜて醸し出した原酒と西洋の樽貯蔵技術を活かし3年間樽で熟成させ造り上げられた逸品です。
琥珀色よりも淡く透き通った色見に、樽の芳香な香りとラム酒のような甘いバニラの風味が特徴的な黒糖焼酎です。
奄美黒糖焼酎 紅さんごの歴史
村興しのため最後発から最前線へと走り出た若き酒造
■ 市街地の蔵を移転
紅さんごを手掛ける奄美大島開運酒造の歴史は、平成8年からスタートしました。
酒造の歴史を語るときに「平成」という新しい年号から始まることはなかなかありませんが、これには深い理由があります。
それは、後継者不在となった市街地の蔵を潰すまいと、地元のホテルが引き継いだという劇的なものでした。
現在、奄美大島開運酒造があるのは、鹿児島県大島郡宇検村、奄美大島の南西部です。
穏やかな入り江に面し、昔からの自然や風習とともに静かに暮らす人口約2,000人の小さな村の村興しを夢見て、奄美大島開運酒造はスタートしました。
元の蔵は奄美大島の中心地である名瀬市内にあった旧戸田酒造所でした。
平成8年に奄美大島開運酒造の母体である奄美観光ホテルが酒類製造免許を譲り受け、翌年、名瀬市から車で1時間ほど離れた自然豊かな宇検村に蔵を移し、新たな1歩を踏み出したのです。
宇検村は会長の地元でした。
会長の心には、宇検村なら魅力ある商品作りができるという確信があったのでしょう。
世界へ価値を発信する企業であるために、使命感を持って黒糖焼酎の製造に乗り出したのです。
■ 素人集団による挑戦
宇検村は住民の高齢化が進み、農地の多くが遊休地となっていました。
そこで地域を活性化するために、焼酎の原料となるサトウキビの栽培を奨励します。
平成8年6月には工場の横に黒糖工場も設立し、現地で採れたサトウキビを現地で黒糖へ加工する産業が始まります。
これを機に地域は活性化し、官民一体となって原料からこだわる高品質な焼酎造りが実現したのです。
とはいっても、酒造設立当初、酒造りに関しては全くの素人集団でした。
製造免許は譲り受けたものの造り手が全く存在しない状態で、交通の便の悪さから外部の杜氏を呼ぶこともできず、酒造りの人材確保はかなり難航を極めたといいます。
意を決して自分たちの手で焼酎を造ることを決め、当時ホテル従業員だった数名が鹿児島県工業技術センターへ3ヶ月修行に通い、酒造りの技術を学んだのです。
■ ホテル経営者の妻が奮闘
現社長である渡 慶彦氏の奥様である悦美氏が、黒糖焼酎開発のキーパーソンとなりました。
現在酒造の研究室次長を務められていますが、実は大学で黒糖の研究をしていたこともあり、酒造の立ち上げに尽力されたことは忘れることはできません。
当時社長だった義父の博文氏から黒糖焼酎造りをやってみないかと誘いを受け、自分の研究を活かせるチャンスと思い取り組むことを決意したそうです。
同時に酒造りの人脈を築くことも悦美氏の使命でした。
ご自分が学んで来られた学識と良よい出会いからもたらされた技術や知識を最大限に駆使し、試行錯誤を繰り返しながらやっとの思いで酒造を軌道に乗せた、まさに功労者です。
奄美の黒糖焼酎の歴史は古く、ルーツはインドやタイといわれていますが、約500年前に沖縄に渡った酒造法が奄美に伝来し、改良や工夫が加えられて現在の黒糖焼酎が生まれたといわれています。
黒糖を深く研究していた奥様がいたからこそ、1からのスタートでも洗練された美しい焼酎が生み出せたのでしょう。
新たに酒造専任の社員も雇用し、若き酒造が高い志で地域の活性化と新しい価値の創出を実現した、珠玉の歴史が支える黒糖焼酎といいます。
■ エレガントさが際立つ奄美黒糖焼酎 紅さんご
奄美大島開運酒造が最初から描いていたのが、女性が楽しめる焼酎造りです。
減圧蒸溜でマイルドで香りを引き立たせたり、タンクにクラシックを聴かせる音響熟成という手法に着目したりしながら、丁寧に焼酎が造られました。
女性をターゲットにするという新しいマーケティング視点により、素人だからこそ生まれた数々の美しい黒糖焼酎が全国に瞬く間に広がったのは必然でしょう。
特にエレガントさが際立つ紅さんごは、ひたむきに努力する若き酒造が勝ち得た多くの人々との出会いが溶け込む、常圧蒸留酒第1弾です。
湯湾岳の天然水を仕込み水に、3年間樽で熟成させた逸品です。
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