menu list買取商品 - アードベッグ アン・オー
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アードベッグ アン・オーの高価買取致します
アードベッグ アン・オーのご紹介
買取参考価格 | 7000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | アードベッグ蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アイラ島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/46.6度 |
アードベッグが蒸留所を構えるアイラ島のマル・オブ・オー(オー岬)にちなんで名づけられました。
3種の樽(バーボン樽、PXシェリー樽、新樽)の原酒を、時間をかけてゆっくりとなじませたことによる、角の取れた丸みのある味わい。
個々の和を上回るほどの複雑さと繊細な甘み、そしてアードベッグ特有のスモーキーさを併せ持つシングルモルトです。
アードベッグ アン・オーの歴史
■海の荒波のようなスモーキーさが特徴
アードベッグ アン・オーはアルコール度数46.6%と、 アードベッグで造られるアイラモルトの中ではこれでもアルコール度数が弱めの飲みやすいタイプです。
アン・オーという名称は、アードベッグが今から約200年前の1815年に蒸留所を築いたスコットランドにあるアイラ島南西部に位置するオーの岬に由来しています。
オーの岬は大西洋の荒波に削られることで形が丸くなっていますが、アードベッグ アン・オーは熟成されることで角がとれた丸みのある味わいが生み出される点を重ね合わせることができます。
また、岬を境界線として大西洋の荒波と湾の中の穏やかな入り江が交じり合うように、荒波のような強烈なスモーキーさと波のない入り江のような穏やかな甘さが同居する複雑なテイストが持ち味のウイスキーとなっており、まさに名前通りの味わいを楽しめます。
こうした複雑な香味やテイストが生み出されるのは、3種類もの違う性質の樽を使っているためです。
香ばしい香りとコクが出るバーボン樽に、甘やかさや華やかさが現れるPXシェリー樽、パワフルで若々しさがみなぎるアメリカンオークの新樽の原酒を、荒波と静かな入り江がゆっくりと交わるように、時間をかけてじっくりと馴染ませることにより、角がとれ、丸みのある奥深い味わいとスモーキーさと甘みが同居する香味が生まれてきます。
冷却ろ過を施さないノンチルフィルタード製法のため、香りやコク、パンチあるテイストがしっかりと残るのが特徴的です。
■瑞々しい香りとクリーミーな円やかな味わい
アードベッグ アン・オーは荒波と入り江が出会い、スモーキーさと甘さが同居するという特徴から、飲みにくそうといったイメージも持たれがちですが、角がとれてまろやかさが生まれているので、クリーミーで飲み心地にも優れています。
色合いは華やかさのある明るいゴールド色をしており、香りはスモーキーでありながらまろやかで、林檎の木を燃やしたような甘酸っぱい香ばしさと、デーツや糖蜜のようなクリーミーな甘さも感じられます。
一方で、桃やバナナといった芳醇でみずみずしい果実香も感じられ、加水するとライムや石鹸、松ヤニやタールといったアードベッグ独特のアロマも出現してきます。
香りの良いロウソクのような芳香からスモークしたハーブのような香りが立ったかと思うと、最後には磯の香りや海藻の香りが現れるなど、七変化も八変化もしていきます。
滑らかでクリーミーな質感の口当たりで、シロップやミルクチョコレート、糖蜜のトフィーのような甘さや、オレンジやアニスシードのような濃縮した甘酸っぱさ、そして、ナツメグやシナモン、スモーキーな紅茶の葉のような甘さのあるスパイシーさが舌に感じられ、さらに葉巻の煙やグリルしたアーティチョークのようなスモーキーさも味わえます。
様々な味わいに変化していく中でも、常に優しいナッツのような風味とウッディー感があり、幾重もの味わいが重なり合います。
甘くフローラルな香味から、スッと鼻に抜けるようなミントトフィーへと変化し、甘やかで香ばしいビスケットのような優しいノートが楽しめます。
余韻は極めて魅惑的で、アニスシードのような甘酸っぱさにかすかなスモークを感じる濃厚な長い余韻が続きます。
■地域に愛されファンの後押しで再生を遂げる
アードベッグは1815年に蒸留所が開設されるという長い歴史がありながらも、実際には蒸留が難しくなった時代もあるなど、幾度も蒸留所閉鎖や廃止の危機に見舞われてきた歴史も持ち合わせています。
1997年にグレンモーレンジィ社による買収によって、ようやく経営の安定が確保でき、安心してウイスキー造りができる環境が整ったのです。
今度こそ潰れることなく、多くの人に愛されてきたアードベッグのテイストを長きにわたって提供できるよう、アードベッグのファンで組織されるコミッティーに熟成の過程を一般公開しています。
1997年に蒸留された原酒を数年おきにボトリングして、状況を公開していいますが、その第一弾となったのが、買収後の初めての蒸留酒を使った2003年のベリー・ヤング アードベッグ フォー ディスカッションでした。
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