menu list買取商品 - アードベッグ ケルピー
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アードベッグ ケルピーの高価買取致します
アードベッグ ケルピーのご紹介
買取参考価格 | 17000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | アードベッグ蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アイラ |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/46度 |
世界で最もピーティーでスモーキーな風味の中に、繊細な甘さと複雑さを感じられる個性的な味わいから人々を魅了してやまない究極のアイラモルト「アードベッグ」。
ウイスキーの祭典「アイラ・ウイスキー・フェスティバル」のアードベッグ・デー2017年に数量限定で販売されたのが、この「アードベッグ ケルピー」です。
アイラ島を囲む海に住むと言い伝えがある伝説の海の精「ケルピー」から商品のネーミングがなされました。
はじめて黒海(アディゲ共和国)産のヴァージンオークで作られた樽を使って原酒を熟成させ、バーボン樽で熟成した原酒をヴァッティングすることによって、アードベッグらしいピーティーかつスモーキーな風味を最大限に引き立たせると同時に、クローブやハーブ、豊かなトフィーの余韻が海のように深く続くよう仕上げられています。
アードベッグ ケルピーの歴史
ジャパニーズウイスキーの元となったスコットランドのウイスキーの聖地
■日本に国産ウイスキーを作り出したきっかけ
日本のウイスキーの父と呼ばれる人物が、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝であることはよく知られていますが、竹鶴政孝が目指したウイスキーがスコットランドのシングルモルトウイスキーであったこともまた、今ではよく知られているのではないでしょうか。
NHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」によって、竹鶴政孝とその妻リタが国産ウイスキーを作るのにどれだけ奮闘したかがお茶の間の感動を呼び、ドラマが終わった時には「マッサンロス」と呼ばれる「「マッサン」が終わって寂しい」という声が多く聞かれたことからも、竹鶴政孝と妻のリタの物語は感動を持って受け入れられたことが分かります。
そんな竹鶴政孝と、竹鶴政孝を技術責任者として迎え入れたサントリー創業者である鳥井信治郎の存在なくしては、日本にウイスキーが生まれたとしても、世界で5本の指に入る上質なウイスキーにはならなかったことでしょう。
そんな竹鶴政孝が学んだウイスキーこそが、スコットランドで作られるシングルモルトウイスキーだったのです。
■シングルモルトウイスキーの特徴とは
もし、竹鶴政孝が学んだのが大麦麦芽をはじめとして、トウモロコシや小麦なども混ぜたグレーンウイスキーとよばれるものであったとしたら、日本のウイスキーの歴史はまた違ったものとなっていたかもしれません。
大麦だけを使い、さらにピートと呼ばれる泥炭を用いて作られるスコットランド独特のシングルモルトウイスキーのどこが、竹鶴政孝の情熱をここまで引き出したのかについては、竹鶴政孝の自伝を読むことで理解できます。
おそらく竹鶴政孝は、スコットランドのシングルモルトウイスキーは、場所によって大きくその風味が異なるということを知っていたでしょうが、どれだけの場所のスコッチウイスキーをスコットランド滞在中に飲んだかは、推測するほかありません。
竹鶴政孝は、まずはスペイサイドでモルトウイスキーについて学び、さらにボーネスでグレーンウイスキーについても学んでいます。
そして最終的にはキャンベルハウスで、モルトウイスキーの製造とブレンドの方法を学びました。
これは「竹鶴ノート」と呼ばれる、竹鶴政孝が書き記した非常に細かなノートから明らかになっており、竹鶴政孝はグレーンウイスキーについても学んでいることが分かりました。
そのうえで、最終的に再びモルトウイスキーに戻っていることから、彼を魅了したウイスキーはグレーンウイスキーではなく、モルトウイスキーであったことは明らかです。
■ウイスキーの聖地と呼ばれる島
竹鶴政孝はスコットランドのキャンベルタウンで、実際に蒸留や製造の技術を学んで帰国しましたので、スコットランドのヘブリディーズ諸島にある「ウイスキーの聖地」と呼ばれるアイラ島を訪れた機会はなかったかもしれません。
当時のキャンベルタウンには蒸留所が多数立ち並び、スコッチウイスキー作りの全盛を極めたことから、その後の衰退の様子を政孝が見ずに済んだのはむしろ良かった気がします。
とはいえ、海に囲まれたアイラ島はピートが豊富にとれることから、強いピートと潮の香が最大の特徴である、アイラ島だけが作り出せるシングルモルトウイスキーを飲んだとしたら、竹鶴政孝がどんな反応を示したのか、つい気になってしまいます。
そんなアイラ島も、キャンベルタウン同様に蒸留所が次々に閉鎖していく冬の時代を迎えますが、アードベッグ蒸留所をはじめ、ボウモア蒸留所などが生き残り、今では8つある蒸留所の全てを観光してまわることができます。
特にアードベッグは好き嫌いが極端に分かれるシングルモルトウイスキーではあるものの、ハマると抜け出せなくなるほど好きになる人も多いとして知られています。
毎年開催されるウイスキーの祭典である「アイラ・ウイスキー・フェスティバル」のアードベッグ・デー2017年に数量限定で販売された「アードベッグ ケルピー」が大好評だったのは、好き嫌いが分かれるといえどもファンの数もかなり多いアードベッグのことですから、不思議ではありません。
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