menu list買取商品 - アードベッグ 10年 TEN
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アードベッグ 10年 TENの高価買取致します
アードベッグ 10年 TENのご紹介
買取参考価格 | 2200円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | アードベッグ蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アイラ島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/46度 |
「アードベッグ10年(TEN)」は、強烈なスモーキーさと繊細な甘さが完璧に調和した究極のアイラモルトです。
口に含むとピリッと刺激的に感じられますが、ドライでどこか気品を感じる個性的な味わいも同時に広がり、フィニッシュでの余韻も長く複雑に続きます。
その個性的な味わいで多くのウイスキーファンを魅了している「アードベッグ10年(TEN)」は、2008年にはワールド・ウイスキー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
アードベッグ 10年 TENの歴史
■200年の歴史を誇る蒸留所
スコットランドのアイラ島にあるアードベッグ蒸留所は世界でも有数の歴史を誇る蒸留所として知られています。
アイラ島はウイスキー発祥の地であるアイルランドに近いところにあるため、古くからウイスキーを蒸留している場所として知られてきました。
アイラ島で作られるアイラモルトは世界でも知られているものですが、そのアイラモルトを世界に売り出した立役者こそがアードベッグ蒸留所なのです。
1815年に設立されたアードベッグ蒸留所は200年以上にわたる歴史を持っています。
とはいえ、その歴史は波乱に満ちたものでした。
アードベッグ蒸留所はたびたび閉鎖に追い込まれかけた蒸留所なのです。
■たびたび所有者がかわったアードベッグ蒸留所
アードベッグ蒸留所はジョン・マクダガルという人によって創設されました。
それ以来マクダガル家の人間が蒸留を統括することになっていくのですが、蒸留所を所有している人間はその都度変わっていきました。
元々はジョン・マグダガルが所有していたのですが、設立から23年経った1838年にトーマス・ブキャナンと言う人が1800ポンドほどで蒸留所を買い取ります。
彼は経営は自分が行う代わりに、蒸留はマグダガルの息子アレクサンダーに任せることにしました。
経営と蒸留を分業することでアードベッグ蒸留所は軌道に乗っていくかに思われましたが、15年後の1853年に危機を迎えます。
アレクサンダーが突然亡くなってしまったのでした。
当時の彼には二人の娘がいるのみで、跡取りのことはどうするかは全く考えていません。
どうするかと考えたアードベッグ蒸留所の従業員たちは、アレクサンダーの二人の娘を共同支配人として就任させることとしました。
当時のスコットランドの蒸留所の大半は男性が取り仕切るものでしたから、この決定は画期的なことでした。
二人の娘によって新たに生まれ変わったアードベッグ蒸留所は1922年に改めてマクダガル家の所有物となります。
設立から100年の間にアードベッグ蒸留所は様々な変転を経てきたのでした。
■危機を迎えたアードベッグ蒸留所
マクダガル家の所有物となってから50年後、アードベッグ蒸留所はふたたび他の会社の所有物となることとなりました。
新たにアードベッグ蒸留所を買い取ったハイラムウォーカーはアードベッグ蒸留所でウイスキーを作るのがコストに見合わないと判断します。
スコットランドの小さな島から世界中にウイスキーを送り出すのには大変な労力が必要でした。
結果、1981年にアードベッグ蒸留所は一度操業を停止することとなります。
そのままならアードベッグ蒸留所は閉鎖に追い込まれることになりかねません。
幸いにして、1987年にアライド・ライオンズという会社がハイラムウォーカーを買収することでアードベッグ蒸留所はあらためて操業を開始しましたが、1996年にまたも操業が停止されてしまったのです。
15年の間に二度も操業を停止したアードベッグでしたが、そうした危機を救ったのがグレンモーレンジという会社でした。
このグレンモーレンジがアードベッグ蒸留所を買い取ったことで、蒸留所は今日も操業を続けているのです。
■新たに生まれ変わったアードベッグ
二度目の操業再開から10年を迎えた2007年、アードベッグ蒸留所はその記念として新たなウイスキーを発売することを決めます。
そうして生まれたのが「アードベッグ10年」という商品でした。
10年かけて熟成されたウイスキーは複雑な香りに満ちており、コーヒーともチョコレートともとれる匂いが鼻を通り抜けます。
これは口に入れてからも同じで、さながら香り高いたばこを呑んだ時のような気分になれるでしょう。
アイラモルトはややクセが強いウイスキーとして知られているため日本人にとっては味に慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、いざおいしいと思ってからはすぐに次の一杯が欲しくなる、という仕上がりになっています。
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