menu list買取商品 - アランモルト 100プルーフ 57度
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
アランモルト 100プルーフ 57度の高価買取致します
アランモルト 100プルーフ 57度のご紹介
買取参考価格 | 3300円前後
生産国 | イギリス |
---|---|
生産者名 | アラン蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アラン島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/57度 |
「アランモルト 100プルーフ」は、ゴードン・ミッチェル氏が蒸溜所の所長をしていた頃のボトルです。
色は淡色のゴールドで、荒々しいアロマとフルーティさの中にアルコールを感じる香りです。
ややオイリーな口当たりで、力強いフレーバーが広がり、口に含んだ後にネットリと膜が張られたような印象を持ちます。
57%(100プルーフ)のアルコール度の力強さ、スパイシーなフレーバーが魅力的です。
アランモルト 100プルーフ 57度の歴史
ウイスキーづくりの名産地アラン島の歴史とアランモルト100プルーフについて
■ウイスキーが長年造られてきたアラン島の歴史について
アラン島という長年ウイスキーが造られてきた島が昔ありました。
この地域では5世紀以降キリスト教徒たちが修行に専念できると、アラン諸島の島々に修道院を開いた歴史があります。
近代に入ると1800年代はアラン島では連続的なジャガイモの収穫不足に陥ります。
苦境の時代となり、政府の政策で漁業が行われるようになりました。
蒸気船の運航も行われ、周辺の国々との取引も行われ、小産業が促進され始めました。
実はアラン島には、もう一つ別の顔があります。
それは密造酒としての産地として有名だったのです。
当時、アメリカやイギリスなどの各国では禁酒法が進められており、人々はアルコールを手に入れることが難しかった時代で、アルコール度数の高い蒸留酒には、高額な税率が課せられていたため、庶民には手に入れることが難しかったのです。
アラン島はそうした時代背景もあり、密造酒造りが盛んに行われており、政府の政策によって蒸気船の運航も始まったこともあり、密造酒の運行も密かに行われていた裏の歴史もあるのです。
島には当時50ほどの蒸溜所があったのですが、密造酒の取り締まりも厳しくなり、経営難に陥ってしまったことから、唯一アラン島で合法的なラッグ蒸溜所も1837年に閉鎖されてしまったのです。
■アラン蒸溜所の歴史と銘酒アランモルト100とは
アランモルト 100プルーフ 57度はスコットランドのアイランズにあるアラン蒸溜所で生産されたモルトスコッチウイスキーです。
アラン蒸溜所の歴史は意外に新しく、アラン島でウイスキーづくりが行われなくなってから160年後の1995年にできた蒸溜所でした。
このアラン蒸溜所では、シングルモルト用のブレンデッドウイスキーの原酒をメインに造っているのではなく、どちらかというとシングルモルトウイスキーの生産に力を入れています。
アイランズモルトの中では上品な仕上がりになっており、ノンピート麦芽を使用してウイスキーの生産を行っています。
このノンピートとはピートを焚かずに乾燥させたピートのことです。
強いピート臭は全くしませんので、独特の薬品臭さや焦げたような苦い香りなどはあまり感じません。
通常のウイスキーには泥炭というピートを焚いて、ピーテッド麦芽を造り、それを原料として用いているため、独特な深みのあるスモーキー臭がしますので、出来上がったウイスキーは深みのある褐色をしています。
しかしアランモルト100プルーフの場合は、ピートを焚かずに麦芽を乾燥させたものを使用していますので、ノンピートが使われており、ウイスキーの色は淡い黄金色をしていますので、その色の美しさにも心惹かれるものがあるでしょう。
■飲むたびに味が変化するのが魅力です
アランモルト 100プルーフの味は、濃縮されたシトラスフルーツの香りが漂うウイスキーです。
ウイスキーを飲んでいるにも関わらず、まるでフルーツカクテルを飲んでいるような味に変化しますので、女性の方にもおすすめのウイスキーだと言えるでしょう。
セビリアオレンジやレモンやライムなどの風味と洋ナシや芳醇なバニラの味と香りが口の中で広がります。
アランモルト 100プルーフはアルコール度数57度の強いモルトスコッチです。
甘い風味と香りが漂いますので、くれぐれも飲み過ぎないように注意しましょう。
■なぜウイスキーなのに香りが七変化するのか?
ところでなぜウイスキーなのにフルーティーな香りに次々と変わるのでしょうか。
その秘密はウイスキーづくりの工程と使用しているピートと樽に秘密があります。
ピートはピートホグという湿原から切り出されたもので、ドロドロの泥炭です。
この泥炭は不純物や水分が多く、炭素の含有量が少ないため炭として使用できないのですが、ウイスキーでは麦を乾かすのに使用します。
天日干ししたピートを焚いて麦を乾かすのですが、このピートにはいろいろな香り成分が含まれており、これが全て麦に移ることによって、深みのある味わいのウイスキーになるのです。
またピートには甘い蜂蜜のような味や香り、美肌成分なども含まれていますので、フルーティーな味わいの秘密はこの使用されているピートのおかげだといっても良いでしょう。
アランモルト 100プルーフの特徴はピートを焚かずに使用したノンピートが使われていますので甘い香り成分と、オイリーな味わいはこのピートに秘密があります。
また熟成させるために使用されている樽はアラン蒸溜所では何度も使い込んだ樽が使用されていますので、長い年月とともに熟成され、味にも香りにも複雑な深みが増していくのでしょう。
アラン蒸溜所は量販生産は行っておらず、極小の2基の蒸溜器でじっくりと時間をかけながらウイスキーの蒸溜作業も行っています。
そのため生産量も少ないので、もし手に入れることができたのなら、じっくりと味わいたいウイスキーの1つでしょう。
- 買取商品検索