menu list買取商品 - アラン 21周年記念ボトル
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アラン 21周年記念ボトルの高価買取致します
アラン 21周年記念ボトルのご紹介
買取参考価格 | 21000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | アラン蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アラン島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/52.6度 |
アラン21周年記念ボトルは、創業年の1995年から3年間に詰められたオロロソシェリーホグスヘッドの中から、マスターディスティラーのジェームズ・マクタガート氏が、21周年を記念するにふさわしい樽を選りすぐり、カスクストレングスにてボトリングした、5,988本限定販売の希少酒です。
マンゴーの華やかなトロピカルフルーツのアロマ香から、次第に濃厚なチョコレートへと変化して行きます。
味わいはダークチョコレート、蜂蜜、マーマレードの甘味に、ジンジャー、ブラックペッパーが混ざり合い、複雑で長い余韻が続きます。
アランの繊細な酒質とオロロソ樽のフルーティさが調和した豊かな味わいは、まさに21周年を記念するにふさわしいシングルモルトと言えます。
アラン 21周年記念ボトルの歴史
人気の新星アラン蒸溜所の21周年記念ウイスキー
■お祝いに相応しい珠玉のウイスキー
アラン 21周年記念ボトルは1995年に操業を始めた比較的新しい蒸溜所の21周年を記念してリリースされた、スペシャル感漂うシングルモルトです。
アラン蒸溜所の創業年である1995年から1997年の3年間に詰められたオロロソシェリーホグス樽の原酒から、マスターディスティラーであるジェームズ・マクタガートが周年記念に相応しい原酒を選び抜き、加水調整などを行わないカスクストレングスにてボトリングしたものです。
世界中で5,988本の限定発売となり、その内日本へは480本が輸入されたとても希少なウイスキーと言えるでしょう。
香りはボトルを開けた瞬間にマンゴーを彷彿させるトロピカルフルーツの華やかさが感じられ、グラスに注いで飲み進めると次第に濃厚なチョコレートのような香りに変化します。
味わいはダークチョコレートのような苦味の中に蜂蜜やマーマレードのような果実間溢れる甘み、ジンジャーやブラックペッパーなどのスパイシーさも混ざり合います。
複雑な余韻が長く続くので、じっくりと酔いたい時におすすめの1本です。
■蒸溜の歴史を復活させた新星のアラン蒸溜所
スコットランドのアラン島といえば、かつてはウイスキー醸造で有名な島でした。
といっても、離島であったことから密造酒造りの隠れ家島としてその名を馳せていたのです。
密造酒でありながら安く悪い酒ではなく、品質の高さに評判が高まり、1824年にヘブリディーズ諸島を訪れた地質学者のジョン・マカロック氏いわく、アラン島は密造酒界のブルゴーニュだと評価するほどの味わいだったのです。
もっとも、密造酒の取り締まりが厳しくなった動きとともに、唯一合法であったラッグ蒸溜所も1837年に姿を消してしまいます。
はるか前に途絶えたはずのアラン島でのウイスキー造りを復活させたのが、1995年に創業したアラン蒸溜所だったのです。
■理想のウイスキー造りを目指して
アラン蒸溜所の創設者となったのはハロルド・カリーという人物で、友人の協力を得ながら、息子とともに自分の理想のウイスキー造りをしたいと蒸溜所造りの夢を叶えました。
ハロルド・カリーはイギリスの有名な酒造メーカーであるシーグラムやフランスのペルノーでマネージング・ディレクターを歴任してきた人物でウイスキーに関する見識は大変に深い人物です。
スコットランドの本土は蒸溜所がすでにありすぎ、ウイスキー造りに相応しい土地はもう残されていません。
一方で、アラン島には古くには高品質なウイスキー造りができた環境があるとともに、現在ではイギリス王室の避暑地としてロイヤルアイランドの名を持ち、一大リゾート地としての名声も勝ち得ています。
ハロルド・カリーはウイスキー造りだけでなく、蒸溜所見学などを通じて雨の日でも楽しめるリゾート施設を開拓することで、長い歳月を要するウイスキー造りにおける最初の数年間の収入源を確保できるのではと考えたのです。
息子のアンドリューはクラウドファンディング的な資金調達手段を発案し、蒸溜から5年後と8年後にウイスキーを優先的に受け取り、一生にわたって割引価格でウイスキーが購入できる権利を付与されたボンドを発行して資金集めを行いました。
■開設からの歴史
1997年8月9日にはアラン蒸溜所のビジターセンターが、なんとエリザベス女王陛下の除幕式によって盛大にオープンを迎えます。
その約1年後にアランモルトの復活を告げる公式イベントが開催されました。
翌年には75歳になったハル・カリーはディレクター兼名誉会長に退き、その後はディレクターの変遷など厳しい時代もありましたが、2015年には過去最高益となる625万ポンドの売上を記録しています。
創業者であるハル・カリーはアラン18年の発売を見届けて、2016年3月に91歳で逝去しています。
その3年後となる蒸溜所創業21周年を飾る、創業時からの夢が詰まったウイスキーがアラン 21周年記念ボトルなのです。
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