menu list買取商品 - アラン リミテッドエディション エンジェルズ リザーヴ1997 18年
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アラン リミテッドエディション エンジェルズ リザーヴ1997 18年の高価買取致します
アラン リミテッドエディション エンジェルズ リザーヴ1997 18年のご紹介
買取参考価格 | 20000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | アラン蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アラン島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/51.1度 |
「アラン エンジェルズ リザーヴ」は、アラン蒸溜所の創業2年目となる1996年に詰められた希少なオロロソシェリーホグスヘッドの18年熟成もので、アジア市場向けにわずか1,188本のみ販売された超限定品です。
あまりの美味しさに、天使たちがいつもよりもたくさん飲んでしまった(=エンジェルズシェアが多い)樽だけを集め、カスクストレングスでボトリングした大変贅沢な限定ボトルです。
香りはレーズン、ドライチェリーなどをふんだんに使用したダークフルーツケーキにピーナッツバターのナッティさが加わることでとても心をくすぐり、さらにフェンネル、バニラ、トフィーと芳醇なアロマが次々に溢れ出します。
口当たりはなめらかで桃、オレンジジャムなどのフルーティーさをメインに、フィニッシュに潮風が心地よく吹き抜けます。
アラン リミテッドエディション エンジェルズ リザーヴ1997 18年の歴史
■アジア限定品
アラン リミテッドエディション エンジェルズ リザーヴ1997 18年はアラン蒸留所が開設された2年目に仕込まれ、18年熟成されて20周年の年に特別に用意された特別ボトルで、アジアで数量限定で発売されました。
997年に蒸溜された希少なオロロソシェリーホグスヘッドを18年にわたって、じっくりと熟成させたものです。
エンジェルズ リザーヴという名称の意味は、あまりの美味しさに天使たちがいつもよりもたっぷりと飲んでしまったと、ウイスキーの世界で称されるエンジェルズシェアが多い樽だけを集めたことに由来しており、カスクスレングスでボトリングした贅を極めた限定ボトルです。
キャラメルポップコーンのようなスイ―ティーさと、甘くスパイシーなナツメグのような香りが漂い、加水するとトフィーアップルやスパイシーなオーク香も楽しめます。
味は芳醇な蜜蝋や紅茶、ハーブのような少しクセのある風味に程よくタンニンの渋みが利いていて、トロピカルフルーツのような濃厚なクセを持つリッチなアフターテイストが感じられます。
■アラン島に復活させた蒸留所
アラン島はスコットランドにある大変美しい島として知られていますが、かつてはかつてはウイスキーの街としても栄え、最盛期には大小50あまりの蒸留所が稼働していたとされています。
ですが、その多くが正式な許可を得ていない密造酒といわれており、唯一許可を持っていた蒸留所は1836年に閉鎖されてしまいます。
その後、長くウイスキー造りが行われることはなかったのですが、アラン島から蒸留所が消えて150年以上が経過した1990年代に入って、長年ウイスキー業界で経験を積んできたハロルド・カリー氏が自らの蒸留所を造りたいとアラン島に白羽の矢を建てます。
この時期、スコットランドの本土にはたくさんの蒸留所があり、良質な水や熟成に適した環境などウイスキー造りに適した場所はすでに残されていませんでした。
そこで、19世紀にスコットランドで最も素晴らしいウイスキーを造る島として評論家から称賛された歴史を持つアラン島がターゲットとなり、1995年にゼロからのスタートとしてアラン蒸留所が設立されたのです。
■成功への道のり
アラン島はスコットランドで最も美しい島の1つとして有名で、スコットランド本土とその南西にあるキンタイア半島の間に位置する、穏やかな内海に囲まれた島です。
夏にはリゾート地として人気で、多くの避暑客や観光客が訪れます。
王室の避暑地として使用された歴史もあることから、ロイヤルアイランドと呼ばれることもあります。
アラン蒸留所の設立資金やウイスキー造りに必要な費用は、ハロルド・カリー氏の息子であるアンドリュー氏の発案で、出資者には蒸溜から5年後と8年後にウイスキーが優先的に提供され、その後もずっと割引価格でウイスキーを買えるという特典を与えることで出資を募ったのです。
そして、観光客向けの施設としてビジターセンターも整備され、1997年8月9日になんとエリザベス女王による除幕式が行われます。
エリザベス女王がウイスキー蒸溜所を公式訪問するのは1980年にボウモアを訪ねて以来、たった2度のことで大きな期待を寄せられていたといえるでしょう。
もっとも、当初の10年間はビジネスとしては厳しい期間であったものの、改廃販路を獲得することに成功していきました。
設立から約20年経った2015年には過去最高益となる625万ポンドの売り上げを記録し、純利益が100万ポンドを超えたことで、2016年後半には2基のポットスチルを新たに増設するという計画も発表されるに至っています。
スコッチウイスキーへの情熱注ぎ続け、歴史ある蒸留所が多い中で150年のブランクがあるアラン島でウイスキー造りを復活させたハロルド・カリー氏は2016年3月に91歳で亡くなっていますが、アラン蒸留所の1つの到達点としていた熟成18年ものの完成を見届けたうえで天寿を全うされています。
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