menu list買取商品 - アラン アイコンズ・オブ・アラン ザ・イーグル 1999
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アラン アイコンズ・オブ・アラン ザ・イーグル 1999の高価買取致します
アラン アイコンズ・オブ・アラン ザ・イーグル 1999のご紹介
買取参考価格 | 5700円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | アラン蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アラン島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/46度 |
アラン蒸溜所に欠かせないアイコンを取り上げた「アイコンズ・オブ・アラン」シリーズの第4弾であり、完結編となるアイコンは蒸溜所の背後にそびえる山の中腹に棲む「ゴールデンイーグル(イヌワシ)」であり、アランモルトのすべてのボトルにも刻まれている、正にアランの象徴です。
熟成感やしっかりとした旨みがありながら、良い意味でフレッシュさがあり、クリーンで活気があります。
シリーズのフィナーレを飾るに相応しい完璧に洗練されたシングルモルトです。
アラン アイコンズ・オブ・アラン ザ・イーグル 1999の歴史
似て非なるウイスキーとブランデー
■洋酒でひとくくりのイメージ
日本酒や焼酎といった日本独自のお酒を好む人たちにとって、ウイスキーもブランデーもよく似たものであり、違いが分からないことから洋酒としてひとくくりにしていることも多くあります。
確かに見た目にはどちらも琥珀色をしていますし、それぞれ独自のグラスがあるなど共通点も多く、海外で造られたものであればラベルを見ただけではウイスキーなのかブランデーなのか、はっきりしないことがほとんどです。
そのために洋酒でひとくくりにしてしまうわけですが、実際には両者は似て非なるものであり、違いを知ればその美味しさにも気づけるかもしれません。
■ウイスキーとブランデーの似ているところと違うところ
ウイスキーとブランデーのどちらも、蒸留酒という点では共通しています。
蒸留酒とは原料を酵素で発酵させ、その後、蒸溜して造るお酒のことです。
日本では焼酎が蒸留酒で、発酵したのちすぐに飲む日本酒と比べ、発酵の後で蒸溜という過程を経るところが一番の相違点です。
そもそも蒸留酒はどのように造るかというと、発酵したお酒をさらにぐつぐつ煮るわけです。
煮ている時に出てくる蒸発した気体を集めて冷やし、液体にしたものが蒸留酒となります。
なぜこのような手間暇をかけるかというと、蒸溜することによって味わいとコクが生まれるからです。
ウイスキーは大麦をはじめ、トウモロコシなどの穀物を使って蒸留酒を造り、ブランデーはブドウを使って造ります。
発酵した時点でお酒になっていることを考えると、ウイスキーの元はビール、ブランデーの元はワインと言えるでしょう。
すでにお酒としてどちらも立派に成立しているのに、さらに手を加えて造られるお酒が蒸留酒だと考えると、人は美味しいお酒を飲むために多くの努力をしてきたことが分かります。
それだけ蒸留酒が魅力的なお酒であり、ウイスキーとブランデーの一番の違いは原料にあるということが分かりました。
単純にビールとワインから生まれると考えると、味わいにも差が出てくることが容易に想像できます。
ビールからできたウイスキーはあまり甘みがなく、ワインからできたブランデーにはほのかな甘みが感じられるのも、原料を知れば納得です。
■どちらが先に飲まれたのか
ウイスキーが飲まれ始めたのは、今から700~800年前と言われていますが、それに対してブランデーは7,8世紀頃にはすでにスペインでワインの蒸溜が行われていたことが分かっています。
ワインを蒸溜したものをブランデーと呼ぶようになったのは15世紀に入り、ブランデーの産地として有名になったフランスのアルマーニ地方やコニャック地方で造り出すようになってからですが、そもそもの起源を辿ると、ウイスキーよりもブランデーの方がはるかに早く造られていたことが分かります。
これは、ワインと呼ばれる果実を原料にするお酒が早くから造られていたことによるものは明らかで、果実酒が最初に造られたのは1万5千年前と言われているくらいですから、その歴史の長さが先にブランデーを生み出す素地になったのは確実です。
とはいえ、ウイスキーの元と言えるビールは紀元前8000年には造られていたとことから、こちらの歴史も相当長いと言えます。
ビールとともにウイスキーが生まれていたら、もしかしたらウイスキーの歴史の方が長かったかもしれません。
けれど、そうならなかったのは14世紀にイタリアで造られていたブドウの蒸留酒がアイルランドに伝わり、お酒の蒸溜法が伝えられるにしたがって、アイルランドで獲れる大麦やライ麦からウイスキーが造られたからと考えられます。
アイルランドで造られ始めた頃は、ビールのような濁ったお酒だったと言われていますので、まだまだ蒸溜の技術は未熟だったのかもしれません。
■今では人気のウイスキー
今やウイスキーとブランデーの違いもはっきりし、好みによって選び分けられる時代になり、ウイスキーの方が人気があるといっていいでしょう。
アランウイスキーはまだ歴史の浅いウイスキーメーカーですが、フルーティーでナッティーな香りと、同じくこれらの味わいも感じられることから、ウイスキーとしては珍しいと言えるテイストに仕上がっています。
フルーティーな要素が入っていることで、少しブランデーに似ていると言えるかもしれません。
そんなアランの人気シリーズ「アイコンズ・オブ・アラン」の第4弾は、「アラン アイコンズ・オブ・アラン ザ・イーグル 1999年」で、これで惜しまれつつ終了となりました。
最後のデザインはゴールデンイーグル(イヌワシ)で、アランモルトのボトル全てに印刷されているアランの象徴です。
しっかりとした旨味の中にもフレッシュさが感じられる正統派シングルモルトに仕上がっていて、有終の美を飾るに相応しい逸品です。
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