menu list買取商品 - アランモルト スリーピングウォーリアー
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アランモルト スリーピングウォーリアーの高価買取致します
アランモルト スリーピングウォーリアーのご紹介
買取参考価格 | 8000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | アラン蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アラン島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/54.9度 |
人間が休んでいるような形から「スリーピング・ウォーリアー」と呼ばれる尾根があるアラン島の北端の美しい景観を守るためアラン蒸溜所が立ち上がり、シェリー、バーボンそして赤ワインの空き樽で熟成した2000年ヴィンテージのウイスキーを、蒸溜所マネージャーのジェームズ・マクタガートが丁寧に選び、最高のバランスでヴァッティングしたのが「スリーピングウォーリアー」です。
加水や冷却ろ過は行わず、カスクストレングスの54.9%でボトリングしました。
雑で奥行きのある香りとカスクストレングスによる飲み応えのある味わいとなっています。
アランモルト スリーピングウォーリアーの歴史
日本の蒸留酒の歴史と比べてみると
■日本の蒸留酒といえば
日本のお酒といえば何を置いても日本酒が代表選手ですが、日本酒は米を原料に米麹という麹菌によって発酵させて造ったお酒であることが特徴です。
その点、日本のお酒のもう一つの代表選手である焼酎は、発酵してできたお酒をさらに蒸溜させた蒸留酒で、そのために日本酒よりもはるかにアルコール度数が高いのが特徴です。
焼酎の起源となった蒸留酒は、11世紀頃、当時シャム国と呼ばれていた現在のタイで造られたものが始まりとされています。
中近東や東南アジアで多く造られていた蒸留酒は、14世紀頃に中国を経て現在の沖縄県で、当時は独立王朝であった琉球王国へともたらされました。
その際の蒸留酒のことを、『使琉球録』では南蛮酒と記しており、それまでの琉球にはなかったお酒であったことが分かります。
南蛮酒は中国の蒸留酒ですが、タイから琉球へ贈られたとされていることから、タイと中国、そして琉球の間を南蛮の酒が行き来していたことが想像できます。
さらに『朝鮮王朝実録』には、1404年と1407年の二度にわたり、対馬領主・宗貞茂に対して朝鮮の太宗から焼酎が贈られたという記述がされており、朝鮮半島でも焼酎が造られていたことを考えると、日本は島国だったこともあって、焼酎造りの技法が伝わるのに時間がかかったと言えそうです。
■日本製の焼酎はいつ頃からあったのか
史実に登場する焼酎は、1546年に薩摩を訪れたポルトガルの商人が米で造った蒸留酒を日本人が飲んでいるという記述を残していることから、琉球から薩摩へと伝わったと考えられます。
今では鹿児島といえば芋焼酎が人気ですが、始まりは米だったことを考えると、日本の稲作は全土で行われていたことがよく分かるでしょう。
なぜさつま芋の産地として有名な薩摩で米の焼酎が最初に飲まれていたかというと、鹿児島に伝わったのは1705年に前田利右衛門が持ち帰ってきたのが日本に最初に入ってきたさつま芋とされており、さつま芋の伝わりは意外と遅かったことが分かります。
これは、さつま芋がそもそも中央アメリカを原産とし、ヨーロッパやインド、フィリピンに中国、そして琉球を経てようやく薩摩に達したからです。
意外と遠いところが原産地だったことを知ると、さつま芋で造る芋焼酎でなく、最初は米焼酎だったことも納得できます。
ただ、薩摩では痩せたシラス台地がさつま芋の生産には最適で、良質のさつま芋がたくさん獲れたことにより、高価な米ではなく、安価なさつま芋で焼酎が造られるようになったという、ただ伝来しただけではない理由があったことは明らかです。
■ウイスキーと焼酎
日本に最初にウイスキーが入ってきたのは、かの有名な黒船来航の折りで、将軍への献上品の一つでした。
時1853年ですので、焼酎の方が日本では先に広まった蒸留酒と言えます。
さらに、このペリー来航の際に持ってこられた献上品のウイスキーは日本人の口には合わず、大正時代の終わりまでウイスキーは国内では見向きもされませんでした。
もしかすると、焼酎を好んで飲んでいた人たちの間でも、ウイスキーが同じ蒸留酒というお酒であることも理解されていなかったかもしれません。
そんな焼酎派が圧倒的だった蒸留酒の中で、ウイスキーという蒸溜酒造りに取り掛かり、日本に定着させた功労者が、サントリー創業者の鳥井信治郎とニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝でした。
二人の熱意によって国産ウイスキーが日本で造られ、徐々に根付いていき、現在のブームを巻き起こすまでになったのです。
■焼酎派も試してみたいアランのウイスキー
焼酎派も、サントリーやニッカのおかげでウイスキーという蒸留酒のヴィンテージを知ったのなら、まだ歴史が浅いアランのウイスキーを試してみるのもいいでしょう。
アランモルト スリーピング・ウォーリアーは、アラン島に横になって寝ている人がいるような地形があり、その尾根のことを「スリーピング・ウォーリアー」と呼んでいます。
アラン島にあるアラン蒸溜所で造られた「アランモルト スリーピング・ウォーリアー」は、アランならではのフルーツキャンディのような強い香りと、煮込んだフルーツとダークチェリーの味わいが絶妙です。
アラン島の景色が目に浮かぶラベルも素敵です。
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