menu list買取商品 - アラン クオーターカクス ザ・ボシー バッチ1
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アラン クオーターカクス ザ・ボシー バッチ1の高価買取致します
アラン クオーターカクス ザ・ボシー バッチ1のご紹介
買取参考価格 | 5300円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | アラン蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アラン島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/55.7度 |
「アラン ザ・ボシー」は、アラン蒸溜所初のクォーターカスクです。
ファーストフィルのバーボンバレルで熟成後、小さなクォーターサイズのアメリカンオーク樽で18か月以上追加熟成し、カスクストレングスでボトリングされました。
小樽のため熟成が早く、フルボディに仕上がっています。
色はオールドゴールドで、香りは心を落ち着かせてくれるサンダルウッドと糖蜜、そして、湿ったオークのスパイスと爽やかさのあるレモンピールの中に、ビターなココアがアクセントになっています。
味はパイナップル、グリーンアップルのフルーツとともにピリッと赤唐辛子の辛みが広がり、少し間をおいて芳ばしい焼きたてのブリオッシュ、バニラアイスクリーム、フィニッシュにはトフィーとホワイトペッパーが穏やかに広がります。
アラン クオーターカクス ザ・ボシー バッチ1の歴史
アラン島の歴史の原点を彷彿させるボシーバッチのファーストエディション
■アラン島の歴史をオマージュした限定ウイスキー
アラン クォーターカクス ザ・ボシー バッチ1は2015年9月に数量限定で発売された、加水のないカスクレングスで仕上げられたウイスキーです。
ファーストフィルのバーボンバレルで熟成をした後に、容量125Lというウイスキー樽としては小さいアメリカンオークのクォーターカスクで18か月以上かけて追加熟成させています。
クォーターサイズという小さな樽を用いるため、熟成速度が速く、アルコール度数55.7%とパンチの効いたフルボディに仕上がっています。
香りはドライなオーク香にバニラやドライパイナップル、完熟リンゴのような甘くフルーティーさが楽しめます。
味わいも香りと連動するように最初はかすかなえぐみのある麦芽のような味わいがし、オークフレーバーが強く感じられていくでしょう。
それに続いてバニラアイスクリームのような甘やかさも楽しめます。
■アラン島の歴史を振り返る
アラン蒸溜所があるスコットランドの美しい島、アラン島は18世紀から19世紀にかけて、国の許可を得ていないスマグラー(密造者)による密造ウイスキー造りが盛んでした。
離島であったため見つかりにくかったことと、スコットランド本土に劣らないウイスキー造りに適した環境があったことで、密造酒ながらも品質の高い美味しいウイスキーでじわじわと評判を呼び、フランスなどでも人気を博していました。
密造ウイスキーを造るためのほったて小屋をボシーと呼び、見つからないように渓谷の奥地などに建てられたといいます。
そして、完成したウイスキーを運び出す際には見つからないように棺桶に詰めて葬儀の列にカモフラージュさせて運んだという逸話も残されているほか、小さな樽に詰めて人目につかないように密かに運んだという歴史が残っているのです。
その味わいは「密造酒のブルゴーニュ」と呼ばれるほど美味だったと記録されています。
そこで、アラン蒸溜所ではその昔、密造ウイスキー造りで名を馳せたアラン島をオマージュし、密造酒造りの小屋のボシーを冠したウイスキーをリリースさせました。
小樽で追熟させたのも、密造ウイスキーが小樽に詰められて密かに流通させたといった歴史をイメージさせる粋な計らいと言えるかもしれません。
■アラン蒸溜所とは
アラン蒸溜所はイギリス王室の避暑地としても利用されるほど美しいロイヤルアイランドとも呼ばれるアラン島にあり、クライド湾に面したロックランザに1995年に設立されました。
大変に新しい蒸溜所なわけですが、実はアラン島にはアラン蒸溜所が建設されるまでの160年間、ウイスキー造りが行われていませんでした。
密造酒の取り締まりが厳しくなって、スマグラーとボシーが駆逐され、さらにアラン島で唯一合法であったラッグ蒸溜所も1837年には操業を停止していたからです。
そのアラン島にシーバスブラザーズ(シーグラム)やハウス・オブ・キャンベル(ペルノー)でマネージング・ディレクターを歴任してきたハロルド・カリーが長年の夢であった自分の理想を叶えるウイスキー造りをしたいと蒸溜所を160年ぶりに建設したのです。
除幕式にはなんとエリザベス女王が訪れ、スコットランドやイギリス民の期待や称賛のもとで1995年6月から稼働をスタートさせたのでした。
建設時の蒸溜設備は1対のポットスチルのみで、ウイスキーの完成には長い年月も必要なため、財政難で苦しんだ時期もあります。
ですが、次第に世界に認められるようになって売上も拡大し、2016年末にはもう1対のスチルが導入されて生産量も拡大しています。
2007年には世界的にも有名なアイラ島のボウモア蒸溜所で30年以上もの経験を積んできたジェームズ・マクタガートがマスターディスティラーに就任し、樽熟成の戦略を積極的に行って次々と話題を集める限定ボトルのリリースも行われているのです。
その1つがアラン クォーターカクス ザ・ボシー バッチで、2015年のバッチ1を皮切りに、毎年1つずつバッチがリリースされています。
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