menu list買取商品 - アラン クオーターカクス ザ・ボシー バッチ3
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
アラン クオーターカクス ザ・ボシー バッチ3の高価買取致します
アラン クオーターカクス ザ・ボシー バッチ3のご紹介
買取参考価格 | 5000円前後
生産国 | イギリス |
---|---|
生産者名 | アラン蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アラン島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/53.2度 |
「アラン ザ・ボシー」は、年に1回のみの限定商品で、バッチ3は13,800本が販売されました。
ファーストフィルのバーボンバレルで熟成後、小さなクォーターサイズ(約125L)のアメリカンオーク樽で18か月以上追加熟成し、カスクストレングスでボトリングされています。
小樽のため熟成が早く、フルボディに仕上がっています。リッチゴールドカラーに、香りはアランの特徴であるシトラスに始まり、シナモンとバニラの甘やかなスパイスが期待を膨らませます。
味はデザートのようにパイナップル、リンゴのタルト、トーストしたブリオッシュが舌を包み込み、シトラス、スパイス、フローラルな余韻へと続いていきます。
アラン クオーターカクス ザ・ボシー バッチ3の歴史
高品質な密造酒造りで有名だったアラン島をイメージさせるボシー
■年に一度のリリースの3回目
アラン クォーターカクス ザ・ボシー バッチ3はウイスキーの本場であるスコットランドの新進気鋭の蒸溜所として注目を集めている、アラン蒸溜所から年に1回のみ限定リリースされるウイスキーで、2017年ボトリングの3回目のリリースとなります。
世界で13,800本のみの販売となる希少なボトルです。
ファーストフィルのバーボンバレルで熟成をした後、クォーターサイズの小さなアメリカンオーク樽で18か月以上追加熟成されています。
小樽のため熟成スピードも速く、加水を施さないカスクストレングスで仕上げているため、アルコール度数も53.2%と強めのフルボディに仕上がっています。
色はリッチゴールドでグラスに入れると美しく輝くのも魅力かもしれません。
香りはアラン蒸溜所の特徴ともいわれているシトラスにはじまり、バーボンバレル熟成ならではのシナモンやバニラの甘やかなスパイス感も立ち上がります。
味はパイナップルのような甘酸っぱさに続いて、リンゴのタルトのような甘く濃厚なバター感、こんがりと焼いた香ばしい甘やかなブリオッシュのような風味が口いっぱいに広がります。
余韻はシトラス、スパイス、フローラルと長く華やかに続いていくことでしょう。
■ボシーとは
アラン クォーターカクス ザ・ボシー バッチ3の名称になっているボシーとは、18世紀から19世紀頃に行われていた密造酒造りのための小さな小屋を指しています。
見つからないように小さな小屋でこっそりと蒸溜を行い、市中に出回らせるための輸送には見つからないように小さな樽を利用したといわれています。
実はアラン蒸溜所があるアラン島は密造酒造りで有名だった歴史があるのです。
国や政府に隠れて行うはずの密造酒造りなのに、アラン島が名を馳せてしまった理由は密造酒なのに高品質で美味しいウイスキーを造っていたためです。
時の著名人をして世界最高品質の高級ワインを蒸溜しているブルゴーニュになぞらえ、「アラン島は密造ウイスキー界のブルゴーニュ」といわしめるほどでした。
■アラン島に160年ぶりにできた蒸溜所
もっとも、密造酒造りの歴史は国や政府の規制強化とともに終焉を迎えます。
それどころか、アラン島で唯一、国の許可をとってウイスキーを醸造していたラッグ蒸溜所も1837年に閉鎖されてしまいます。
アラン島はウイスキー造りに優れた気候や環境を備えていたにもかかわらず、蒸溜所が消滅し、その後はスコットランド本土ばかりに蒸溜所が開設されていったのです。
そんなアラン島に1995年、ウイスキー造りの伝統が途絶えてから160年の時を経て開設されたのがアラン蒸溜所でした。
アラン島唯一の蒸溜所でとして注目を集め、開設の除幕式にはなんとイギリス王室よりエリザベス女王が訪れたというほどの期待が広がりました。
極小の2対4基の蒸溜器でゆっくり蒸溜を行っているため、生産量が限られるので販売本数も少なく、新しいボトルがリリースされるとすぐに完売するほどの世界のウイスキーファンに人気を得ています。
アラン蒸溜所を開設したのは世界的な酒造メーカーでマネージング・ディレクターを歴任してきたハロルド・カリーという人物で、友人でもあったグラスゴーの建築家デビッド・ハッチソンとともに蒸溜所を開設する場所をリサーチし、かつて密造ウイスキー造りで名を馳せた歴史を持つアラン島を選んだのです。
アラン クォーターカクス ザ・ボシー バッチはアラン島を選んだ背景やその歴史に敬意を払い、歴史を知る人たちへ贈るオマージュ的な特別のウイスキーと言えるかもしれません。
■アラン蒸溜所の今後
創業者であるハロルド・カリー2016年3月に91歳で逝去していますが、アラン蒸溜所は2015年に過去最高益となる625万ポンドの売上を記録し、2016年後半には新しく2基のポットスチルが増設される計画も出されました。
さらにアラン島で年間150万Lの原酒製造を目指し、第2の蒸溜所を建設する計画も立てられており、許可が下りれば、アラン島におけるウイスキー造りの新たな1ページが始まると期待されています。
- 買取商品検索