menu list買取商品 - アラン プレミアムカスクコレクション シェリーバット 1998
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アラン プレミアムカスクコレクション シェリーバット 1998の高価買取致します
アラン プレミアムカスクコレクション シェリーバット 1998のご紹介
買取参考価格 | 13000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | アラン蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アラン島 |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/54.2度 |
「プレミアムカスクコレクション」は、アラン蒸溜所マネージャーのジェームズ・マクタガートが、オールドヴィンテージの中で蒸溜所の個性がしっかり表され、オークとの完璧なハーモニーを奏でている特出したウイスキーをボトリングしたシリーズです。
17年熟成で、色はアンバー。
香りはホームメイドトフィー・メープルシロップ・ピーナッツクリームを塗った焼きたてのワッフル・マスカット・コーヒー、石倉にワイルドハーブと海。
口に含むとピリッとした塩とホワイトペッパーで始まり、バタースコッチ・りんごの蜜・洋ナシ・リコリスキャンディ・オレンジの皮・フルーツオイルで、再度、塩とスパイスがあと味に現れます。
シェリーの影響が強すぎず、アランの個性である洋ナシやホワイトペッパー、海をしっかりと残したカスクで、何杯もおかわりしたくなる切れのよい味わいです。
アラン プレミアムカスクコレクション シェリーバット 1998の歴史
日本のウイスキーを語るのに欠かせない人物
■日本人とウイスキーとの出会い
今でこそ、国産ウイスキーがあるのは当たり前ですし、選ぶなら国産と決めている人も多いでしょう。
近年、ハイボールブームによってウイスキーへの注目を集めるきっかけを作ったのは、かつて「ウイスキーがお好きでしょ」のフレーズでウイスキーの魅力を伝えたサントリーだったことは、ハイボール好きなら誰もが知っているといっても過言ではありません。
今や、様々な分野で世界が驚く高品質の品を作り出してきた日本に、上質の国産ウイスキーがない方がおかしいと考える人がほとんどで、それはウイスキーの5大名産地として日本が入っていることからも明らかです。
しかしながら、元々はスコットランドで飲まれていたお酒、日本酒とは作り方も違えば気候や条件も異なります。
日本酒こそが酒だと思っていた日本人にとって、西洋のウイスキーは決して飲みやすくはなかったはずです。
その証拠に、ペリーが浦賀沖に来航した江戸時代にウイスキーを持参して将軍に献上していますが、その酒について「美味である」といった記述は一切残っていません。
日本酒に比べてアルコール度数が異常に高く、どうやって飲めば美味しいのか分からないウイスキーは、異人が飲む得体の知れない酒と映った可能性すらあります。
■国産ウイスキーを確立させた二人の人物
日本が造り出す上質な国産ウイスキーを語る上で、重要な人物が二人存在します。
サントリー創業者の鳥井信治郎と、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝です。
竹鶴政孝に関しては、NHKの朝ドラ「マッサン」でその人生が妻エリー(実際の妻の名はリタ)の視点から描かれ、多くの反響が寄せられたことは記憶に新しいところです。
このドラマの放送によってニッカウヰスキーの売上が飛躍的に伸びたという話もあったことから、ドラマの影響というのはすごいと感じさせられます。
ウイスキーづくりに関して、二人の内どちらが先んじていたかというと、サントリーの鳥井信治郎でした。
そこで、鳥井信治郎が燃やし続けたウイスキーへの思いを探ってみることにします。
■鳥井信治郎の挑戦
年配の人の中には、サントリーといえばワインというイメージを持っている人が多くいます。
それというのも、元々鳥井信治郎は葡萄酒の輸入販売を、日本で最初に手掛けた人物だからです。
ただ、海外から輸入した葡萄酒は酸味が強く、日本人の口にはなかなか合わなかったことから、日本人の口に合う甘口のワインの製造に乗り出して成功したという点で、むしろ国産ワインの生みの親と言えます。
そんな鳥井信治郎は両替商を営む父と母のもとに生まれましたが、父を早く亡くしたために数え年14歳で丁稚奉公に出ます。
この奉公先が明治に入ってから葡萄酒やブランデー、ウイスキーなどを輸入、販売していたこともあって、ここで洋酒の知識を仕入れたと言われています。
ワインの知識を仕入れた鳥井信治郎は、奉公先を出て「鳥井商店」を開業、その後「寿屋洋酒店」と名前を変え、赤玉ポートワインを大ヒットさせたのち、ウイスキー事業に乗り出します。
その際、役員全員から、赤玉ポートワインの販売に専念すべきだと猛反対を受けました。
日本でスコットランドの品質のウイスキーを造ることなど不可能というのがその理由です。
けれど、鳥井信治郎は諦めませんでした。
彼の信念は「やってみなはれ」だったからです。
山崎というスコットランドに似た地を探し当て、試行錯誤の末、初の国産ウイスキーづくりに成功します。
反対されればされるほど、意欲を燃やす鳥井信治郎の性格が、国産ウイスキーづくりという偉業を成し遂げさせたと言えるでしょう。
■鳥井信治郎の愛したスコッチウイスキー
鳥井信治郎はスコットランドへ行き、スコッチウイスキーの権威からその製造方法を教わっています。
鳥井信治郎にとってスコッチウイスキーは、美味しくて魅力あるお酒だと感じられたのでしょう。
そんなスコッチウイスキーの中でも創業20年ちょっとという新しい蒸溜所が、アラン島にあるアラン蒸溜所です。
そんなアランの「アラン プレミアムカスクコレクション シェリーバット 1998年」は、蒸溜所マネージャーのジェームズ・マクタガートによって、アラン蒸溜所の個性をよく表した香りと味わいが楽しめて、何杯もおかわりしたくなる逸品に仕上げたスコッチウイスキーです。
鳥井信治郎ならどう評価しただろう、そんなことを考えながら飲むのも楽しいかもしれません。
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