menu list買取商品 - アランモルト 2005 プライベートカスク ピーテッド 10年
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アランモルト 2005 プライベートカスク ピーテッド 10年の高価買取致します
アランモルト 2005 プライベートカスク ピーテッド 10年のご紹介
買取参考価格 | 10000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | アラン蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | アラン島 |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 700ml/59.3度 |
「アラン ピーテッド2005」は、フェノール値20ppmのピーテッド麦芽を使用し、バーボンバレルで10年熟成したピーテッドタイプのアランモルトで、シングルカスク、カスクストレングスでボトリングされました。
香りはピートスモーク、蜂蜜、バニラ、レモンピール、ショートブレッド、そしてオークスパイスを伴ったトフィーがゆっくりと広がります。
味わいは脂の乗ったスモークサーモンを思わせるオイリーさが舌の上をコーティングし、バニラやレモンキャンディのような甘みと、ジューシーなパイナップルのフルーティーさの中にホワイトペッパーがアクセントとなっています。
フィニッシュには塩味の効いた上品な蜂蜜の甘さが長く続きます。
記念すべき初リリースとなる10年熟成のシングルカスクピーテッドタイプのアランは、229本限定で販売された一期一会のボトリングです。
アランモルト 2005 プライベートカスク ピーテッド 10年の歴史
アラン蒸溜所10周年の年に発売された珍しいビーテッド
■アラン蒸溜所の貴重なビーテッドタイプ
アランモルト2005 プライベートカスク ピーテッド 10年はノンビートのシングルモルト製造をメインとしているアラン蒸溜所では珍しいビーテッドタイプです。
フェノール値20ppmのピーテッド麦芽を用いて2005年に蒸溜された原酒をバーボンバレルで10年かけて熟成させたシングルカスクです。
加水しないカスクストレングスでボトリングされ、日本では2016年5月に発売開始されました。
カラーは美しい琥珀色で、ピートスモークの香りを筆頭に、蜂蜜やバニラ、レモンピールのような甘酸っぱい香りが漂い、その後、ショートブレッドやオークスパイスをアクセントにしたトフィーのような香ばしい香りも楽しむことができます。
口に含むと脂の乗ったスモークサーモンをイメージさせるオイリーさが舌をコーティングし、まったりとした味わいが楽しめることでしょう。
続いてバニラやリンゴジャムのような甘さと、レモンキャンデや、ジューシーなパイナップルのような甘酸っぱさ、そして、ホワイトペッパーのようなスパイシーなアクセントが漂ってくるのです。
フィニッシュにはほんのりと潮風が香る塩味の中にも蜂蜜のような甘さが広がっていきます。
■アラン蒸溜所のこだわり
かつては50もの蒸溜所があったといわれるスコットランドの美しい島であるアラン島では、1837年に当時の最後の蒸溜所が閉鎖されて以来、ウイスキー造りが途絶えていました。
そんなアラン島の魅力を再発見し、ウイスキー造りに適した良質な水と気候を求めて160年ぶりにアラン島に蒸溜所を建設したのがハロルド・カリー氏です。
彼は酒造メーカーとして有名なシーバスブラザーズ社で社長まで勤め上げた人物で、定年後の第二の人生として自分の蒸溜所を持ち、自らの理想とするウイスキーを造りたいと独立資本で操業をスタートさせました。
1995年6月から稼働をスタートさせたアラン蒸溜所では、ピートを一切焚かない麦芽を用いたシングルモルトにこだわってきました。
ノンピートの大麦麦芽を使った原酒は、わずか2基の極小の蒸溜器でじっくりと品質にこだわり抜いて製造されています。
麦芽本来の自然な甘さと香ばしさが楽しめると、瞬く間に世界のウイスキー愛好家を魅了し、アラン島特有の潮風のスパイスが効いたアランシングルモルトは国際的なウイスキーの品評会であるIWSCでも数々の賞を受けてきました。
もっとも、2004年からは年間生産量の数パーセントにあたるわずかな量のみですが、ピーティータイプも蒸溜するようになっています。
そして、アラン蒸溜所の創設から10年の節目ともなる2005年に蒸溜され、10年の熟成期間を経て発売されたのがアランモルト2005 プライベートカスク ピーテッド 10年なのです。
■その後のアラン蒸溜所
ノンビートのシングルモルトで人気を博してきたアラン蒸溜所ですが、アランモルト2005 プライベートカスク ピーテッド 10年の原酒となるビーテッドモルトが蒸溜された後、2008年からはピーテッドモルトを蒸溜するペースを上げています。
ピートレベルも20ppmまで高められ、スモーキーさもアップされています。
また、2011年からは50ppmのスピリッツも造り始めましたが、まだ全生産量の15%ほどにとどまっています。
2019年からはアラン島に二番目となる蒸溜所をラッグに建設予定となっており、スピリッツ製造の役割を担わせる計画が立てられています。
第一の蒸溜所があるロックランザでは50ppmの生産は終了しますが、引き続き20ppmのスピリッツが生産される予定です。
こうした樽に関する戦略やスピリッツの詰め替えなどを実施しているのが、2007年に名だたるボウモア蒸溜所の所長から移籍してきたジェームズ・マクタガートであり、現在のアラン蒸溜所のマスターディスティラーです。
もっとも、新しい戦略を実現できるのは、自分が必要だと考えた投資に惜しみなくサポートしてくれるアラン蒸溜所の経営陣あってこそと彼は語っています。
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