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波照間島を代表する幻の泡盛

■波照間島だけの販売に限られていた泡盛
「琉球泡盛 泡波 30度 １升瓶 1800ml」は、日本最南端の酒造所である波照間酒造所(はてるましゅぞうじょ)にて製造・販売されている泡盛です。
この商品は泡盛の中でも一般酒に分類されているもので、1800ml入りの１升瓶サイズとなっています。
泡盛には一般酒と古酒がありますが、波照間酒造所が製造する泡盛の中には古酒はなく、全ての商品が一般酒であるのが特徴です。
波照間酒造所では「琉球泡盛 泡波 30度 １升瓶 1800ml」の仕込みを行う際に使用する水に、やや塩気を含んだ波照間島の地下水を使っています。
島の気候風土に合わせて造られた泡盛は、甘くまろやかな香りが漂い、口当たりの滑らかな飲み口に仕上がっており、飲むほどに深い味わいが楽しめます。
もともと「琉球泡盛 泡波」は地元・波照間島の人たちのためのお酒として、波照間島だけに限られて販売されていた商品です。
人気商品「泡波」を造る波照間酒造所は、伝統的な手法で手造りを続けているため、多くの商品を生産することが出来ません。
泡盛の中でも人気の高い古酒を製造していないのは、古酒独特の3年以上寝かしておく工程がないためです。
「琉球泡盛 泡波 30度 １升瓶 1800ml」は伝統ある製法を守りながら、少人数で製造していることにより、製造量が少なくなかなか市場に出回らないのが現状となっています。
そのため、波照間島以外の地域では入手することが非常に難しく、それゆえ「幻の泡盛」と呼ばれているのです。

■泡盛ファンにおすすめの1本
上質の泡盛を造るためには、原料の質が良いものであることは言うまでもありません。
「琉球泡盛 泡波 30度 １升瓶 1800ml」の原料として必要な黒麹には「若麹」を、酵母には「泡盛101酵母」が使われています。
そして、もう一つ泡盛造りに欠かせないのが水ですが、「琉球泡盛 泡波 30度 １升瓶 1800ml」の仕込みに使われている水には大きな特徴があります。
それは、「泡波」を醸造する際に使われる波照間の地下水は、微妙に塩分を含んでいるということなのです。
ところがその地下水に含まれている塩分が、飲んだときのソフトな香りと甘さを感じるまろやかさとなり、深い味わいを醸し出してくれます。
水割りにすると「琉球泡盛 泡波 30度 １升瓶 1800ml」の香りと味がより一層引き立ちますので、波照間酒造所ではおすすめの飲み方として「水割り」だけを挙げているほどです。
以前は麹を焼きすぎて麹の味が残り過ぎてしまい、クセの強い飲みづらいものだったのですが、今は「飲みやすさ」を最も重視して製造を行っています。
しかしながら飲みやすさを第一としながらも、波照間酒造所では「泡盛ファン」にこそ、ぜひ飲んで欲しいおすすめの1本であると自負している商品です。

■「幻の泡盛」と呼ばれる理由
お酒の中には必ずと言っていい程、「幻の銘酒」や「幻の逸品」と呼ばれるものが存在します。
日本酒はもちろん焼酎にもあり、中でも芋焼酎には「3M(スリーエム)」と呼ばれて他の商品と別格扱いになっているものまであります。
泡盛の中にも「伝説の泡盛」や「絶品の泡盛」と呼ばれているものがあり、それらに共通している理由として生産量が限られていることが挙げられます。
生産量が少なく味わいも絶品となれば、求める人が増えて必然的に価格は上がり、いわゆる「プレミア価格」と言われる高値になってしまうのです。
「琉球泡盛 泡波」は、もともと波照間島に住んでいる人向けに生産された商品ですから、数量としてはかなり限定されていると言えるでしょう。
製造元の波照間酒造所は大変小さな酒造所で、現在は家族4人で「琉球泡盛 泡波」を全て手造りで造っています。
波照間島以外の地域から販売の依頼が殺到しても、造り出せる数は現在の生産量が限界であるため、波照間島以外ではプレミア価格となってしまうのです。
それゆえ「幻の泡盛」と呼ばれているのですが、波照間酒造所では島での消費を第一とし、「島の酒」であろうとしているので、入手の困難さはこれからも変わらないでしょう。