menu list買取商品 - バカルディ ブラック
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バカルディ ブラックの高価買取致します
バカルディ ブラックのご紹介
買取参考価格 | 1100円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | バカルディ社/プエルトリコ蒸留所 |
地方 | バミューダ諸島 |
地区 | ハミルトン |
分類 | ラム酒 |
タイプ | 750ml/40度 |
カクテルベースとしてなくてはならない存在の「バカルディ」は、世界中のバーテンダーに愛用されるスピリッツとして有名なラムの代名詞です。
「バカルディ ブラック」は、連続式蒸留機を用いて蒸留した原酒をチャコールフィルターでろ過した後、オーク樽で4年以上にわたり長期熟成された逸品です。
ミディアムボディで時間をかけた熟成から生まれるコクのあるダークな味わいは、「ピニャコラーダ」に代表されるトロピカルカクテルをより味わい深いものに仕上げてくれる必須の1本です。
バカルディ ブラックの歴史
■創業150年のアーカイブ
2012年に、創業150年を祝うイベントの一つとして、世界的に有名なラム酒のバカルディ社の記録が公開されました。
バカルディ・アーカイブが保管してきたのは一族やブランドに関する貴重な文書や歴史的資産で、今までに150以上の国際市場を開拓し、500近い賞やメダルを授与された輝かしい歴史が記されています。
ただそこには、キューバ革命を代表とする逆境や、それを乗り越えて来た苦難の歴史もあります。
一度キューバにあった資産は革命軍によって没収されていますから、資料を集め直すのも大変な苦労だったでしょう。
それでも10年以上の考証を経て、バカルディ・アーカイブは社史の復元を成し遂げました。
エピソードは創業者のドン・ファクンド・バカルディ・マッソ氏から始まります。
■粗悪なラム酒から雑味を取り除く技術の開発
創業者のファクンド氏が取り組んだのは、当時キューバにあった粗悪なラム酒の洗練です。
1830年に家族とともにスペインからキューバに移住して来たファクンド氏は、32年後にバカルディ社を創立することになります。
当時現地にあったラム酒は味が荒く、現地の人もあまり飲まないお酒でした。
ファクンド氏は、上質のサトウキビ糖蜜を使用することと、発酵においてイースト菌を分離する技術の先駆者となりました。
味を損ねる風味や芳香を取り除き、口当たりを良くするためにラムをチャコール濾過し、熟成させて現在のラム酒を作り上げることに成功しました。
ライトボディで口当たりがよく、あらゆるカクテルのベースにピッタリなラム酒を生み出したのは、まさにファクンド氏の功績です。
そこから150年、変わらぬ情熱と卓越性を持って、バカルディは質の高いラム酒を作り続けています。
■初期のバット・デバイスにも歴史あり
ファクンド氏は当時、字が読めない人がたくさんいる中で、どうやったら自社のラム酒を覚えてもらえるか思案していました。
そこで何か目立つマークが必要だと思いつくのですが、そこで活躍したのが妻のアマリア夫人です。
夫人は1862年、サンティアゴデクーバに作った最初の蒸留所を初めて訪れた時、垂木にコウモリの一群が住み着いていることを発見しました。
不思議なことに、もう絶滅はしていましたが、キューバの先住民も、二人の故郷であるスペインのシッチェスでも、コウモリは家族の団結や健康、幸運の象徴とみなされていました。
そこでファクンド氏はコウモリを商品のシンボルに採用し、現在に至るバカルディのバット・デバイスが生まれることになったのです。
今でも世界中で、バカルディのコウモリを見る度に多くの人が一目で認識します。
こうした認知度の高いロゴを生み出すきっかけになったのは、蒸留所の垂木にいたコウモリの家族だったわけです。
■栄光と災難を乗り越えたブランド
バカルディはその優れた味わいや高い品質、そして革新的な醸造技術が世界で高く評価されるラム酒です。
権威あるメダルも数多く受賞していますが、ファクンド氏の出身であるスペインの国王アルフォンソ13世の母である大公女マリア・クリスティーナ王妃は、1888年にバカルディをスペイン王室御用達に指名しています。
バカルディはその歴史の中で500近い賞を受けていますが、ラムを洗練する技術が当時どれほど難しいものだったか想像に難くありません。
初代から連綿とつながるバカルディの輝かしい歴史は数多くありますが、同時にキューバ革命という大きな災難も忘れることはできません。
1960年10月14日は、バカルディが社の資産が不法にも賠償なしで接収された最悪の日です。
新政府はバカルディの醸造所を押さえて国有とし、そこでラム酒を製造することで国外から利益を得ようと画策しました。
でもその計画は失敗に終わり、バカルディはメキシコとプエルトリコで運営していた醸造所などでブランド力を再結集し、更にグローバルな市場に向けて事業を拡大することになります。
同じ工場で同じ原料でラム酒を作っても、バカルディはバカルディ以外の者には作れない、歴史がそれを証明したと言えるでしょう。
■ダークで深いバカルディ ブラック
バカルディ ブラックは、連続式蒸留機で原酒蒸留し、チャコールフィルターでろ過した後にオーク樽で4年以上も長期熟成させたラム酒です。
見るからにダークな色を湛える逸品ですが、時間をかけて熟成されたラムは、まさにバカルディの長い歴史の悲喜こもごもを内包するかのような深い味わいです。
トロピカルカクテルのベースに使われることも多いですが、時にはそのまま深い余韻を楽しむのも魅力でしょう。
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