menu list買取商品 - バルブレア 12年
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バルブレア 12年の高価買取致します
バルブレア 12年のご紹介
買取参考価格 | 1000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | バルブレア蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | ハイランド地区ロス州エダートン村 |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 700ml/46度 |
1790年創業のスコットランドで最も長い歴史を誇る蒸溜所の一つであるバルブレア蒸溜所は、熟れたリンゴのような果実の風味と強めのピート、そしてピリッとしたスパイスのニュアンスが特徴的なシングルモルト・スコッチウイスキーをつくっています。
アメリカンオークのバーボン樽とダブルファイアードアメリカンオーク樽で12年間熟成させたシングルモルト「バルブレア 12年(BALBLAIR 12 YEAR OLD)」は、クリーミーなバニラや青りんごのフルーツ感溢れる香りと、やや個性的なスパイスとドライピールのような味わいが印象的。
日本では、定価6,800円で現行販売されています。
バルブレア 12年の歴史
スコットランドで最も長い歴史を誇る蒸留所のひとつバルブレア
■ハイランドで2番目に古い蒸留所のシングルモルト
1749年頃にはすでにウイスキーがつくられていたという記録が残されているほど、広大な土地と豊かな自然に恵まれたスコットランド北部に位置するハイランド地方では古くからスコッチ・ウイスキーの製造が盛んに行われていました。
有名な蒸留所が点在するこの地で、18世紀から操業を続けている蒸留所があります。
それが、1790年に創業した「バルブレア蒸溜所」です。
ハイランド地方の中で2番目に古く設立されたバルブレアは今も現存する数少ない蒸溜所のひとつであり、シングルモルトファンの間で根強い人気を誇る老舗でもあります。
かつてのバルブレアは、バランタインの原酒などをメインにしていたためオフィシャルボトルは入手困難とされていましたが、2019年にラインナップが一新されてからも、古くから受け継いだ一貫した製法で「バルブレア 12年」「バルブレア 15年」「バルブレア 18年」「バルブレア 25年」を現行品としてリリースしており、1990年代以降は日本にも正規輸入されるようになったことで人気を得るようになりました。
■バルブレア12年の製法と味わいの特徴
たった8人のチームで運営されているバルブレアのウイスキーづくりは、ポットスチルが2基と小規模生産であるにも関わらずラベル張りなど細部に至るまで作り手たちによって行われており、「ウイスキーづくり工程ではなく、工芸でなくてはいけない」という考えのもと惜しみない愛情と徹底したこだわりを注いで他のウイスキーとは違う特別な1本を生み出しています。
バルブレア12年は、バーボンカスクと木樽の内側を2回焼いたダブルファイヤードのアメリカンオークカスクを組み合わせて熟成し、ノンカラーリング、ノンチルフィルターでボトリングされました。
ナチュラルに仕上がったカラーは光沢のあるゴールドで、繊細な華やかさを演出しています。
香りはバーボン樽に由来するクリーミーなバニラや甘酸っぱい青りんごが層をなし、エレガントかつ爽やかなレモンピールの芳香が感じられます。
力強い味わいが特長で、強烈なハチミツの甘さに包まれたスパイスやドライオレンジのほのかな苦みの絶妙なバランス。
フィニッシュは甘く漂うなめらかなバニラやレザーの官能的な香りが余韻となって長く続き、ウイスキー本来の味わいを存分に楽しむことができます。
華やかな香りと滑らかでコクのあるクリーミーな甘さを味わいたいならロックで飲むのがおすすめ。
氷が解けるとバーボン樽に由来するビターが強く主張し、風味の変化を愉しむことができます。
■映画のロケ地にもなった情緒のある蒸溜所
2013年に日本で公開された映画「天使の分け前(The Angels' Share)」を知っていますか?
一貫して英国の労働者階級や移民たちの日常をリアルに描くことで定評を得ている社会派映画監督、名匠ケン・ローチによって制作されたヒューマン・コメディです。
イギリスの荒れた田舎町でケンカの絶えない人生を送る青年ロビーが出会ったウイスキー愛飲家ハリーの影響でスコッチの奥深さに魅了されていき、自らのテイスティングの才能に目覚めて更生していく姿をコメディタッチで描いたこちらの映画は、第65回カンヌ映画祭のコンペティション部門で上映され、審査員賞を受賞しています。
スコッチウイスキーをテーマに描いた作品は、スコットランドの最大都市グラスコーと首都エディンバラを中心に撮影が行われましたが、クライマックスで幻のシングルモルト「モルトミル」のカスクをオークションにかけるシーンでロケ地に選ばれたのが8棟の貯蔵庫を持つバルブレア蒸留所です。
テイスティングするシーンでは、実際に蒸留所でウイスキー造りに携わるスタッフ2名も出演しました。
スコットランド最古のウイスキーづくりを継承するバルブレア蒸留所の佇まいは、まさに伝統的なスコッチウイスキーの蒸溜所の眺めそのもの。
北ハイランド地方ロス州エダートン村のはずれ、ドーノッホ湾の南岸を見下ろす高台にある蒸溜所の景観は、「平らな土地にある集落」を意味するバルブレアの語源のように目を見張るような風景の中にそびえているのです。
1790年から230年以上にもおよぶ歳月を歩み、スコットランド最古のウイスキーづくりを現代に継承する蒸留所の存在は作品に多大な説得力をもたらしたことでしょう。
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