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■クリスマス時期が待ち遠しくなる限定品
バランタイン クリスマスリザーブ ２０１６はバランタインからのクリスマスプレゼントとして、クリスマスシーズン限定で毎年販売されている特別ボトルの２０１６年バージョンです。
クリスマスを1ヵ月前に控えた2016年11月22日（火）から日本にて数量限定で発売されました。
毎年の発売を楽しみにされている方も多く、クリスマスパーティーへの持ち寄りや、自分へのクリスマスプレゼントや大切な方への冬の贈り物にされる方も多く、直ぐに売り切れてしまいます。
クリスマス限定仕様の雪の結晶を描いたお洒落なボトルと、ギフトにも最適な雪の結晶を繰り抜いてデザインした美しい化粧箱ながら、希望小売価格が3,000円と手ごろなことからも、クリスマスを待つまでもなく、わずか1ヶ月の限定販売ながら瞬く間に完売必至の人気ボトルとなっています。
190年あまり続いているバランタインの歴史の中で、現在で5代目となるマスターブレンダーのサンディー・ヒスロップが雪と結晶、聖夜をイメージして原酒から厳選して特別にブレンドされたウイスキーが詰め込まれています。
代々受け継がれてきた伝統の技とレシピによる絶妙なバランスをもつバランタインが、クリスマス特別バージョンとして聖夜の夜の温かな雰囲気をイメージさせる、干し葡萄や林檎の芳醇な香りが表現されています。

■ブレンデッドスコッチ最高峰を生み出す匠の技
バランタインの創業者であるジョージ・バランタインは貧しい家庭に生まれ、13歳で丁稚奉公に出ますが、その勤勉な働きぶりと商人としての才覚を表し、19歳の若さで自分の店として食料品店を開業します。
ウイスキーの取り扱いが順調でウイスキー商としての地位も築き上げた頃、友人でもある製造業者が造ったウイスキーに未来の光を見出します。
当時はまだ珍しかったブレンデッドウイスキーの可能性に魅了され、自らブレンデング技術を学んで、独自のウイスキー造りへと没頭していったのです。
これは1850年代のことと言われており、ジョージ・バランタインによって造られたレシピは、1937年に発表され、現在ではスコッチの最高峰として世界で愛されているバランタイン17年の基礎となりました。
2代目マスターブレンダーのジョージ・ロバートソンは経営者の1人であり、ビジネスの好機を見出すことに上手く、今こそ年代物の究極のブレンテッドウイスキーを作る好機だと発案し、研究を始めます。
卓越したウイスキーの鑑定家でもあった彼はブレンド技術も磨き、究極のスコッチには17年以上の熟成年数が最適であるという結論に達し、現代においてスコッチの最高峰とも称されるバランタイン17年を誕生させたのです。
3代目のジャック・ガウディーは1944年という戦時中に、雑用係としてウイスキー業界に入りましたが、戦後の転換期である1950年には2代目のもとでブレンダーの修業を始めます。
彼にはモルトのわずかな変化も見逃さない嗅覚があり、ブレンダーとして45年に渡りウイスキー造りへの情熱を注ぎました。
4代目のロバート･ヒックスはスコットランドに数ある蒸溜所のあらゆるモルトウイスキーに精通しており、4,000酒類もの香りをかぎ分けるという香りの達人でした。

■現在のマスターブレンダーの発想とチャレンジ
2006年に5位代目マスターブレンダーに就任したサンディー・ヒスロップは伝統のレシピと技術を誠実に受け継ぎながらも、世界のウイスキーファンを楽しませることをモットーに新たなチャレンジや新たな発想の商品開発にも取り組んでいます。
日本でクリスマスシーズンにバランタイン クリスマスリザーブを発売するのも彼らしい発想で、クリスマスを心待ちにする方のために年に一度のプレゼントとして、いつものバランタインらしさを味わいながらも、いつもとは違う香味が楽しめます。
現在では日本でも子供の頃からクリスマスのお祝いをしてきた家庭が多いですが、バランタイン クリスマスリザーブ ２０１６の香りはワクワクしたクリスマスの食卓や華やぎを思い起こさせるようなスイーツのような甘い香りが漂ってきます。