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■ハードファイヤードとは
バランタイン ハードファイヤードはバランタインの190年の歴史の中でも、革新的な製法で生み出された新たなタイプのウイスキーとして注目されています。
ハードファイヤーリング製法が用いられており、一般的な製法とは異なり、樽の内側が乾燥しきる前のアルコール分が残った状態でチャーと呼ばれる樽の内側を火で焦がす作業を施しています。
この際に激しい炎が生まれ、樽の内側を焦がした状態でフィニッシュさせることで、かすかなスモーキーサーの中に豊かでバニラのような甘さが生み出されるのです。
焼き立てのプリンのような幸せを感じる芳香が漂い、男性らしいイメージを持つバランタインのスコッチのイメージを覆すこれまでにないブレンデッドスコッチが生み出されました。
色合いは黄金のような明るい琥珀色をしており、グラスに注いだ際の華やかさも魅力です。
香りは芳醇なバニラやバタースコッチのような甘さと洋ナシのようなフルーティーさに加えて、かすかなスモーキーさも楽しめます。
味わいは蜂蜜や赤リンゴを思わせる甘みとほのかな酸味が感じられ、スムースかつクリーミーです。
フィニッシュもバニラのような甘さに包まれながら、長い余韻が楽しめ、食後の優雅なデザートタイムや寝る前のリラックスタイムにもおすすめです。

■バランタインが日本に広まった歴史
バランタインは1800年代初頭にルーツを持つ、190年余りの歴史をもつスコッチのブランドです。
イギリスを中心に多くの愛飲者を持ち、人気を博するブランドですが、洋酒自体にあまりなじみがなかった日本では、ほとんど知られてしませんでした。
そのキッカケとなったのが経済のグローバル化が少しずつ始まった影響と、エリザベス女王が戴冠式です。
1950年代初頭に海外出張のお土産として、日本人ビジネスマンが、バランタインの中でも秀逸とされる17年を持ち帰り、今でいう口コミを通じてその評判が知られ始めていました。
そして、1952年にバランタイン17年が東京へと初出荷されることになります。
そのタイミングで向けて1953年にエリザベス女王の戴冠式が行われ、日本でも大々的に報じられました。
これによって日本では一大イギリスブームに沸き起こり、日本にはない個性的で最も高価なウイスキーとして人気を集めていきました。

■歴史を打ち破る衝撃の新商品
日本でバランスが愛されるようになってからも60年以上の時が経っていますが、歴史あるバランタインから革新的な新製品が生み出されたのがハードファイヤードです。
スコッチウイスキーの王道として名を馳せてきたバランタインが、歴史と伝統を守りながらも、新しいスタイルのスコッチウイスキーを生み出し、日本でも発売をスタートさせたのです。
発売して間もなく、世界的にも高い評価を得て、IWSC2017では金賞を受賞しています。
また、ハードファイヤードの生みの親でもある5代目マスターブレンダー であるサンディー・ヒスロップ はInternational Spirits Challenge 2016でマスターブレンダーオブザイヤーに輝きました。
190年もの歴史のを持つバランタインの6代目のマスターブレンダーとして、伝統の技と工法を継承しながらも、これまでにも革新的な製品を数多く開発してきた実績などが評価されたものです。
サンディー・ヒスロップはバランタインの製造工程における全責任を有していますが、その彼が開発した革新的なスコッチがバランタイン ハードファイヤードなのです。

■おすすめの飲み方
ハードファイヤーリング製法による豊かな香味を楽しむには、バランタインオリジナルの飲み方であるバランタイン フレグランススタイルがおすすめです。
ウイスキーの香りを引き出すスタイリッシュでユニークな楽しみ方で、大ぶりのグラスでバランタインを包み込むようにしていただきます。
バランタイン ハードファイヤードの特徴である甘くて華やかな香りを、より感じられる飲み方の提案です。