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マニア垂涎のボウモア！世界でたった402本しかないレアな銘酒

■ヴィンテージシリーズ第1弾はマネージャーの直筆サイン入り

2010年よりリリースが開始された「ボウモア 28年 1981 ヴィンテージシリーズ」は、その後続けて発売される「ボウモア ヴィンテージシリーズ」の第1弾にあたります。
ボトリングされた製品のすべてにシリアルナンバーが刻印された「ボウモア 28年 1981 ヴィンテージシリーズ」には、ボウモア蒸留所のマネージャーエディ・マカフィー氏の直筆サインも同梱されているのが特徴です。
世界でわずか402本しかリリースされなかったこともあり、ボウモアファンにとっては垂涎の的のボトルといっても過言ではありません。
波しぶきが打ち寄せる海に近い場所にあるボウモア蒸留所は、貯蔵庫にも海の香りが流れ込んできます。
そんな貯蔵庫で28年の期間静かな眠りについていたシングルモルトウイスキーには、アイラモルトの最大の特徴であり個性といえる潮の香りと強いピート香が漂う仕上がりとなっています。
スモーキーなフレーバーの中レモンの爽やかな香りがはじけ、ハーブのピリッとしたアロマにハチミツの甘美さが豊かなハーモニーを奏でた飲み心地の良さが堪能できる逸品です。

■世界に広がっていったウイスキー

ウイスキーが生まれたのはアイルランドといわれており、アイルランドからまず最初にウイスキー文化が根付いたのがボウモア蒸留所のあるアイラ島でした。
アイラ島は古くから密造酒造りが行われていたことでも知られており、独特のヨード臭が強いことから医薬品としてごまかしやすかったというのがその理由です。
今ではスコットランドの6産地のうちの一つとして世界にその名を知られるアイラモルトですが、世界にはほかにもさまざまな魅力あるウイスキーが存在します。
世界には5大ウイスキーと呼ばれる国があり、ウイスキー発祥の国アイルランドとウイスキーの本場スコットランドは有名です。
その他バーボン樽で熟成させるカスクの香りが強いアメリカやクセがなくて軽い口当たりのウイスキーを造っているカナダ、そして繊細で上品な味わいが特徴の日本の5つで構成されています。
それぞれに個性を持っているため、どこが一番と決めることはできません。
特にスコットランドは国内だけでも産地が6つあり、蒸留所に至っては数え切れないほどです。
一つとして同じ味わいのウイスキーがないことを考えると、ウイスキーは大変奥の深い文化であることがわかります。

■世界5大ウイスキーの魅力を国別に探る

ウイスキー生誕の地、アイルランドのアイリッシュウイスキーは、大麦の香りが豊かに広がる軽やかですっきりとした味わいとなっています。
温かいコーヒーをアイリッシュ・ウイスキーで合わせるカクテルの「アイリッシュ・コーヒー」も有名で、クセがないことからカクテルに使いやすいのが特徴です。
ケンタッキー州を中心にウイスキー造りが行われているアメリカのバーボン・ウイスキーは、大麦以外に小麦やライ麦、トウモロコシも原料として使用されます。
そのため色々な種類の穀物の風味が合わさり、独特の甘みを醸し出すウイスキーに仕上がります。
カナダのカナディアン・ウイスキーは、世界5大ウイスキーの中で最もクセがないウイスキーといっても良いでしょう。
口当たりが軽く飲み口も優しいことから、ウイスキーを飲んだことないという初心者にもおすすめできます。
アイリッシュ・ウイスキーと同様にカクテルに使われることも多く、ハイボールも大変美味しい味わいに仕上がります。
日本が誇るジャパニーズ・ウイスキーはスコッチ・ウイスキーの流れを汲んでいながらも、繊細な味わいが世界で高い評価を得ています。
本場スコッチ・ウイスキーにも負けない正統派ウイスキーもあれば、日本人にも飲みやすいノンピートのウイスキーもあるなど種類も豊富です。
そしてウイスキーの故郷スコットランドのスコッチ・ウイスキーは、産地によって味わいや個性が大きく異なるのが特徴です。
50以上の蒸留所がひしめくスぺイサイドや良質な銘酒が揃うハイランド、強烈な臭さが病みつきになるアイラなど、魅力たっぷりのウイスキーが揃っています。
ウイスキー好きなら、ぜひウイスキーで5つの世界を旅してみてはいかがでしょうか。