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荘厳な絵柄のカミュ ブックシリーズ デスティネーションコレクション 中国 万里の長城

■カミュ ブックシリーズ デスティネーションコレクション 中国 万里の長城の特徴

カミュ ブックシリーズ デスティネーションコレクション 中国 万里の長城はカミュの高品質なコニャックをオリジナルのボトルで楽しめるブックシリーズの一つです。
ブックシリーズはフランスの有名な陶器メーカーであるリモージュ特注の本の形をしたボトルに、世界の名画や歴史的な出来事、史跡などをデザインした人気のコレクションシリーズです。
カミュ ブックシリーズ デスティネーションコレクション 中国 万里の長城は歴史的にも有名な万里の長城を描いたボトルです。
ほかのコレクションが比較的、明るく色鮮やかな絵柄であるのに対し、万里の長城は墨絵のようなテイストに少し緑などが入った荘厳な雰囲気に仕上がっています。
ブックシリーズはコニャックファンだけでなく、コレクターにも人気で、インテリアとしてコレクションをする人もおり、中に入っているコニャックの価値と相まって、市場流通価格も高い限定ボトルの一つです。

■カミュの誕生

カミュは1863年にジャン＝バチスト・カミュによって立ち上げられたブランドです。
ジャン＝バチスト・カミュはコニャックを卸売りするぶどう栽培者兼ぶどう酒醸造者でしたが、ラ･グランド･マルクの名称で自身のブランドを立ち上げました。
創立から150年あまりを経て、世界で名だたるコニャックブランドとしての地位を確立していますが、大手コニャックメーカーの中では、現在でも唯一、家族経営が続いている珍しいメーカーです。
5世代にわたって独自のスタイルで、コニャックが秘める無限の豊かさとテロワールの魂を表現してきました。
伝統のこだわりが脈々と受け継がれ、カミュならではの個性あるコニャックが生み出され続けています。

■ロシア皇帝にも愛されるブランドへと成長

1894年にはジャン＝バチスト・カミュの長男であるエドモンがセラーマスターに就任します。
エドモンの指導のもとでブランドイメージの強化を進めていきました。
1896年にはエドモンの弟であるガストンが、コニャックの海外販売をスタートさせました。
その14年後にはロシア最後の皇帝ニコライ2世により、宮廷御用達コニャックとして指定を受ける栄誉を授かったのです。

■ブックシリーズの誕生

1932年にはガストンの息子ミッシェルが、21歳の若さでカミュに入社しました。
戦争という試練を経て、3代目を受け継ぎ、50代となったミッシェルは、1960年代初頭に免税市場に着目し、世界各国の免税店での販売をスタートさせました。
そして、リモージュ焼きのボトルやバカラクリスタルカラフに詰めた、個性的なボトルシリーズを次々とリリースしていったのです。
リモージュ焼きの本の形をした個性的なボトルのブックシリーズも、3代目のときから始まりました。
ギフトとしての需要が増大するとともに、免税店を訪れる旅行中のビジネスマンやコレクターをターゲットにしたギフトアイテムが人気を博し、現在でもカミュは免税市場におけるリーディングブランドの地位を守り続けています。
1977年には4代目となるジャン＝ポール・カミュがマスターブレンダーとしてカミュ社に入社しました。
ジャン＝ポールは成長期に入ったアジア市場への参入を果たし、日本や韓国でコニャック市場を構築します。
そして、5代目となるシリル･カミュは伝統の中にも、新風を吹き込んでいます。
アメリカのバブソン大学でビジネス学位を取得したのち、1994年に北京でトレード･リレーションズ･ディレクターとして経営に加わりました。
代々受け継いできた伝統を重んじながらも、革新的で高品質なコニャックを市場に送り出したいと考え、新たなコニャックを続々とシリーズを続々とリリースしてきました。
2003年にカミュ社の5代目当主に就任してからは、ほかの高級メーカーとのパートナーシップを構築することで、販売網を広範囲に展開させ、グローバル市場での地位を確立しています。