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カミュ ブックシリーズ ナポレオン ブラックとカミュの歴史について

■ カミュ ブックシリーズ ナポレオン ブラックの味や特徴について

カミュ ブックシリーズ ナポレオン ブラックは、本をイメージしたリモージュ焼きのボトルとなっているのが特徴です。
ボトルの正面側には、フランスの皇帝であるナポレオンの姿が描かれています。
カミュ ブックシリーズ ナポレオン ブラックは、とても繊細で、まろやかな味わいのコニャックです。
ユニ･ブラン種、フォル･ブランシュ種など、何種類かのぶどうを使って造られているため、複雑でありながら上品さを感じさせる味わいや香りとなっています。
カミュ ブックシリーズ ナポレオン ブラックのアルコール度数は、40度です。

■ 世界的に有名なコニャックブランドであるカミュの歴史

カミュ ブックシリーズ ナポレオン ブラックの製造元であるカミュ (Camus) は、世界的に有名なコニャックブランドです。
創業150年以上の歴史があり、現代でも昔からの伝統的な製法を用いながら、家族経営で、高品質なコニャックの生産を行っています。
現代まで長年続いてきたカミュの歴史について、ご紹介いたします。
カミュの創業時期は、1863年です。
ジャン・バティスト・カミュ氏がフランス南西部のコニャック地方に、ラ・グランド・マルク社を創設したのが、コニャックブランド・カミュの始まりとなりました。
創業者であるジャン・バティスト・カミュ氏は、自分たちカミュ一族がお酒づくりのすべてに携わることに一貫してこだわりました。
そのような創業者の強い信念は、現代まで受け継がれており、カミュは今でも一族経営で、コニャックを作り続けているのです。
なお、現在の当主は、5代目のシリル・カミュ氏です。
1960年になると、カミュは免税店市場へも進出します。
世界各地の免税店でカミュのコニャックが取り扱われるようになると、海外旅行や海外出張のお土産品として大人気となりました。
免税店で購入する場合には、通常価格よりも割安で入手できることも、カミュのコニャックが人気となった理由だと言われています。
そのような経緯があり、日本国内でもカミュの愛飲者が次第に増えていきました。
もしかしたら、お土産品として、カミュ ブックシリーズ ナポレオン ブラックなどのコニャックをもらったことがあるという方も多いかもしれません。

■ カミュのコニャック造りについて

カミュは、自家生産した原酒と他の生産所から買い付けた原酒を独自の割合でブレンドして、独自の味わいのコニャックを製造しています。
最高品質のコニャックを作るために、フランスのコニャック地方に、180ヘクタールのもの自社畑を所有しているのです。
その土地で育てられたぶどうがカミュの味の特徴となっているとも言われています。
カミュがコニャック地方で所有している土地は、ボリドリです。
粘土質のボリドリは、グランド・シャンパーニュやプティット・シャンパーニュなど比較すると、土壌のランクが低くなります。
しかし、そのような土壌で育てられたぶどうを原酒として用いるからこそ、カミュらしい上品な味と香りのコニャックに仕上がるのです。

■ ナポレオンが描かれたカミュ ブックシリーズが数種類ある

カミュ ブックシリーズ ナポレオン ブラックのボトルには、ナポレオンが描かれていますが、実はナポレオンの姿がデザインされたボトルはこれ以外にもいろいろと存在しています。
カミュ ナポレオン ブックシリーズには、ブル―、ホワイト、レッドなどさまざまなカラーバリエーションがあります。
ブック型のボトルのほかにも、バレル型、ドラム型などのボトルも製造されました。
そのため、このカミュ ナポレオン シリーズは、コレクション品としても人気があり、コニャックの味を楽しんだ後に、インテリアとしてご自宅に飾っている人も多いようです。