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色でも価値が異なるカミュ ブックシリーズ ナポレオン ブルー

■カミュ ブックシリーズ ナポレオン ブルーの特徴

カミュ ブックシリーズ ナポレオン ブルーはフランスの歴史的なヒーローである、ナポレオン皇帝を描いた特製の本の形をした陶磁器ボトルに、カミュこだわりのナポレオンがボトリングされた限定品です。
特注ボトルは本をかたどり、22金の装飾を施した、フランスの特産陶磁器であるリモージュ焼きの職人による手作りです。
ナポレオン皇帝をモチーフにした絵付けが施され、ナポレオン皇帝の背景色がブルーとなっていることから、ナポレオン ブルーと名付けられています。
ブックシリーズでは、このほかにも世界の名画や名所を描いたシリーズや、歴史的な出来事などを題材にした絵柄のシリーズがあります。
中でもナポレオン皇帝のモチーフはブックシリーズの中では定番の人気の絵柄で、これまで背景色としてゴールド、シルバー、ホワイト、グリーン、レッド、ブルーとさまざまな色がリリースされました。
ナポレオン皇帝の絵柄は同じですが、背景色によって市場流通価格に差が出るという、ユニークな現象も起きています。
色の好みやナポレオン皇帝のキャラクター画とのマッチ度合いなどから、需要が異なっているためです。
どの背景色のボトルも、リモージュ焼き独特の色鮮やかで華やぎのある色使いが楽しめ、コニャックの愛好者でなくても、欲しくなるようなボトルになっています。
そのため、ボトルそのもののコレクターも多く、絵柄や色で市場流通価格にも差が出てくるのです。

■カミュのこだわりのコニャック造り

カミュは1863年にフランスのコニャック地方で、ジャン＝バチスト・カミュによって創設されたコニャックメーカーです。
以降、150年あまり、5世代にわたって家族によって受け継がれ、世界最高峰のコニャックメーカーへと成長を遂げ、世界での圧倒的な存在感を築き上げてきました。
大手コニャックメーカーとしては唯一の家族経営で、伝統を重んじながらも、コニャックが秘める無限の豊かさを独自のスタイルで追求し、表現してきたメーカーです。
コニャック一つひとつにカミュならではの個性が映し出されるとともに、コニャックを入れるボトルにも個性が打ち出され、ブックシリーズのようなコニャックファン以外にも支持されるコレクションシリーズやギフトアイテムを生み出しています。

■最高峰のナポレオン

カミュのコニャック造りでは、「ぶどう栽培から口に入るまで」という、こだわりが貫かれています。
コニャック地域で最も狭い地区であり、地域では3番目クラスの優良な土壌として知られるボルドリー地区に自社農園を有しており、力強いフローラルのブーケと長期熟成向きのオー･ド･ヴィーと呼ばれる品種など、独自のこだわりで選んだぶどうを生産しています。
蒸溜後に秀逸なコニャックへと変化を遂げるワインを生み出すためにユニ･ブラン種やフォル･ブランシュ種、コロンバール種などを栽培し、個性豊かなコニャックになる原酒を生み出しているのです。
さらにカミュでコニャックをヴァッティングする際には、繊細でまろやかな味わいがもたらされるボルドリーの古酒を隠し味に使うなど、独特のノウハウも伝承されています。
カミュ ブックシリーズ ナポレオン ブルーに詰められたナポレオンも、カミュの4代目当主であり、マスターブレンダーであるジャンポール･カミュが吟味した年代物を含む原酒をヴァッティングさせたものです。
ナポレオンとはブランデーの等級を表しており、約12～15年の熟成期間を経たものがランク分けされています。
ナポレオンと呼ばれるクラスのブランデーにもさまざまなメーカーによる、さまざまな銘柄が存在していていますが、その中でもカミュのナポレオンは世界的に知名度が高く、ナポレオンの中の最高峰、最も有名なナポレオンとして君臨しているのです。
カミュ ブックシリーズ ナポレオン ブルーはブックシリーズとして、見た目の楽しみや、コレクションとしての楽しみはもちろん、世界最高レベルのナポレオンを堪能するにも最適な一本です。