お酒買取なら大阪のネオプライス

心穏やかなカミュ ブックシリーズ マスターズコレクション ルノワール スプリングブーケ

■カミュ ブックシリーズ マスターズコレクション ルノワール スプリングブーケの特徴

カミュ ブックシリーズ マスターズコレクション ルノワール スプリングブーケは世界トップクラスのフランスのコニャックメーカーであるカミュが、リモージュ焼きの特性ボトルにルノワールの代表作を絵付けし、こだわりのコニャックを詰めてリリースした限定品です。
ブックシリーズは本の形の特注ボトルに世界の名画などを絵付けしたもので、コニャックの愛好者だけでなく、絵画やボトル、美しいアイテム好きなコレクターにも人気があります。
特注ボトルはフランスのリモージュ地方の特産品である、陶磁器のリモージュ焼き職人が一つひとつ手作りしたオリジナル品です。
中に詰められているコニャックは、カミュ家4代目当主であり、マスターブレンダーのジャン＝ポール･カミュがヴァッティングした、世界最高ランクと評価の高いコニャックが詰められています。
スミレの花のような華やかな香りと、コクがあるのにまろやかな甘みを感じる、極上のコニャックを、ルノワールのスプリングフラワーの名画を鑑賞しながら、穏やかな気持ちで楽しめます。

■リモージュつながりもあるルノワール

カミュ ブックシリーズ マスターズコレクション ルノワール スプリングブーケはフランスのコニャック地方を代表するコニャックメーカーであるカミュが、フランスのリモージュ地方の特産である陶磁器ボトルを用い、フランス出身のルノワールの名画をデザインした、フランス尽くしのこだわりが詰まった限定品です。
実はルノワールは1841年に、フランス中西部の町リモージュに生まれています。
つまり、リモージュ焼きの名産地で生まれ育っているのです。
しかも、13歳のときにリモージュ焼きの絵付け職人になった経験もあるほどです。
ブックシリーズに用いられたリモージュ焼きとルノワールにもつながりがあることがわかります。
こうしたエピソードや歴史などもひも解いていくと、ブックシリーズを味わう楽しみも広がるのではないでしょうか。

■スプリングフラワーの作風

リモージュ焼きの絵付け職人として青年時代を過ごしたルノワールですが、産業化の影響で絵付けの仕事が減少したことから、絵付け職人として仕事をしていく中で惹かれていった絵画の道へと進もうと決意します。
20歳でパリに出て、シャルル・グレールのアトリエでの修業を始めました。
パリで活躍していた印象派のモネやシスレーらと出会い、印象派の活動にも参加するようになりました。
印象派は1874年から1886年まで計8回のグループ展を開催しており、そのうち4回にルノワールも出展しており、ルノワールは印象派の画家と説明されることも少なくありません。
スプリングフラワーの製作年は1866年であり、年齢的には25歳と、初期の作品であることがわかります。
ルノワールの愛好家であり、後援者でもあった建築家シャルル・ル・クールのために描かれた作品です。
ルノワールは、モデルを前にすると緊張するが、花を前にするとリラックスして描くことができると語っており、その分、思う存分色彩について研究ができ、人物を描く際に役立つと述べています。
カミュ ブックシリーズ マスターズコレクション ルノワール スプリングブーケのモチーフとなったスプリングブーケは、満開の蓄薇やアイリスの繊細な描写が美しい作品です。
そのタッチからは純粋に描く喜びが溢れ出ているとともに、花や花瓶の柄の緻密な描き方には、リモージュ陶磁に花を描いていた職人時代の仕事ぶりを彷彿させる作風と評価されています。
陶磁器に花を描く絵付けら出発し、アネモネの花が絶筆となったルノワールにとって、花を描くことは原点回帰のための大切な作業でした。

■カミュのコニャック

ルノワールとも縁が深いカミュ ブックシリーズ マスターズコレクション ルノワール スプリングブーケに詰められたコニャックは、5代にわたって家族経営を続けるカミュのこだわりのコニャックです。
コニャック地方の限られた地域で栽培するぶどうの熟成香と樽の香りが、スミレの花に例えられるため、スプリングフラワーともピッタリマッチします。