menu list買取商品 - カリラ ディスティラーズエディション 2000
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カリラ ディスティラーズエディション 2000の高価買取致します
カリラ ディスティラーズエディション 2000のご紹介
買取参考価格 | 5000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | カリラ・ディスティラリー社 |
地方 | スコットランド |
地区 | アイラ |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 700ml/43% |
「ディスティラーズエディション」は、シェリーなどの貯蔵に使われていたカスクで二段熟成(ダブルマチュレーション)を行う、レギュラー品とは異なる製法と技法を用いて生産するシリーズです。
卓越したスタイリッシュさと複雑さをあわせ持ちながらも、ウッドの香りが強すぎることなく、シングルモルトの豊かな香味と完璧なバランスを織りなす洗練された逸品です。
色は透き通るようなゴールドで、素晴らしく凝縮された味わいを高める、純粋かつクリーンなカリラです。
カリラ ディスティラーズエディション 2000の歴史
シェリーカスク由来の芳醇さとカリラならではスパイシーさが融合した逸品
■優雅さとスタイリッシュさを兼ね備えた銘酒
「カリラ ディスティラーズエディション 2000」はシェリーなどの貯蔵に使われていたモスカテル・シェリーカスクにて、二段熟成(ダブルマチュレーション)を行った造られたウイスキーです。
この「カリラ ディスティラーズエディションシリーズ」はレギュラー品とは違い、異なる製法と技法を用いて生産されているカリラの人気シリーズとなっています。
2000年に蒸溜し、2012年にボトリングした「カリラ ディスティラーズエディション 2000」は、モスカテル・シェリーカスクが生み出す芳醇な香りとカリラ独特の辛口の味わいが楽しめる逸品に仕上がりました。
クリアで透明感あふれるゴールドの色合いに、カリラらしいピーティーで薬品臭の効いた香りにスパイシーでフルーティーな香りが溶け合っているところも魅力の一つです。
味わいはモルティな甘みと力強いピート、アイラモルトならではのスモーキーさが凝縮されており、シナモンのスパイシーさが複雑な香味を引き立たせています。
その味わいは卓越したスタイリッシュさと洗練された複雑さをあわせ持ちつつも、長くまろやかな余韻が堪能できるフィニッシュとなっています。
また強すぎないウッドの香りがシングルモルトの豊かな香味と見事なバランスを織りなすなど、まさにエレガントと呼ぶにふさわしいカリラが贈る逸品のウイスキーです。
■カリラ蒸溜所を誕生させたのはスコットランド最古蒸溜所の元オーナー
「カリラ ディスティラーズエディション 2000」を生産するカリラ蒸溜所は、1846年にヘクター・ヘンダーソン氏によって設立されました。
ヘクター・ヘンダーソン氏はスコットランド中部ローランド地方にあったリトルミル蒸溜所の元経営者で、リトルミル蒸溜所は1772年に創業したスコットランドでも最古の蒸溜所の一つと言われています。
しかしリトルミル蒸溜所は1994年に閉鎖され、その後の2004年には火災によって焼失してしまい、取り壊されることとなりました。
リトルミル蒸溜所は非常に個性のあるモルトを造ったことで知られており、独特のクセのある香りはリトルミル蒸溜所の代名詞として今もウイスキー愛飲家の間で語り継がれている蒸溜所です。
そんなリトルミル蒸溜所の元経営者であるヘクター・ヘンダーソン氏が建設したカリラ蒸溜所は、アイラ海峡を挟んで対岸にジュラ島を望むアイラ島の海岸に建てられました。
カリラ蒸溜所があるのはジュラ島にそびえるパップス山をも望める場所で、蒸溜所設立当時と変わらず現在も仕込み水にはナムパン湖の水が使われています。
蒸溜所の名前である「カリラ」とはケルト系ゲール語で「アイラ海峡」を意味し、カリラは「サウンド・オブ・アイラ」とも称されます。
1974年にはカリラ蒸溜所は建て替えを行いましたが、その建て替えのときには1846年に設計されたオリジナルの設計図に基づいて忠実に再現されました。
そしてカリラのウイスキーを生み出す6基のスチルも同様に再現され、現在も当時と変わらない伝統と製法を受け継いだウイスキー造りが継承されています。
■カリラ蒸溜所の変遷
1846年にヘクター・ヘンダーソン氏によって設立されたカリラ蒸溜所でしたが、1854年にはアイル・オブ・ジュラ蒸溜所のオーナーだったノーマン・ブキャナン氏が蒸溜所を所有します。
さらに1863年、バロック・レイド社によってカリラ蒸溜所は買収され、1879年にカリラ蒸溜所は一度改築を行っています。
このとき蒸気船で運搬されてきた荷物が楽に運べるよう、海岸には桟橋が設置されました。
この改築によってカリラ蒸溜所の生産量は一気に増加し、1880年代にはブレンド向きウイスキーとして人気を集めます。
1880年代後半の生産量は実に147,000ガロンにも及ぶなど、最も繁栄を極めた時期でした。
しかし第一次世界大戦中に資金難に陥ったバロック・レイド社が、蒸溜所を買収したまま1920年に自己破産してしまいます。
即座に資本家グループによってカリラ・ディスティラリー社が設立され、カリラ蒸溜所は1972年にロバートソン・アンド・バックスター社が運営するまで蒸溜を続けます。
第二次世界大戦中の1941年にはカリラ蒸溜所は閉鎖されますが、1945年に再稼働し、1972年から始まった大改造を経て1974年に再び稼働を始めました。
2001年からはブレンド用だけでなくシングルモルト・ウイスキーの限定生産も始め、「カリラ ディスティラーズエディション 2000」などの銘酒を生み出しています。
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