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カリラ2000シグナトリー アンチルフィルタードコレクションとシグナトリー社

■カリラ2000シグナトリー アンチルフィルタードコレクションの魅力とは

カリラ2000シグナトリー アンチルフィルタードコレクションは、カリラ蒸溜所で製造された原酒を、シグナトリー社がボトリングした、スコッチウイスキーです。
カリラ蒸溜所は、アイラ島にある蒸溜所としてよく知られていますし、シグナトリー社もスコットランドのボトラーズとしての地位を獲得しています。
高品質のウイスキーをリリースするインディペンデントボトラーとして知られるシグナトリー社から販売されたカリラ2000シグナトリー アンチルフィルタードコレクション。
ここでは、カリラとシグナトリー社の歴史にスポットを当てて、カリラ2000シグナトリー アンチルフィルタードコレクションの魅力に迫ります。

■カリラ蒸溜所の歴史と特徴

カリラ蒸溜所は、1864年、ヘクター・ヘンダーソンが創業した、歴史のある蒸溜所です。
カリラ蒸溜所はアイラ海峡に面し、その向こうにジュラ島を望む、風光明媚な場所にあります。
ちなみにカリラ蒸溜所の「カリラ」とは、ゲール語で「アイラ海峡」を意味するということです。
蒸溜所のあるアイラ島は、スコッチウイスキーの聖地としても知られ、カリラ蒸溜所のほかに7つの蒸溜所があります。
アイラ島で造られるウイスキーは個性的な味わいで、「アイラモルト」として、多くの人たちに愛されています。
アイラモルトはスモーキーなフレーバーに特徴がありますが、カリラ蒸溜所で製造されるウイスキーは、スモーキーさを抑えた、フルーティーな味わいで、ほかのアイラモルトとは一線を画しています。

■シグナトリー社の歴史

シグナトリー社は、スコットランドのエジンバラに拠点を構えるボトラーズで、シミントン兄弟によって設立されました。
創業したのは1988年と、ボトラーズとしては比較的若い部類に入りますが、人気のウイスキーを数多く輩出し、スコットランドでも有名なインディペンデントボトラーとして一目置かれている存在です。
シグナトリー社は各蒸溜所を回り、好みの樽を買い付け、大量にストックするという事業方法を展開しています。
膨大なカスクをストックすることで、ほかのボトラーズでは出せないオリジナルのウイスキーを誕生させることを得意としています。
この手法で事業を軌道に乗せ、2002年にはスコットランドで一番小さな蒸溜所であるエドラダワー蒸溜所を所有するにまで至りました。
シグナトリー社はでは、カスクが醸し出す味わいを活かすようにボトリングします。
シグナトリー社がリリースするウイスキーは原則としてシングルカスクで、ほかのカスクとヴァッティングしません。
そのため、製品にはカスクナンバーが記載されています。
2019年には、シグナトリー社30周年記念ボトルがリリースされました。
マッカラン1993（25年熟成）のシングルカスクで、ボトリングされたのは610本。
希少価値が高く、中古市場でも高値で取引されています。
これまでシグナトリー社からは、数々の銘柄が登場し、値段もピンからキリまであります。
リリースされたものの中には爆発的人気を誇るものもあり、掘り出し物間隔で銘柄を探す楽しみもあります。

■カリラ2000シグナトリー アンチルフィルタードコレクションについて

カリラ2000シグナトリー アンチルフィルタードコレクションは、シグナトリー社の「アンチフィルタード・コレクション」の一つとして、2000年にリリースされた銘柄です。
「アンチフィルタード・コレクション」は、46度に加水されていることと、冷却ろ過されずに処理されている点に特徴があり、カリラ2000シグナトリー アンチルフィルタードコレクションも例外ではありません。
2000年代前半に、カリラ蒸溜所で製造されたモルトは希少で、カリラ2000シグナトリー アンチルフィルタードコレクションの価値も必然的に高くなります。
上品な口当たりと飲みやすさに定評があり、飲むと、品質で高い評価を受けているシグナトリー社の実力を体験できるでしょう。

■良質な原酒のカリラ2000シグナトリー アンチルフィルタードコレクション

カリラはスコッチウイスキーの聖地と呼ばれるアイラ島で誕生した原酒です。
良質の原酒を使い誕生したシグナトリー社のカリラ2000シグナトリー アンチルフィルタードコレクションで、原酒が持つ本来の味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。