menu list買取商品 - ウイスキーギャラリー カリラ 2009 ウィスク・イー
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ウイスキーギャラリー カリラ 2009 ウィスク・イーの高価買取致します
ウイスキーギャラリー カリラ 2009 ウィスク・イーのご紹介
買取参考価格 | 15000円前後
生産国 | イギリス |
---|---|
生産者名 | ウィスク・イー |
地方 | スコットランド |
地区 | アイラ |
分類 | モルトウイスキー |
タイプ | 700ml/59.7% |
「ウイスキーギャラリー」は、透明なニューメイクに色、香り、そして味を樽熟成中に配されて誕生する秀逸なモルトウイスキーを1枚の絵画に準えてリリースするシリーズです。
ホグスヘッドで8年熟成された「カリラ2009」は、シングルカスク、カスクストレングスでボトリングされました。
色はペールイエローで、香りは磯遊びを思い出す潮の香りに、焚火のスモーキーさが混ざり合い、奥から爽やかなレモンピールが現れます。
ピートスモークに蜂蜜漬けしたレモンが広がり、ブラックペッパーが弾けたあと、フィニッシュにほんのりとした甘味が優しく包み込んでくれます。
ヤングカリラならではのイキイキとしたピートスモークフレーバーをお楽しみいただけます。
ウイスキーギャラリー カリラ 2009 ウィスク・イーの歴史
ウイスキーギャラリー カリラ 2009 ウィスク・イーの背景や歴史は?
■入り江を見下ろすカリラ蒸溜所
スコットランドのアイラ島で最大規模を誇るのがカリラ蒸溜所です。
入り江を見下ろす場所にあり、アイラ島とジュラ島の間にある狭い海峡は美しくロマンチックな場所としても知られています。
蒸溜所へ続く静かな住宅街の小道は、長い歴史の中でたくさんの従業員が通い続けたことでしょう。
1846年、グラスゴーに蒸溜所を持つヘクター・ヘンダーソン氏がこの蒸溜所を建設しました。
彼は事業をすぐに手放し、蒸溜所はジュラ島に蒸溜所を持つノーマン・ブキャナン氏の手に渡るのですが、そこから10年以上経った1863年、グラスゴーを拠点とするバロック・レイド社の手に渡ることになります。
同社はカリラ蒸溜所をてこ入れし、蒸気船で運んだ原料を運搬し、帰りにたくさんのウイスキー樽を持ち出すために敷地内に桟橋まで建設しました。
こうした話からもわかるように、カリラ蒸溜所は全盛期には規模を拡大し、とても繫栄を極めた稀な蒸溜所といえるでしょう。
バロック・レイド社はカリラのポテンシャルを見抜き、カリラのモルトをメインにブレンドウイスキーを造りました。
中には社名の略称であるB.L.を冠し、B L Bulloch Lade’sをリリースしましたが、現在ではこのボトルは伝説と言われる存在で、そのラベルの色からオールドボトル「オレンジラベル」と呼ばれています。
■度重なる閉鎖
カリラ蒸溜所は1800年代後半まで非常に繫栄を極めましたが、1918年には第一次世界大戦の煽りも受け、衰退し始めます。
栄華を極めたバロック・レイド社も1920年には清算され、カリラ・ディスティラーズ社を立ち上げるも7年足らずでのちに現在の所有者となるディアジオの傘下に入ることになります。
その後も会社の設立や再編、事業の見直しなどが度ー起こり、徐ーにウイスキー市場も低迷が始まりました。
アメリカの禁酒法が施行されたり、世界大恐慌が起こったりと不運も重なり、ついにはカリラ蒸溜所も1930年に閉鎖されることになりました。
1937年に一時再開かと思われましたが、1939年の第二次世界大戦勃発により原料の供給が絶たれ、完全に閉鎖状態となります。
この不運は戦後世の中が落ち着くまで長ーと続き、数十年の間は苦難の時代となるのです。
■カリラの持つ記憶
今あるカリラ蒸溜所は、こうした厳しい時代を乗り越え戦後に新しく建設されたものであり、当時の建物の面影はありません。
古い蒸溜所は1972年のオーバーホールで解体され、現在の蒸溜所はまったく新しく造られたものです。
ただし、昔のカリラを知る人が敷地内を見たときに、ハッと気付く建物が一つだけあります。
それはとても特徴的な3階建ての倉庫であり、この倉庫はカリラの持つ記憶として意図的に残されたものです。
知る人にとっては、悲喜こもごも、さまざまな記憶を呼び起こすカギとなるものでしょう。
人の時代が変わっても美しく変わらない入り江、そこへ続く静かな小道、そしてひっそりと佇む古い倉庫だけが、カリラのモルトと並びカリラを深く物語る存在なのです。
■ウイスキーギャラリー カリラ 2009 ウィスク・イー
ウイスキーギャラリーは、モルトウイスキーをカンバスにラベルに絵画を掲げたウィスク・イーのシリーズです。
モルトウイスキーも色や香り、味というさまざまな色を持って生まれる存在ですが、ウイスキーと絵画の出会い、それを楽しむ人との出会いが楽しめる1本といえるでしょう。
ウイスキーギャラリー カリラ 2009 ウィスク・イーのカンバスに掲げられた絵画は、アルフレッド・シスレーの描いた「レ・サブロンの小道」です。
果樹園の小道と農家を描いた素朴な絵画ですが、印象派を代表する画家の一人であるアルフレッド・シスレーが色彩豊かに描いた農村の風景が、カリラにはとてもよくマッチしているのではないでしょうか。
ホグスヘッドで8年熟成されたカリラ2009を、シングルカスク、カスクストレングスでボトリングした1本です。
ペールイエローでほのかな潮の香り、甘みを感じる優しいヤングカリラを楽しめるでしょう。
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