menu list買取商品 - カリラ 30年 エクスクルーシヴモルツ 1980
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カリラ 30年 エクスクルーシヴモルツ 1980の高価買取致します
カリラ 30年 エクスクルーシヴモルツ 1980のご紹介
買取参考価格 | 40000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | エクスクルーシブモルツ |
地方 | スコットランド |
地区 | アイラ |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 700ml/49.6% |
品質にこだわり、良質の樽を見つけた時にしかボトリングしない、という代表のデイヴィッド・スターク氏の姿勢が日本市場でも受け入れられているスコットランドのボトラー「エクスクルーシヴ・モルツ」によってボトリングされた30年熟成のカリラです。
香りは、枯れ草の植物感しっかりとした乾いたピーテッドモルトという印象もありつつ、アプリコットやオレンジなど熟したフルーツ感が後から感じられます。
意外にオイリーで、コクのある蜂蜜の甘味と、フルーツ香、ピートが長く余韻として残ります。
カリラ 30年 エクスクルーシヴモルツ 1980の歴史
カリラはカリラ アイラの息吹
■アイラ海峡に面する蒸溜所
カリラ蒸溜所は、スコットランドのアイラ島、北東にある港のポート・アスケイグにあります。
設立されたのは1846年、創業者はヘクター・ヘンダーソンという人物です。
ただ、ヘクターという人物が飛び抜けて商才があったとか、卓越したウイスキーの造り手だったとか、そうした歴史が残されているわけではありません。
おそらく淡々と実直に蒸溜所の運営を行っていたのでしょうが、1852年にはノーマン・ブキャナンという人物が蒸溜所を買収します。
そこから10年ほど経った1863年、今度はグラスゴーのウイスキー商だったバロック・レイド社がこの蒸溜所を買収します。
バロック・レイド社は1855年に合併によって発足した会社で、2つの蒸溜所を所有していましたがその後アイラ島のカリラ蒸溜所に目をつけたのです。
バロック・レイド社はカリラをメインにブレンドウイスキーを造り、社名の略称B.L.を冠したウイスキーをリリースしました。
これがB L Bulloch Lade’sで、現在では伝説的なオールドボトル「オレンジラベル」と呼ばれています。
■度重なる改築や倒産、そして拡張
カリラ蒸溜所はその後、改築と拡張がいろいろと行われています。
1879年には蒸溜所内に埠頭が設置されるなど、かなり羽振りの良い様子も見られますが、1920年にはバロック・レイド社が倒産、カリラ蒸溜所は新しく設立されたカリラ・ディスティラーズ社のものになります。
その7年後の1927年にはDCLの傘下になるのですが、わずか3年後には操業停止となり、1930~1937年までは一切稼働していません。
ようやく再開するも、1941年からは第二次世界大戦で再び操業を停止、安定した軌道に乗るのは、そこから数十年も経過した1872年のことでした。
しかしながら、そこからの巻き返しはかなりのものです。
1974年には蒸溜所の体制も全面的に改変し、蒸溜器は2基から一気に6基にまで増設されました。
1980年からはかの有名なジョニーウォーカーのブレンドに用いられ、1986年にはUDへ統合、1997年には現在に至るディアジオの傘下となっています。
カリラ蒸溜所は数々の人の手に渡り、さまざまなメーカーからウイスキーをリリースしてきましたが、2017年にはアイラ島最大の蒸溜所となりました。
ただ冠する名前は変わっても、カリラはカリラ、そのブランドはゆるぎなく変わらない力を秘めています。
■中途半端はないウイスキー
アイラ島のウイスキーは、好きか、嫌いか、そのどちらかにはっきり分かれると言われます。
中途半端はない、ノーハーフメジャーという言葉があるように、スモーキーでピーティーな個性の際立つウイスキーを造り出すのがアイラです。
この島には紀元前8,000年頃から人が住んでおり、土地の4分の一は湿原に覆われています。
この湿原には多くのピート(泥炭)が含まれ、海藻を含み強烈な匂いを持っています。
石炭など燃料のほとんど取れない地で、ピートはあらゆる産業に欠かせない生活の支えでした。
もちろんウイスキーを醸造するときにもピートを湿原から切り出し、麦芽を乾燥させるのに使用していたのです。
アイラモルトから切っても切り離せないピート香、それは島そのものの強い主張でもあります。
カリラ蒸溜所でも創業以来、持ち主がいかに変わろうとも、ポートエレンで収穫した麦芽を湿原から切り出したピートで乾燥し、近くにあるロッホ・ナム・バン湖から湧水を汲み、ウイスキーを造り続けてきたのです。
カリラの使う湖の水は、ピートの地層でろ過されるため、水にもピート香が含まれます。
冷却水には海水が使用されますが、海水を使うのは世界でもカリラのみと言われ、これもカリラにしか出せない味と歴史を生み出しています。
■カリラ 30年 エクスクルーシヴモルツ 1980
ウイスキーは造り手はもちろんのこと、ボトリングしてリリースするボトラーの腕やセンスも問われます。
カリラ 30年 エクスクルーシヴモルツ 1980は、品質にこだわり、良質の樽が見つかったときだけボトリングするというデイヴィッド・スターク氏がリリースした貴重なカリラです。
デイヴィッド氏はスコットランドのボトラー「エクスクルーシヴ・モルツ」の代表ですが、日本でも非常に評価が高く、大変人気があります。
30年熟成のカリラには枯れ草の植物感や乾いたピーテッドモルトの印象もあり、ほのかに残るフルーティーさが特徴です。
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