menu list買取商品 - 陳年紹興酒 珍蔵 500ml かめ壺入り 老酒
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陳年紹興酒 珍蔵 500ml かめ壺入り 老酒の高価買取致します
陳年紹興酒 珍蔵 500ml かめ壺入り 老酒のご紹介
買取参考価格 | 550円前後
生産国 | 中華人民共和国 |
---|---|
生産者名 | 静安 |
地方 | 浙江省 |
地区 | 紹興市 |
分類 | 中国酒/紹興酒 |
タイプ | 250ml/17.5度 |
紹興酒は、浙江省紹興市で製造されている中国の代表的な醸造酒「黄酒(ホアンチュウ)」です。
「大切にしまってあったもの」という意味を持つ白いかめ壺が印象的な陳年紹興酒「珍蔵」は、10年熟成させた高級紹興酒で、「老酒」と呼ばれる逸品です。
「老酒」は他の中国酒に比べてアルコール度数が低く、日本酒よりも少し高めの16度~17度がほとんどで中国では常温をストレートで飲むのが一般的となっています。
油料理にも負けない芳醇な香りとまろやかな味わいが口中に広がり、紹興酒そのものの旨味を存分に堪能することができますよ。
陳年紹興酒 珍蔵 500ml かめ壺入り 老酒の歴史
酒が辿ってきた歴史と生まれた製造方法
■「酒」の始まり
今や世界中で飲まれ数多くの種類がある酒ですが、一体いつ頃からあるのでしょうか。
酒自体を飲むことは、石器時代から行われてきました。
最古の酒と言われる蜂蜜酒(ミード)は、もともと熊等が壊した蜂の巣に雨水が溜まってできたのを偶然飲んだのが最初のようです。
では、酒の製造がいつ頃から始まったのかというと、紀元前8500年頃メソポタミア地方にあったシュメール文明ではビールを作っていた記録が残っています。
また、紀元前7000年頃の中国の遺跡から出土した陶片を分析した結果、米・蜂蜜・果実等から醸造酒を作っていたことが明らかになりました。
これが、実際作っていたと確認できる世界最古の酒と考えられています。
■神のための「酒」から人のための「酒」へ
古代では、酒は神への供物として使われました。
祭祀が国家の重大事と考えられていた古代では、酒は貴重で神聖な物でした。
中国でも殷周時代の手の込んだ青銅器の多くが、酒を保管したり飲んだりするための容器でした。
酒自体も、神官や巫女等神に仕える者が製造していることが多かったようです。
酒について書かれた最古の文献は、夏王朝(紀元前21~16世紀)についての『戦国策』の記録です。
開祖である禹王に、儀狄が酒を造って献上した、と書かれています。
やがて、酒が大量に作られるようになると、祭祀用だけでなく一般の飲用にも広がっていきました。
紀元前2700年頃のエジプトでは、上流階級がワイン、庶民がビールを飲んでいる記録が残っています。
中国でも、紀元前500年頃に書かれた『論語』の中に村人が酒を飲んでいる記述が残っており、この頃には一般人も気軽に飲めるようになっていたことが分かります。
■「酒」の製造方法
現在、酒には製造方法の違いで醸造酒と蒸留酒、混成酒に分かれます。
酒が作られるようになった当初は、醸造酒しかありませんでした。
醸造酒は、酵母さえあれば大掛かりな道具も必要なく簡単にできるからです。
現在こそ酵母を付けた酒母を元に製造しますが、原始的な製造法として米や芋等デンプンを含む原料を口の中で噛んで唾液とともに吐き出したのを溜めて発酵させる「口噛み酒」が世界各地で行われていました。
現在ではアマゾン地域の一部を除いて消滅していますが、沖縄では泡盛の製法が普及する前はこの製法が一般的でした。
なお、この役目は酒がもともと神前に供える物だったという意味からも、巫女等神に仕える女性が行うことがよく見られました。
一方、蒸留酒ができたのは蒸留をするための蒸留器ができてからということになります。
エジプトで紀元前1300年頃にナツメヤシの蒸留酒を売っていた記録が残っていますが、中国でも紀元後6世紀、ヨーロッパでは13世紀頃からしか記録に登場しません。
■中国随一の醸造酒「紹興酒」の製法
中国を代表する醸造酒と言えば、「紹興酒」です。
紹興酒は、中国の東部にある浙江省紹興市で長い間製造されている主に米を材料とする酒です。
アルコール度数が14度から18度が一般的で、製法の違いで元紅酒、加飯酒、善醸酒、香雪酒の4種類に分けられます。
同じ米が原料の醸造酒である日本酒と違い、保管して熟成させることができ何年も熟成させた物は「老酒」と言われるのが一般的です。
元紅酒は全ての基本になる製法で、酒母と紹興近郊の湖鑑湖から取った水、蒸した糯米、麦麹、糯米を鑑湖の水で浸して乳酸発酵させた漿水で作られます。
10日間の一次発酵の後、小さな甕に入れて3ヶ月程二次発酵して完成です。
この元紅酒は、主に中国国内で流通しています。
一方、日本で販売されている紹興酒はほとんどが加飯酒です。
作り方は元紅酒とよく似ていますが、糯米と麦麹を1割増量しています。
また、最低3年間熟成させてから出荷されます。
■陳年紹興酒とは
加飯酒で特に熟成期間の長いもの(陳年)は花彫酒と呼ばれています。
これは、「女児酒」が由来になっています。
昔、紹興では子どもが誕生して3日目に酒を作り始め、1ヶ月目の祝いに甕に入れて地中へ埋め、結婚のときに掘り出して飲むという習慣がありました。
娘の場合、甕に職人を呼んで彫刻と彩色したのを持たせたことから「花彫酒」と言われます。
ちなみに息子の場合は、状元紅と言います。
状元とは昔の官僚登用試験である科挙での最高位合格者のことです。
中でも白い陶製の壺が印象的な陳年紹興酒「珍蔵」は、10年熟成させた高級紹興酒です。
「珍蔵」とは大切にしまわれたという意味で、まさに「老酒」と呼ぶにふさわしい一品です。
まろやかで芳醇、油を使った料理にも負けない味わいで、常温をストレートで飲むのがおすすめです。
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