menu list買取商品 - クライヌリッシュ 31年 オールドモルトカスク 1970
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クライヌリッシュ 31年 オールドモルトカスク 1970の高価買取致します
クライヌリッシュ 31年 オールドモルトカスク 1970のご紹介
買取参考価格 | 50000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | クライヌリッシュ蒸溜所/ダグラスレイン社 |
地方 | スコットランド |
地区 | ハイランド |
分類 | シングルモルトスコッチウイスキー |
タイプ | 700ml/50度 |
1948年にスコットランド南西部にある都市グラスゴーで設立されたインディペンデントボトラー「ダグラスレイン(Douglas Laing)社」のメインシリーズであった「オールド・モルト・カスク(Old Malt Cask)」のクライヌリッシュです。
現在は、2013年に分社した「ハンターレイン(Hunter Laing)社」が引き継いでいるシリーズでもあり、厳選された質の高さで非常に高い人気を博しております。
1970年に貯蔵され、31年もの長期間熟成の後ボトリングされたクライヌリッシュは、50%に統一されたアルコール度数とノンチルフィルター、ノンカラーリングで樽の個性を楽しみながら、甘くなめらかな味わいをご堪能いただけます。
クライヌリッシュ 31年 オールドモルトカスク 1970の歴史
まさにハイランドのブランド「クライヌリッシュ」が送り出す「クライヌリッシュ 31年 オールドモルトカスク 1970」
■スコットランドウィスキーの歴史
クライヌリッシュはスコットランドのハイランドに分類されるウィスキーです。
北東部の北海に面したリゾート地ブローラに1819年に設立されますが、現在も稼働しているのはその後1967~68年に新しく作られたほうの蒸溜所です。
旧蒸溜所はのちにブローラ蒸溜所と名を変え一時復活するのですが、その稼働期間は14年間だけでした。
クライヌリッシュは1880年代に人々をとりこにしたウィスキーとして知られていますが、その歴史は安寧なものではありません。
二度の大戦で一時閉鎖されたこともありますが、クライヌリッシュを忘れられないファンに支えられ、現在も味わい深いウィスキーを世に送り出しています。
■ハイランドのウィスキーの歴史
クライヌリッシュを知るためには、ハイランドウィスキーの歴史をある程度知る必要があります。
非常に長い歴史があるためその全てを知るのは困難で、スコッチウィスキーに関する最初の記述は何と1494年にまで遡ります。
またスピリッツとは切っても切り離せないのが酒税ですが、最初に課税されたのが1644年です。
当時酒税は原料の麦芽に課税されていましたが、税金に関しては100年以上も争いの火種となっており、ハイランドでウィスキーの密造が盛んに行われた原因にもなっています。
ハイランド地方の密造を防止し、正規ライセンスを発行しようとする政府側と住民側の争いの中、地主であるサザーランド公爵によって設立されたのがクライヌリッシュです。
公爵は悪政で悪名高い人物ですが、領地を統制し、小作人の作る穀物と土地で採れる品質の低い石炭、ピートを利用して商品化するために蒸溜所を建設しました。
当時比較的安く750ポンドという費用でクライヌリッシュを造り、余った資金で小作人たちに土地を貸し、農作物の安定供給を図った施策は決して間違いではなかったでしょう。
それでも住人を追い出して羊を入れ、羊毛で大儲けしようとした地主ですから、良い評判が残るわけもありません。
土地の歴史や人々の思惑とは別に、クライヌリッシュの生み出すウィスキーの味わいは素晴らしいものでした。
1880年代のウィスキーブームも相まって、クライヌリッシュは非常に人気の高いブランドとなったのです。
■幾人もの手から手へ
クライヌリッシュ蒸溜所は、サザーランド公爵が設立した後、1824年頃からは幾人もの経営者の手にリースされることになります。
これは公爵がライセンスを取得したことが理由ですが、蒸溜所が完全に公爵の手を離れたのは1896年、購入したのはグラスゴーにあるブレンダー、ジェームス・エインズリーでした。
同年に一度改築されテコ入れがなされますが、1912年に同社が破綻するとその後はDCLとジェームス・リスクの共同経営を経て1925年にDCLの単独経営へと移ります。
このDCLの継承団体が、現在も所有しているディアジオ社ということになります。
途中、大国アメリカの禁酒法時代や世界大恐慌、世界大戦といった激動に見舞われ、1941~45年は操業停止の事態ともなりました。
それでも人々が安定を取り戻すとクライヌリッシュは求められ、1967年にはオリジナルの横に現在も稼働する新クライヌリッシュ蒸溜所を建設することとなるのです。
役割を終えたオリジナルは、一時DCL傘下のグレン・ギリー蒸溜所が干ばつで閉鎖した折、原酒不足を解消するためブローラと名を変えて稼働しています。
1983年には再び閉鎖されますが、ディアジオ社は2017年にブローラの再稼働も決定し、2020年の再開を目指して今も建設中です。
■「クライヌリッシュ 31年 オールドモルトカスク 1970」
「クライヌリッシュ 31年 オールドモルトカスク 1970」は、ボトラーのダグラスレイン社のオールド・モルト・カスクシリーズに選ばれたクライヌリッシュです。
ダグラスレイン社は1948年にグラスゴーに設立されたボトラーで、前身は海運業者という歴史を持ちます。
突出した高いクオリティを認められブレンダーとしての一面も持つ同社ですが、2013年からは分社し、現在同シリーズはハンターレイン社が引き継いでいます。
厳選された質の高さはもちろん変わらず、31年もの長期間熟成を経たクライヌリッシュは、度数50%に統一されノンチルフィルター、ノンカラーリングで樽の個性を楽しめる逸品です。
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