menu list買取商品 - クラガンモア 29年 ソサエティ37.73
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クラガンモア 29年 ソサエティ37.73の高価買取致します
クラガンモア 29年 ソサエティ37.73のご紹介
買取参考価格 | 20000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | クラガンモア蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | スペイサイド |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 700ml/58.7% |
クラガンモアは、スペイサイドでを代表する蒸溜所から生まれた、最も偉大な卓越したシングルモルトのひとつです。
創設者ジョン・スミス氏が設計した、上部が平たい独特のポットスチルがエレガントで厳粛な味わいのウイスキーを造り出しています。
香りははっきりとしたオークで、バニラ、ココナッツ、マシュマロ、ビスケットの甘みが現れます。
木に長く閉じ込められながらも生き延びたフルーティさと、温かいウッディ、そしてスパイシーさが感じられます。
円熟した味に、舌の鳴るバーボン樽的な甘さから、そのまま甘酸っぱい香りに変化してフィニッシュへ続きます。
クラガンモア 29年 ソサエティ37.73の歴史
孤高を貫く独自の蒸溜所クラガンモアと「クラガンモア 29年 ソサエティ37.73」
■スペイサイド孤高の蒸溜所
一匹オオカミとも称されるクラガンモアは、スコットランドのバンフシャー、バリンダロッホにある蒸溜所です。
スペイサイドという、狭い地域に大小さまざまな蒸溜所がひしめき合う密集地帯の一角にありながら、一種独特な姿勢を貫く蒸溜所として知られています。
スペイサイドのモルトの中でも例外的と評される理由は、難解で奥深いその味わいにあります。
一度とらわれると忘れられなくなるというその魔力は、一体いつどのようにして生まれたのでしょうか。
クラガンモアが設立されたのは1869年、ジョン・スミスという人物が土地を借り受け蒸溜所を建設したところから始まりました。
ジョンはその後1893年にこの世を去りますが、ジョンの兄弟ジョージが一時運営を引き継ぎ、1893年にジョンの息子ゴードンが21歳になった年にゴードンへ引き継がれることになります。
ゴードンは蒸溜所を近代化するなど積極的に手を加えながら運営し、1912年にこの世を去った後は妻のメリー・ジェーンに後を引き継ぎました。
その後も蒸溜所の運営は人から人へ受け継がれ、第一次大戦中の一時閉鎖などはあったものの、現在に至るまで着実に運営を継続しています。
もちろんたくさんの苦労や紆余曲折はありましたが、クラガンモア自身のこれまでの歴史の変遷だけを見ると、特筆されるような画期的な発明や大きな事件が大々的に公表されているわけではありません。
ところが創業者ジョンは陰で数々の功績を残し、実に謎の多い人物としても知られているのです。
■創業者ジョン・スミス
創業者ジョン・スミスは、クラガンモアを設立するまでグレンリベット蒸溜所で運営を任されていた重要人物でした。
グレンリベットは行政区では最古の政府公認蒸溜所であり、世界的に有名なブランドでもあります。
一説には設立者ジョージ・スミスの婚外子とも息子ともいわれていますが、詳しくは分かりません。
ジョンは蒸溜所の経営に優れた手腕を持ち、グレンリベットだけでなくマッカランやダルユーインなどの蒸溜所の運営にも関わっていました。
クラガンモアを設立したときにはグレンファークラス蒸溜所からリースを受けていますので、深い関わりがあったことも確かです。
また彼はクラガンモアを設立するに当たり、この地域に最初に鉄道を引き込みました。
この事実はクラガンモアが大々的に宣伝したり公表したりはしていない事実ですが、全く素晴らしい経営判断だといえるでしょう。
おかげでクラガンモアはスコットランドで初めて鉄道を利用したウィスキー輸送を行った蒸溜所となり、その後の流通を発展させたのです。
ジョン・スミスのクラガンモアでの詳しい功績が、資料として残されているわけではありません。
それでも彼が現在に続く孤高のブランドを確立する礎を築いたことは、疑いようもない事実でしょう。
■ウィスキー業界人が絶賛するウィスキー
ユニークなのは、クラガンモアがウィスキー業界の中で非常に評価の高い例外的なブランドだという点です。
毎日数多のウィスキーを判定している業界人が、その五感をフル活用してもなかなか掴めない深い味わいがウィスキーを本当に知る人にこそ愛される理由だといわれます。
典型的なスペイサイドのウィスキーではない豊かで難解な味わいは、まさに創業者ジョンその人と重なるようです。
森と丘陵に囲まれた静かな農地にある小規模な蒸溜所は、ほかの大規模蒸溜所と比べれば見劣りするかもしれません。
それでもクラガンモアがスコッチウィスキーの歴史に、ほかにはないやり方で独自に貢献してきた歴史的事実は、違えることはできないのです。
■「クラガンモア 29年 ソサエティ37.73」
クラガンモアは、知る人ぞ知る、愛する人は愛してやまない、スペイサイドの卓越したシングルモルトです。
「クラガンモア 29年 ソサエティ37.73」にもその奥深い味わいがしっかりと現れ、ジョン・スミスが設計した独特のポットスチルが醸し出すクラガンモアの風味を感じることができるでしょう。
不動のファンを持つ孤高のウィスキーとの出会いを喜びながら、ウィスキー自身とじっくり語り合いたい逸品です。
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