menu list買取商品 - シャトー・ディケム Y イグレック 2015
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
シャトー・ディケム Y イグレック 2015の高価買取致します
シャトー・ディケム Y イグレック 2015のご紹介
買取参考価格 | 15000円前後
生産国 | フランス |
---|---|
生産者名 | シャトー・ディケム |
地方 | ジロンド |
地区 | ソーテルヌ |
分類 | ボルドー/白ワイン |
タイプ | 750ml |
ソーテルヌ地区の中で唯一の格付け特別第一級である極甘口ワイン「シャトー・ディケム」と同じテロワール(土地)から少量生産された辛口の白ワインが「Y イグレック 2015」です。
「D’YQUEM(ディケム)」から「Y」の字をそのまま受け継いで名付けられたこのワインは、味わいもディケムの血筋をしっかりと感じさせる造りになっています。
天候に恵まれた良年ヴィンテージとなる2015年の「Y イグレック」にはフレッシュさがあり、熟したブドウによる高いアルコールと、力強いボリューム、そして強い樽の香りと芳醇なアロマが特徴的で、完璧といえる素晴らしい仕上がりとなりました。
シャトー・ディケム Y イグレック 2015の歴史
シャトー・ディケム Y イグレック 2015の特徴と歴史
■辛口も楽しめるシャトー・ディケム Y イグレック 2015
シャトー・ディケム Y イグレック 2015は極上甘口ワインで名高いシャトー・ディケムが、わずかな数量だけリリースしている辛口白ワインです。
従来は貴腐の程度により、極限られたヴィンテージのみ生産されていましたが、栽培の管理体制を変えたことでプロットごとに選果ができるようになりました。
完璧に熟した状態かつ貴腐化が始まった瞬間で収穫ができるようになったことから、2004年からは毎年、Y イグレックのブランドで辛口ワインも少量生産されています。
シャトー・ディケム Y イグレック 2015が製造された、2015年はブドウの良年であり、ワインの出来栄えにも反映されています。
極上の甘口貴腐ワインであるディケムと同じテロワールから収穫されたセミヨンとソーヴィニヨン・ブランを用いた辛口白ワインです。
2015年は天候に恵まれ、良年ヴィンテージの年と評価された年で、ブドウは早くから成熟し、理想的な状態で収穫されました。
フレッシュさも感じられる、バランスに優れた完璧な仕上がりですが、より熟成を重ねてから楽しむのがおすすめです。
完熟したブドウを使うことによる高いアルコール度数をはじめ、強い樽の香りと力強いボリュームを楽しめる一本です。
■シャトー・ディケムの歴史
シャトー・ディケムの歴史は古く、4世紀前まで遡ります。
歴史的な数々の波乱を乗り越えながら、こだわりと情熱を持った後継者たちが、品質を守り続けてきました。
中世の時代はもともとイングランド王のアキテーヌ公の所有物であった地ですが、1453年にフランス国王であるシャルル7世によって、シャトーのある場所がフランスに併合されました。
1593年には地域の有力者一族であったジャック・ソヴァージュに土地の管理権と使用権が貸与されるに至ったのです。
ソヴァージュ家はシャトーの建設をスタートさせ、少しずつ丹念に区画を選別しながら現在につながるブドウ畑を形成していきました。
1711年、ルイ14世の統治下において、ソヴァージュ家は貴族として叙され、ディケムのブドウ農園全権限を譲り受け、オーナーとなることができたのです。
ソヴァージュ家の跡取り娘であったフランソワーズ・ジョセフィーヌ・ドゥ・ソヴァージュ・ディケムが、ルイ・アメデ・ドゥ・リュル=サリュス伯爵と1785年に結婚しますが、そこで悲劇が起こります。
結婚してわずか3年後の1788年、伯爵が落馬事故で死亡してしまったのです。
若くして未亡人となってしまったフランソワーズ・ジョセフィーヌは、ソヴァージュ・ディケム家の家長としてシャトー・ディケムの責任者となりました。
夫を亡くした悲しみから立ち直るべく、ワイン造りに没頭し、ワインの生産においても、経営管理において類い稀な才能を発揮していったのです。
彼女のもとで生産されたワインは、当時のワイン愛好家から高い評価を受けるに至りました。
■時代に負けずにワインを守り抜く
もっとも、今度は彼女自身にも試練が訪れます。
フランス革命のあおりで、2度も投獄されてしまうのです。
ですが、彼女はとても強い人で、ワインを守ることに懸命でした。
一族の財産でもあるディケムのワインを守り抜き、時代に負けることなく、シャトーを繁栄させていったのです。
1826年には当時のワイン農家としては極めて斬新な取り組みを行い、ブドウ栽培とワイン製造の完全事業化を確立させました。
この頃からすでに現在のシャトー・ディケムでも行われている、徹底したブドウ選別を実践しており、丁寧かつ丹念に行う収穫方法が採用されていました。
こうした取り組みが功を奏し、彼女の時代にはすでに国際的な評判を高めていったのです。
また、シャトー・ディケムでは、100kmにも及ぶ排水システムを設置して管理していることでも有名ですが、これも19世紀から始めた取り組みです。
最高のテロワールを持ちながら、それに妥協せず、さまざまな取り組みと努力を重ねてきたシャトーです。
- 買取商品検索