menu list買取商品 - シャトー・ディケム 1975
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シャトー・ディケム 1975の高価買取致します
シャトー・ディケム 1975のご紹介
買取参考価格 | 30000円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | シャトー・ディケム |
地方 | ジロンド |
地区 | ソーテルヌ |
分類 | ボルドー/白ワイン |
タイプ | 750ml |
ブドウの木一本からグラス一杯と言われるほどの低収穫量にこだわった極上白ワイン「シャトー・ディケム(CHATEAU DYQUEM)」は、最高の出来となったヴィンテージであれば200年以上も飲み頃が続くそうです。
パーカーポイントで100点を獲得した「シャトー・ディケム 1975」は、セミヨン80%、ソーヴィニョン・ブラン20%の比率でブレンドされており、明るい黄金色でまさに「飲む黄金」のような輝きを備えています。
凝縮された味わいは完璧なバランスを保ち、オーク樽由来のバニラやトロピカルフルーツ、パイナップル、ハチミツのかかった桃の果実香がすばらしく、グリルしたアーモンドなど膨大なエキスすべてを一点に集中させる並外れたキレのよい酸味が、高貴でパワフルなフィニッシュへと導きます。
シャトー・ディケム 1975の歴史
ワインの帝王とも呼ばれる貴腐ワインの世界最高峰シャトー・ディケム 1975
■世界最高峰を誇る貴腐ワインの代表作
シャトー・ディケム 1975は甘口白ワインとして人気の貴腐ワインの中でも、世界最高峰レベルの味わいを高い評価を受けるシャトー・ディケムの逸品です。
中でも1975年は葡萄の当たり年であり、ワインの帝王とも呼ばれる貴腐ワインの中でも秀逸なレベルです。
神々しい甘美な風味と、すでに40年を経過した長い熟成によって生まれる限りない深みが感じられます。
ワイン格付けで著名なソーテルヌの格付けにおいても、唯一1つだけ、プルミエ・クリュ・シュペリュールにランクされました。
シャトー・ディケムのワイン造りは非常に洗練されており、葡萄の木1本からグラス1杯分しか造れないと言われるほど、低収穫量にこだわった極上白ワインです。
そのため、最高の出来栄えと言われる当たり年のものは、200年経っても飲み頃が続くと言われるほどの寿命が期待できます。
シャトー・ディケム 1975は歴史的に並外れた出来栄えと評価されている1937年産と1921年産と比肩をとらないと評価されています。
購入してすぐに飲むのではなく、この先もじっくり寝かし続けることで、ゆっくりとしたペースで成長を続けることが期待できる1本です。
40年あまりの時を経ての味わいとしては、濃厚なコクや旨味の中にもキレの良い酸味も感じられる、完璧なバランスが楽しめます。
バニラ風味のオーク樽の風味に加えて、パイナップルや蜜の入った桃のようなフルーティーで甘やかな香り、ローストしたアーモンドの香ばしさなど得も言われぬ香りが感じられます。
■シャトー・ディケムの歴史
シャトー・ディケムの歴史は古く、中世にはイギリス国王が所有していました。
フランスとイギリス間で100年戦争が起こった後、1453年にはフランス国王のシャルル7世のものとなりました。
1711年にソヴァージュ家のレオン・ドゥ・ソヴァージュが、国から所有権を買い取り、民間経営となります。
1785年にレオン・ドゥ・ソヴァージュの曾孫フランソワーズ・ジョセフィーヌ・ドゥ・ソヴァージュ・ディケムがルイ・アメデ・ドゥ・リュール・サリュース伯爵と結婚したことから、シャトー・ディケムはリュール・サリュース家の所有となり、1997年までの長きにわたって経営されてきました。
1968年からはアレクサンドル・ド・リュル・サリュース伯爵が経営責任者となっています。
■シャトー・ディケムの妥協を許さないワイン造り
シャトー・ディケムでのワイン造りは徹底しています。
収益やコスト負担よりも、何より最も良質なワインだけを生産するという揺るぎない情熱のもとで製造が行われているのです。
シャトー・ディケムでは1本の葡萄の木から、わずかなグラス1杯のワインしか造りません。
葡萄の収穫時期には、150人もの摘み手が集められます。
彼らは収穫シーズンの6週間から8週間シャトーに滞在し、葡萄が完璧に成熟するのを待って、1粒1粒丁寧に手摘みされるのです。
こだわりの逸話も残されており、1964年には摘み手たちは13回も畑をまわったものの、お眼鏡にかなう葡萄が収穫できず、この年は葡萄の品質が特に重視されるヴィンテージの生産は行われませんでした。
仕込んだ後も、製造へのこだわりは続きます。
ワインは新樽の中で3年以上かけて熟成されることで、全収穫量の20%が蒸発により失われてしまいます。
その中から最良の樽を選別し、さらに厳しく選別が行われるのです。
品質が悪い年にいたっては、60%から85%を廃棄した年もあるほどです。
シャトー・ディケム 1975の1975年をはじめ、1976年、1980年といった秀逸な年であっても、樽の20%が排除されるに至りました。
これほどに厳しい選別を行っているシャトーは類を見ず、さらに芳醇さがわずかでも失われないよう、決してろ過処理を行わない点も徹底されています。
シャトー・ディケムはあまりにもふくよかでおいしいので、多くの人は待ちきれずに10年目にはボトルを開けてしまいます。
もっとも、評論家たちによれば、最高の飲み頃になるには15年から20年の年月を待つのが適当であり、レベルの高い年のヴィンテージワインは50年、75年経っても新鮮で退廃的な芳醇さを維持し続けると評価されています。
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