menu list買取商品 - シャトー・ディケム 1996
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シャトー・ディケム 1996の高価買取致します
シャトー・ディケム 1996のご紹介
買取参考価格 | 18500円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | シャトー・ディケム |
地方 | ジロンド |
地区 | ソーテルヌ |
分類 | ボルドー/白ワイン |
タイプ | 750ml |
蜜のように甘い貴腐ワインの最高峰「シャトー・ディケム」は、20年、50年、そして100年以上と長期間に渡る熟成を重ねても、その美しい味わいと香りを失うことはないと言われる卓越した上質な白ワインです。
忍耐が美徳になるだろうと予想される「シャトー・ディケム 1996」は、フルボディで力強さがありながら、慎ましさと節度のあるスタイルは非の打ちどころがないと言われています。
ローストしたヘーゼルナッツと混ざり合うクレームブリュレバニラビーンズの凝縮した繊細な甘みに、蜂蜜やオレンジマーマレードを思わせるフレッシュさが感じられ、重厚感と印象的な舌触りに派手さはなくとも、威厳や豊潤さ、途方もない昇進能力が感じられます。
シャトー・ディケム 1996の歴史
エレガントで華やかなシャトー・ディケム 1996
■最高峰の甘口白ワインであるシャトー・ディケム 1996
シャトー・ディケム 1996はセミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%をブレンドし、新樽を使用して3年以上の熟成を経てリリースされた甘口白ワインです。
軽やかでエレガントなジャスミンやオレンジの花のような華やかな香りと鼻を突き抜けるようなジンジャーのアロマが溶け合い、蜜りんごや甘いパイナップルのような果実味が楽しめます。
優雅で、ダイヤモンドのような輝きを持つ甘やかなデザートワインです。
ソーテルヌ地区のブドウの当たり年である1996年に造られた、24年熟成もののヴィンテージで入手困難な逸品です。
もともと全世界が認める神話的なワインとして評価が高く、ワイン評論家のパーカー氏に「費やされた努力とリスク、厳格な選別過程を考えれば、最高の値札に値する数少ない高級ワインの一つである。」と言わしめています。
完熟度を極めたブドウを1粒ずつ判別しながら摘み、さらに選果を行い、熟成後も樽を選別して、ブランドに恥じないレベルに達したものしか市場に流通させません。
こうしたこだわりを持つシャトーにおいても、シャトー・ディケム 1996は「舌触りが印象的で、純粋さは非の打ち所がない」とパーカー氏が絶賛しており、95点と高い評価を与えています。
ワインジャーナル誌においては、N.マーチン氏が96点の高評価を付け、飲み頃は2025年から2050年と長命であり、熟成させてからの味わいにも期待を高めているのです。
クラスマン誌では「神話的存在となっているディケムが、その名にふさわしいワインを造り続けている」と、シャトー・ディケム 1996に対しても高い評価を与えています。
さらにゴーミヨ誌でも5つ星評価が付くなど、1996年ものの評価は極めて高いです。
■シャトー・ディケムが世界に認められた歴史
ワイン農家だったディケムは、受け継いだフランソワーズ・ジョセフィーヌの孫であるロマン・ベルトランによって造り出されたワインを通じて、世界的に認められるようになりました。
ナポレオン3世は1855年のパリ万博開催を契機にボルドーワインの格付けをスタートさせ、赤ワインのメドック地区と甘口白ワインのソーテルヌ地区で格付け制度を制定しました。
この際のソーテルヌ地区の格付けで、ディケムは地区で唯一の特別1級に格付けされたのです。
すでに名声を得ていたシャトー・ディケムのワインが、格付け制度の導入で、いっそう知名度を上げ、ぜひとも味わいたいワインとして瞬く間にヨーロッパの人々に広まっていきます。
一説によれば、世界に門を開いたばかりの文明開化を迎えた日本にも、ディケムのワインが輸入されたというほどの人気ぶりでした。
■シャトー・ディケムの歴史の変遷
ロマン・ベルトランが亡くなると、その息子へと継承され、さらに弟のウジェン・ベルトランへ引き継がれていきました。
この時期、シャトー・ディケムにも困難が訪れます。
フランス全土に広がったフィロキセラによる害虫被害と第一次世界大戦です。
1914年の戦時中、ディケムのシャトーを軍事病院として積極的に協力を行うとともに、戦後には家族が守ってきた伝統を再び復活させました。
1930年代の世界的経済不況においても、ディケムのワインに補糖することは一切せずにディケムのワインを守り抜きました。
ウジェン・ベルトランには子どもがいなかったため、1966年以降は甥にあたるアレクサンドルが経営を引き継ぎます。
経営を継承してからはブドウの不作が続いたうえに、莫大な相続税が課されるなど、経営危機に見舞われたこともありました。
しかし、アレクサンドルは厳格な財政見直しを行い、伝統を絶やすまいと踏ん張ってきたのです。
彼の努力に報いるかのように1975年になって、素晴らしいヴィンテージに恵まれ、ディケムは危機を脱します。
1980年代からも良質なブドウの収穫年に恵まれ、新たな設備投資も実現できました。
20世紀の終わりにはモエ ヘネシー・ルイ ヴィトンのベルナール・アルノーのもとで同グループの傘下に入ることとなりましたが、そのこだわりと伝統は継承されると期待されています。
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