menu list買取商品 - シャトー・ラトゥール 2005年
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シャトー・ラトゥール 2005年の高価買取致します
シャトー・ラトゥール 2005年のご紹介
買取参考価格 | 67000円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | シャトー |
地方 | ジロンド |
地区 | メドック/ポーイヤック |
分類 | ボルドーワイン |
タイプ | 750ml/13度 |
ボルドー5大シャトーの中でも、50年以上の熟成にも耐えられると言われている晩熟で、力強く男性的な世界に名高い世界最高級の赤ワイン「シャトー・ラトゥール」です。
2005年のシャトー・ラトゥールは、ワイン評価誌で素晴らしい高得点を獲得した、まさに歴史に残るグレートヴィンテージとなりました。
開花から収穫までパーフェクトに近い天候条件に恵まれ、計り知れない熟成ポテンシャルを備えた素晴らしいワインに仕上がり、濃縮した果実味や甘く円熟したタンニン、見事なバランスで酸やミネラルがありつつ、どこか繊細な印象を持つのが魅力的です。
年を経るごとに高まる評価と人気により流通する本数が減っていますが、「見つけたら絶対買うべき1本」と言える稀少性の高いヴィンテージです。
シャトー・ラトゥール 2005年の歴史
シャトー・ラトゥールの歴史と2005年ヴィンテージ
■五大シャトーの中の一つであるシャトー・ラトゥール
フランスのワイン生産地として、ボルドーの地名を知らない人はいないと思います。
シャトー・ラトゥールは、そのボルドーのワイン生産者の中で、最上級を示す1級の格付けを持つ五大シャトーの中の一つです。
ラトゥールはフランス語で塔という意味で、その所有地内に、歴史的にも知名度があるシンボルとなる塔があります。
ワインのラベルにも塔が描かれています。
シャトー・ラトゥールはどのようにして1級格付けとなり現在に至っているのでしょうか?
ワインやボルドーの歴史を紐解く中で、歴史の流れに翻弄されながらもしっかりといまの地位に至った歴史を、以下の項目に沿って一緒に辿ってまいりましょう。
■ワインがヨーロッパで重要な飲み物となった背景
ワインはなぜヨーロッパで重要な飲み物として不動の地位を得るようになったのでしょうか?
まず、ワインの起源から簡単に歴史を辿りたいと思います。
紀元前7000年頃、グルジア共和国のカフカス山脈に起源を発すると考えられています。
その後古代ギリシャ、ローマ時代に酒神ディオニソスを讃えて祝宴の場でワインを飲む風習が始まり、徐々に地中海諸国の生活に溶け込んでいきました。
中世ヨーロッパではキリスト教信仰でワインが重要な役割を担うようになり、修道院がブドウ栽培とワイン造りの技術を発展させ、品質向上につながったのです。
16世紀の大航海時代に宗教とブドウが新大陸に伝わり広まりました。
水よりも清潔で安全な飲料として、日常生活にも浸透していきました。
こうして、主要な輸出地を中心にワイン貿易が飛躍的に伸び、瓶の製造技術も完成し、旧世界のワインの地位が形成され始めたのです。
20世紀になり、アメリカ、チリ、南アフリカ、ニュージーランド、中国など、いわゆる新世界に生産地が拡大し、いまに至っています。
このように、ワインが水より清潔で安全だったこと、キリスト教での重要な役割を持ったこと、世界市場でワイン貿易が発展したことの3点が西ヨーロッパで重要な飲料として定着した背景と考えられます。
■ボルドーの歴史とワイン生産地としての発展
1152年にイギリスのヘンリー2世とボルドーを統治していたアキテーヌ女公のエリアノールの結婚により、ボルドーはイングランドの統治下に入り、以後百年戦争でフランスがイングランドに勝利する1453年まで約300年間イングランドに支配されました。
このことが、ボルドーワインの英国輸出大きく伸展させることにつながったのです。
18世紀に西インド諸島との貿易で黄金期を迎え、その後国際貿易は途切れることなく続くことになります。
■シャトー・ラトゥールの歴史と発展
16世紀終わりにド・ミュレ家により周辺の小規模農園が一つにまとめられシャトー・ラトゥールの現在の骨格ができました。
以後買収や、結婚により所有者が変わりましたが、1695年にセギュール家の所有になり徐々に発展を遂げることになります。
セギュール家の所有は、幾多の変遷の後、1963年に英国のピアソン財閥に買収されて終焉しました。
セギュール家時代に、品質は向上し、パリ万博前の1855年格付けで第1級に選ばれ大きな評価を得ることになります。
1993年にフランソワ・ピノーが買収するまで30年間、英国資本に移ることになるのです。
英国資本下において、下記の大きな変革がもたらされました。
・買収と植樹による畑の拡大
・全行程の最新式化(発酵タンクをオークから温度調節付きステンレス製に変更等)
・1966年からセカンドワイン生産開始
その後も、2010年に1級シャトーでいち早くビオデナミ導入、2011年プルミエールからの撤退、2016年に全所有畑のオーガニックへの転換しました。
2018年にビオロジック認証取得、経営と技術の近代化を進め偉大なシャトーとしていまも君臨しています。
■シャトー・ラトゥールのワインの特徴
シャトー・ラトゥールのワインの重要な要素は2つあります。
一つはブドウ栽培に適した卓越したテロワールを持つ地勢であったことです。
もう一つは、従来技術の良い面を残しつつ近代的な製法と管理方法を取り入れてきたことです。
結果として、ヴィンテージにあまり左右されない均一で高品質なワインを生み出しています。
最高品質の1級ワインのグラン・クリュ、セカンドワインのレ・フォール・ド・ラトゥール、サードワインのポイヤックの3種あります。
作付面積の85%をカベルネ・ソーヴィニオン、14%をメルロー、1%をプティ・ベルドと3種類作っており、平均樹齢は40年です。
全面積78haのうち、ランクロと呼ばれる中心地の43haで1級ワインとなるブドウを育てています。
味わいはタンニンが強く、凝縮した濃厚な果実味を持つ男性的な風味が特徴です。
10年前後の若いヴィンテージでは本来の風味が出ず、少なくとも15年以上の長期熟成を待つ必要があります。
2005年はブドウにとって最良の年であったこともあり、15年の熟成を経て、タンニンの濃密な渋み、豊潤さを備えた格別の味わいのある一本に仕上がっていると言われているのです。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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