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ワインの本物の価値を知れると評判のシャトー・ラトゥール 2008年

■ラベルにデザインされているサン・ランベールの塔

シャトー・ラトゥール 2008年のラベルを見てみると美しい塔がデザインされていることがわかります。
この塔は、由緒ある塔としても知られており、14世紀後半に建てられた歴史的なものです。
実は塔の名前は何度も変えられていますが、サン・ランベールの塔という名は、周辺の土地から名付けられています。
しかしながら、1453年にあったカスティヨンの戦いの際にフランス王の軍隊によって破壊されてしまったという残念な逸話も残されています。
その後、1620年に現在の丸い形が印象的なサン・ランベールの塔が再建されましたが、400年以上が経過した現在でもワイン農園のシンボル的な存在となっているのです。
サン・ランベールの塔は、昔と同様に当時の建築材料を使用して再建されており、大変価値のある塔だと認められています。

■人気が衰えることがないシャトー・ラトゥールのワイン

フランスにあるワインシャトーとして有名なシャトー・ラトゥールは、ボルドーの北西に位置しています。
数百メートル先には、ジロンド川も流れており、自然豊かな地で贅沢な赤ワインを生産してきました。
14世紀頃からシャトー・ラトゥール周辺では、ワイン造りが活発でしたが、その中でもシャトー・ラトゥールは多くの人に知られており、大きな人気を集めていました。
1755年になると、より高品質なワイン造りに精を出すようになりました。
満足度の高いワイン造りに成功したことからフランス大臣からも高い評価を得るようになり、1855年のボルドーワインの格付けでは第1級のワインに選出された実績があります。
18世紀頃にまで時が流れると、以前にも増してシャトー・ラトゥールの名を世に広めることになります。
イギリスでも世界一の輸入量を誇っていた時代もあり、フランスのみならず世界各国でその味を楽しむ方が増えました。
1963年に突入すると酒造が増築され、これまでの工程が見直されることになりました。
ステンレス製の温度制御が導入されたタンクに変え、さらに若いツルの実から造るセカンドワインが生産されるようになったのも大きな変化です。
また、100％の新樽で熟成することや10年以上経過した古樹からしかブドウを栽培しないのも大きなこだわりです。
その後、さまざまな紆余曲折を経て、1993年にフランソワ・ピノーに経営権が変わり、ワインの本場フランスのこだわりが詰まった製造法にて、今日まで高品質なワイン造りが続けられています。
経営陣が変わっても厳しい規律を守り、昔もいまも変わることなく品質の高いワイン愛好家の舌を唸らせる価値の高いワインを造っているのです。

■男らしさを感じる力強いワインが完成

シャトー・ラトゥールは、五大シャトーの中でも力強さがあり、圧倒される果実感をたっぷり堪能できると好評です。
最高級ワインの証である1級の格付けを獲得しており、高い評価を得ていることでも知られています。
長期間にわたってじっくりと熟成されることから、ますます力強く深い濃くを味わうことができます。
シャトー・ラトゥール 2008年においてもシャトー・ラトゥールの歴史をしっかりと実感することができ、さらに実力までも感じられるはずです。
これまでに飲んだことのないような贅沢な時間をシャトー・ラトゥール 2008年とともに過ごせるのも嬉しい点といえるでしょう。
メドック1級を獲得し、使用されている栽培品種は、カルベネ・ソーヴィニヨン、メルローのほかにもプティ・ウェルドなどさまざまです。
シャトー・ラトゥール 2008年は、50年以上の長い年月をかけてたっぷり熟成しても品質が落ちることはないとワイン愛好家たちからも絶賛されています。
ジロンド川の影響によってブドウの熟成を早めることが可能なだけでなく、冬の激しい気候にも負けることなく旨味たっぷりのブドウを栽培することができます。
ワインの本物の価値を知りたいという方にもシャトー・ラトゥール 2008年がピッタリです。