menu list買取商品 - シャトー・ムートン・ロートシルト 2000年
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シャトー・ムートン・ロートシルト 2000年の高価買取致します
シャトー・ムートン・ロートシルト 2000年のご紹介
買取参考価格 | 200000円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | シャトー・ムートン・ロートシルト |
地方 | ジロンド |
地区 | メドック/ポーイヤック |
分類 | ボルドーワイン |
タイプ | 750ml/12.5度 |
世界で最も偉大なクラレット(ボルドー産の赤ワイン)のひとつと称される「シャトー・ムートン・ロートシルト(Chateau-Mouton-Rothschild)」です。
「ムートン・ロートシルト」は、畑をはじめ、醸造・熟成方法に改良を加えるなど度重なる努力の結果、1973年に二級から昇格して第一級の地位を獲得した唯一のシャトーワインで、その濃厚な味わいとエキゾチックな香りは今も世界中の人々を魅了し続けています。
時代を代表するアーティスト達によって毎年異なるデザインが描かれたラベルが特徴的な「ムートン・ロートシルト」ですが、2000年のミレニアムヴィンテージだけは例外で、金細工職人の作品「アウクスブルクの牡羊」を金泊仕立てでボトルに直接彫刻した特別な1本となっております。
シャトー・ムートン・ロートシルト 2000年の歴史
■メドック地区に最後に加わったシャトー
メドック地区にあるシャトーの格付けを行ったのは、1855年に行われたパリ万国博覧会がきっかけで、ナポレオン三世による発案でした。
その際のシャトーの数は、4つです。
もっとも偉大なクラレット(ボルドー産の赤ワインという意味)と呼ばれたシャト・ムートン・ロートシルトは、シャトーの一つに選ばれることはなかったのです。
その理由は長きにわたって、シャトーの持ち主がフランス人からイギリス人に変わったからだと信じられてきましたが、その信ぴょう性の根拠となったのが、ムートンが作り出すワインの市価が、ボルドーの4大シャトーに選ばれたシャトー・ラフィット・ロートシルトとほぼ同じだったからです。
そのため、シャトーに選ばれなかったのは、所有者がイギリス人だったこと以外、考えられなかったからでしょう。
とはいえ、シャトー・ムートン・ロートシルトの所有者であったフィリップ・ド・ロチルド男爵は「恐ろしい不正」と評して抗議しましたが、覆ることはありませんでした。
ここから、第一級格付けに承認されることを目指して、シャトー・ムートン・ロートシルトの闘いが始まります。
シャトーの有力者や強力な力を持つ人たちによるロビー活動が実を結び、ついにメドック地区に5つ目のシャトーが誕生したのは、フィリップ・ド・ロチルド男爵が「恐ろしい不正」と評してから、実に118年もの時を経た1973年のことでした。
まさに、シャト・ムートン・ロートシルトの執念が、当時の農業大臣であったジャック・シラクに第一級格付けを認めさせたといえるでしょう。
■画期的な改革を行ったシャトーでもある
そんな紆余曲折を経て5大シャトーの最後に名を連ねることになったシャトー・ムートン・ロートシルトですが、ボルドーワインを初めて瓶詰めにしたという大改革を行っています。
1922年のことで、当時のシャトーのオーナーはフィリップ・ド・ロートシルト男爵でしたが、男爵は同時にラベルにもこだわりを見せます。
時の偉大な芸術家にラベルを描いてもらうことにしたのです。
これによって、まだ5大シャトーに加わる前から、シャトー・ムートン・ロートシルトはかなり独創性に富んだ、話題に事欠かないシャトーであったことが分かります。
1958年にはダリ、1969年にはミロ、そして1970年にはシャガールがラベルを描いています。
そして、5大シャトーに加わった1973年以降は、1975年にウォーホルがラベルを描き、これらのラベルを貼ったワインボトルを見ているだけで、その豪華さにため息が出るほどです。
とりわけ有名なのは、第一級格付けが認められた1973年当時、まだ第二級だった時点で市場に出たシャトー・ムートン・ロートシルトのラベルを描いたのが、ピカソだったということです。
第二級の格付けだったとはいえ、その味わいは第一級格付けに勝るとも劣らない出来栄えだっただけに、その後、プラチナヴィンテージワインになったという逸話を持っているところも、シャトー・ムートン・ロートシルトの興味深い特徴と言えます。
■ミレニアムヴィンテージだけはちょっと特別
2000年のシャトー・ムートン・ロートシルトは、当たり年の偉大なミレニアムヴィンテージとされているだけあって、通常のアーティストたちによるラベルではなく、金細工職人が「アウクスブルクの牡羊」を金泊仕立てにし、さらにボトルに直接彫刻するという、まさにミレニアムヴィンテージにふさわしいボトルデザインに仕立て上げたところが特徴です。
2000年のブドウの作柄はかつてなかったほどの良いもので、そのできの良さは破格とまで言われました。
そんなブドウから作られたワインだけあって、シャトー・ムートン・ロートシルト2000年は、まさに特別扱いされているといっても過言ではありません。
それだけに価格も破格の値段で取引されていますが、叶うことならぜひ飲んでみたいというワイン好きは多いことでしょう。
特にボルドーワインが大好きという人にとって、これ以上の憧れのワインはなかなか見つからないのではないでしょうか。
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