menu list買取商品 - シャトー・ムートン・ロートシルト 2015年
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
シャトー・ムートン・ロートシルト 2015年の高価買取致します
シャトー・ムートン・ロートシルト 2015年のご紹介
買取参考価格 | 73000円前後
生産国 | フランス |
---|---|
生産者名 | シャトー・ムートン・ロートシルト |
地方 | ジロンド |
地区 | メドック/ポーイヤック |
分類 | ボルドーワイン |
タイプ | 750ml/12.5度 |
フランスを代表するボルドーワインの頂点に君臨する第一級格付け「五大シャトー」の中でも唯一、1855年から100年以上の歴史を持つ格付けを大きく覆し、第一級に昇格するという奇跡的な偉業を成し遂げたのがこの「シャトー・ムートン・ロートシルト(Chateau-Mouton-Rothschild)」です。
毎年変わる美しいラベルと人々を魅了し続ける味わいが人気の「ムートン」の中でも、当たり年の2015年ヴィンテージは多彩なアロマや丸みのある濃厚なタンニンが特徴的で、その風味の豊かさや肉付きの良さはビッグヴィンテージの2005年に通じるものが感じられるほど高品質と言われています。
瑞々しく、絹のようななめらかなテクスチャーが口内に広がり、完熟した果実にペッパーなどのスパイスが調和した豊かな風味が余韻となって長く続きます。
2015年のラベルには、ドイツ人アーティストであるゲルハルト・リヒター氏の作品がデザインされています。
シャトー・ムートン・ロートシルト 2015年の歴史
■ボルドーワインでありながらボルドーワインと認められなかった歴史
フランスの2大ワイン産地として知られるのが、ボルドーとブルゴーニュです。
その中でもボルドーには1000ものシャトーがあるほどで、その中のトップ5に君臨する5大シャトーのワインは、どれもヴィンテージとなるとかなりの値段が付くことで知られています。
そんなボルドーにありながら、また、英語でボルドーワインという意味のクラレットとして、世界でもっとも偉大なシャトーの一つといわれるにもかかわらず、1855年のボルドーワインの第1級格付けから外されてしまうという歴史を持つのが、シャトー・ムートン・ロートシルトです。
収穫と瓶詰めを共に行ったシャトーとしては、初めてという快挙を成し遂げているにも関わらず、ボルドーワインの格付けから外されてしまったのには、ある理由がありました。
それは、格付けが行われる直前にシャトーがイギリス人によって買われ、フランス人の所有ではなくなったことが原因とされています。
シャトーの所有者であったフィリップ・ド・ロチルド男爵は、このことを恐ろしい不正として抗議したものの、訴えが聞き入れられることはありませんでした。
その後、シャトーの有力者や所有者による熱心なロビー活動の結果、1973年にようやく第一級として認められるにいたりました。
実に118年もの月日が流れており、もっとも偉大なクラレットでありながら、長く認められずに来たのがシャトー・ムートン・ロートシルトの最大の特徴といえるでしょう。
■変化したワインのラベル
この腑に落ちないともいえる長い歴史の間、シャトー・ムートン・ロートシルトのボトルには「第1級たり得ず、第2級を肯んぜず、そはムートンなり」と記されていました。
その後、第1級に認められたことによりラベルの文字も変化し、「今第1級なり、過去第2級なりき、されどムートンは不変なり。」と記されるようになります。
このようなラベルをずっと貼り続けてきたという事実かもら、いかに悔しい思いをしてきたかが分かろうというものです。
ただ、1946年からシャトー・ムートン・ロートシルトのラベルは、フィリップ・ド・ロッチルド男爵が思いついた、世界中の有名な画家に毎年描いてもらおうというアイデアを採用し、その時代の著名な画家や彫刻家によってラベルが描かれてきたという点は、非常にユニークかつ斬新です。
また、今となっては非常に価値のあるものとなっています。
何といっても、ラベルを描いた画家は、シャガールやパブロ・ピカソ、ウォーホルといった錚々たる顔ぶれが並んでいるからです。
1953年のシャトー・ムートン買収100年を祝う年のラベルには、ナタニエル・ド・ロッチルド男爵の肖像が、さらに1977年にはイギリスのエリザベス2世とクイーン・マザーであるエリザベス王太后がシャトーを訪れたことから、その訪問を記念する特別ラベルがデザインされたこともありました。
このラベルがワインに特別な要素をもたらしていることから、ワインの熟成具合などとは関係なく、オークションの値段に影響を及ぼしているあたり、シャトー・ムートン・ロートシルトならではの特徴と言えるでしょう。
■当たり年2015年の出来栄えはワインもラベルもさすが
そんなラベルと数奇な歴史がとかく話題になるシャトー・ムートン・ロートシルトですが、当たり年といわれる2015年に作られた「シャトー・ムートン・ロートシルト2015年」は、ヴィンテージの呼び声にふさわしいアロマの多彩さと、濃厚ながらも丸みのある柔らかなタンニンが特徴的な仕上がりとなっています。
かつてビッグヴィンテージと呼ばれた2005年の出来栄えに勝るとも劣らない味わいに仕上がっていることもあって、その高品質さはファンとしては一度は飲んでみたいヴィンテージワインです。
また2015年のラベルは、ドイツのゲルハルト・リヒター氏によって描かれている点にも注目したいところです。
- 買取商品検索