menu list買取商品 - シャトー・ペトリュス 1990年
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シャトー・ペトリュス 1990年の高価買取致します
シャトー・ペトリュス 1990年のご紹介
買取参考価格 | 300000円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | シャトー・ペトリュス |
地方 | ジロンド |
地区 | ポムロール |
分類 | ボルドーワイン |
タイプ | 750ml/14度 |
「ワインというよりも神話の象徴だ」と世界で最も影響力のあるワイン評論家であるロバート・パーカー氏が残した言葉のように、今やその名実は神話のごとく世界に知れ渡り、世界的なオークションなどでも高額取引されている赤ワインが「シャトー・ペトリュス(Chateau PETRUS)」です。
1990年ヴィンテージは、当たり年の1本で優良な品質と味わいが希少価値を高めています。
世界でも最も有名な高級ワイン「ロマネコンティ」に双璧をなすワインとも言われ、シャープな爽やかさとフレッシュが際立ちつつも、濃厚さや深みのある奥ゆかしさと口内で長く続く余韻が特徴です。
ポムロールの丘の最上部にある畑の土壌は粘土質系で、ブドウ果をうまく成熟させるこの特殊な表土の水分機能が際立ったワインを生み出し続けている大きな理由と言われています。
シャトー・ペトリュス 1990年の歴史
■無名のワインが上り詰めたストーリー
世界中で取引されるワインの中で最も高値をつけると言われるのがシャトー・ペトリュスです。
無名だったワインがここまでの地位に上り詰めたのは、創業者の女性とその思いを継いだ一人の男性によって成し遂げられたという歴史があります。
どのようなワインなのか、まだ知らない人もいるでしょう。
無名かつ、ボルドーやブルゴーニュのような数百年に及ぶ歴史も持たないこのワインは、1920年代からそのストーリーが始まります。
その歴史は1人の女性がスタートとなります。
女性の名はマダム・ルーバで、彼女がシャトー・ペトリュスの生みの親と言われます。
1920年代にシャトー・ペトリュスを持つアルノー家の株式を少しずつ購入し始めた彼女は、1949年には単独で株式を買い占め、単独オーナーとなります。
その後彼女はもちろんワインの製造を手がけ始めますが、他人に任せるようなことはせず、自ら製造に携わります。
彼女はただ高品質なワインのみを製造することを目指しましたが、そこには強い味方となるジャン・ピエール・ムエックスという男性の存在がありました。
彼女は彼と提携し、販路を拡大することでシャトー・ペトリュスのワインを世界に広く提供し始めます。
国内のみだった販売をアメリカへ広げ、1960年代にはなんとアメリカ全土にシャトー・ペトリュスの名が広がります。
そして海運王と呼ばれたアリストテレス・オナシスの目に留まり、いつしかステイタスシンボルとまで評されるようになりました。
その他にもエリザベス2世の即位式にバッキンガム宮殿に献呈するなど、その広報活動は大成功を収めました。
もちろん確かな品質のワインがあってこそできることですが、シャトー・ペトリュスはこうした積極的な活動で一躍有名ワインに仲間入りを果たしたのです。
■ジャン・ピエール・ムエックスが継いだ想い
マダム・ルーバはこうした戦略が確かでしたが、1961年にこの世を去った後に暗雲が立ち込めて来ます。
彼女の後は甥や姪が引き継いでいましたが、株式は当時のパートナーであるジャン・ピエール・ムエックス氏が引き継いでいました。
彼はマダム・ルーバの想いを受け継ぎ、シャトー・ペトリュスを単なる有名なワインではなく、確固たる地位を持つワインにすることを目指します。
ケネディ家やロックフェラー家等の上流階級へアプローチし、これを見事に成功させ、ただの有名ワインから本物の名門ワインへと昇華を果たします。
以来、ボルドーやブルゴーニュと比較にならないほど高値をつけるまでの成功を収めることになりました。
しかしながら全くの無名ワインがここまで成功するには、単に販売戦略だけではとても追いつくものではありません。
そこには、一度味わったら忘れられないと言われる、極上の味わいが確かにあったのです。
■他に類を見ない極上の味わい
シャトー・ペトリュスがワイン愛好家を魅了する理由は、極上の味わいがあることに他なりません。
香りも味わいも余韻もボルドーとは一線を画すと評され、力強さをなくし、飲み口を徹底的に優しく、程良い濃厚さを楽しめるようになっています。
実は若いシャトー・ペトリュスは若干荒々しさを感じると言われるのですが、年を経るごとに味わいが落ち着き、どんどん極上へと変化して行きます。
そして品質を維持するため徹底した少量生産に留めていることで、希少価値の高い逸品となっています。
そもそもシャトー・ペトリュスはわずか11.5haの畑しかなく、そこから収穫されたブドウの中から更に選別し、わずかなブドウのみで生産されます。
創業当初から変わらない品質管理を徹底し、極上の味わいを守り抜いているからこそ、ここまでの価値あるワインが生み出せるのでしょう。
その成果は、あのロバート・パーカー氏をもってして、ワインというより神話の象徴とまで言わしめた天上の味わいとなっています。
■シャトー・ペトリュス1990年
世界的なオークションで高額取引されるシャトー・ペトリュスの中でも、1990年ヴィンテージは当たり年の優良な1本です。
希少価値が非常に高く、高級ワインのロマネコンティと双璧を成すとも言われる逸品です。
味わいはシャープかつさわやかで、フレッシュでありながら濃厚さや深みもある奥ゆかしい風合いと評されます。
誰もが認める極上のヴィンテージワインに出会う機会があれば、おそらく何も迷うことはないでしょう。
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