お酒買取なら大阪のネオプライス

5つのキーモルトを使用した風味豊かなデュワーズ 18年

■デュワーズの創業者とその息子たち

デュワーズ 18年の製造元であるデュワーズは、1846年に創業されました。
創業主は、現在でもブレンデッド・ウイスキーの第一人者として名高いジョン・デュワーです。
彼は、スコットランドのワイン造りの知識を深めていたものの、その後はウイスキー造りに力を注ぐようになりました。
デュワーズと言えばウイスキーの製造会社というイメージが強いですが、ジョン・デュワーのウイスキー造りにはワイン造りの知恵も含まれていると考えられます。
デュワーズの名を広めたのは創業者であるジョン・デュワーズの力も大きいだけでなく、父の死後に後継者となった2人の息子たちの努力もなくてはならなかったといっても過言ではありません。
アレクサンダーとトーマス兄弟は、1880年にデュワーズの後継者となりましたが、彼らはブレンダーとしての高い知識と技術を持っていただけでなく、独自の発想力を活かして製造のほかにも販売や営業活動に大きな力を注いでいました。
デュワーズのウイスキーをより多くの人に知ってもらうために、ただ販売するだけでなく、バグパイパーを見本市に呼び寄せ演奏をさせるなど、たくさんの人の目につく努力を惜しまなかったのも彼らの戦略といえます。
当時は、バグパイプはまだまだイギリス人にも熟知されておらず、大変珍しいものでした。
そのため、バグパイプによる演奏は多くの人の興味を引き、見本市で演奏させることでデュワーズの良い宣伝になったのです。
さらにその後、彼らは1896年にアバフェルディ蒸溜所を完成させ原酒造りに精を出しました。

■アバフェルディ蒸溜所の誕生

アバフェルディ蒸溜所は、スコットランドに存在します。
デュワーズのウイスキーのもととなるモルトウイスキーの産地としても知られています。
デュワーズの創業者であるジョン・デュワーの息子が設立し、現在においても世界中から観光客が押し寄せている人気のスポットです。
デュワーズの歴史に触れられるだけでなく、さらにここでしか堪能することのできない貴重なウイスキーを味わえるなど魅力的な蒸溜所です。
上質なウイスキーを生み出すために初溜釜2基のほかにも再留釜2基を取り入れています。
さらにシベリアのカラマツを使用した製木桶を8機用意するなど、こだわりのウイスキーを製造するための機器も厳選しました。
1896年にアバフェルディ蒸溜所が設立された後、1917年に閉鎖されています。
しかし、1919年に再度、蒸溜所が再開され現在はバカルディの傘下にありながらも上質なウイスキー造りが続けられています。

■貴重なキーモルトを使用し長期熟成した贅沢なウイスキー

デュワーズ 18年は、デュワーズのこだわりの製造法にて大切に育てられました。
5つの蒸溜所で製造されたキーモルトをブレンドしており、豊かな味わいを楽しめます。
その名の通り18年にわたって長期熟成された贅沢な逸品です。
フルーティな香りを楽しめるだけでなく、アーモンドのほろ苦さやバターやバニラの甘さも堪能できます。
良質なキーモルトがふんだんにブレンドされているのも嬉しい特徴となっており、それぞれの個性的な味わいを存分に堪能できるのも魅力の一つです。
価値の高いアバフェルディ、ロイヤルブラック、クライゲラヒ、オルトモア、マクダフといったキーモルトを使用しているのもウイスキー好きを満足させる絶品の仕上がりを実現できた理由といえるでしょう。
バランスにこだわりながら丁寧にブレンドされているため、それぞれの味わいや風味をたっぷりと味わえます。
また、ただブレンドしただけでなく長期熟成を行い、さらにアメリカンオーク樽で半年以上にわたって熟成させました。
時間をかけてゆっくりと熟成することで絶妙なバランスを実現するデュワーズ 18年が生まれました。
1846年にデュワーズが創業されてから170年以上が経過しましたが、現世においても高い人気を誇りウイスキーファンを納得させる商品を数多く生み出しています。
昔ながらの伝統的なダブルエイジ製法にて製造し、なめらかな味わいを楽しみながら長い余韻まで感じられると好評です。