menu list買取商品 - デュワーズ ホワイトラベル ティンキャップ
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
デュワーズ ホワイトラベル ティンキャップの高価買取致します
デュワーズ ホワイトラベル ティンキャップのご紹介
買取参考価格 | 25000円前後
生産国 | イギリス |
---|---|
生産者名 | アバフェルディ蒸留所 |
地方 | スコットランド |
地区 | ハイランド |
分類 | ブレンデッドスコッチウイスキー |
タイプ | 760ml/43度 |
1846年にスコットランドのハイランド地方で誕生した「デュワーズ ホワイトラベル」は、40種類のモルトウィスキーとグレーンウィスキーがブレンドされており、そのキーモルトにはアバフェルディ蒸留所の原酒が使用されています。
イギリス王室御用達の認定を受けているスコッチウィスキーには3つ存在しますが、「デュワーズ」もそのひとつであり、ヴィクトリア王女よりその許可証となるロイヤルワラントの栄誉を与えられたウィスキーでもあります。
透明感がある濃い黄金の麦色で、微かなピート香と強めのスパイシーな風味が特徴的。
甘さを抑えたカステラのような柔らかい味わいが口の中に広がります。
デュワーズ ホワイトラベル ティンキャップの歴史
カーネギーがアメリカ大統領に樽を贈ったスコッチ・ウイスキー
■ハイボールの起源とも言われるデュワーズ
ハイボールの起源には諸説あるものの、デュワーズこそがそうだとする説があることをご存知でしょうか。
デュワーズは1846年、ジョン・デュワーが製造販売を開始したスコッチ・ウイスキーのブランドですが、その名を世界に知らしめたのは2代目トミー・デュワーです。
トミー・デュワーは大規模キャンペーンなどを繰り広げ、スコッチの中でも世界屈指の人気を樹立し、特に消費大国アメリカで大きな成功を収めた人物として知られています。
そしてこのトミー・デュワーこそがハイボールを考案した人物だと主張する新聞があるのです。
それは1905年、アメリカのニューヨークでのことでした。
すでに世界的なブランドにのし上がったトミー・デュワーは、友人とともにスコッチを楽しむためサロンに向かったのですが、そこでサーブされたグラスが小さいことに気付きます。
そこで彼はウェイターに背の高いグラスに替えるようオーダーし、「そうすればもっと楽しめる」と言ったことからスコッチハイボールが生まれたと記事には書かれています。
この「楽しむ=have a ball」が「もっと楽しむ=high ball」になるという言葉から誕生したというのが、The evening world., January 06, 1905, Evening Edition,の説です。
真相はどうあれ、このエピソードはトミー・デュワーという人物の人となりを感じられる一幕といえるでしょう。
■数々の輝かしい軌跡
トミー・デュワーの実績とデュワーズの輝かしい歴史は数多く残されています。
1886年にはエジンバラ国際博覧会で初のメダルを受賞し、1893年にはヴィクトリア女王から英国王室御用達を賜りました。
現在はジョン・デュワー&サンズ社が経営していますが、すでに500を超える受賞歴がありその地位は不動のものとされています。
特にアメリカで人気が爆発したのは、世界的に有名な鉄鋼王、アンドリュー・カーネギーが当時の大統領ベンジャミン・ハリソンにデュワーズの樽をプレゼントしたことがきっかけでした。
現在もジョン・デュワー&サンズ社にはカーネギーがトミーへ宛てた「大統領邸宅へウイスキーを送ってくれ」という内容の手紙が残されています。
トミー・デュワーは世界を回る中でアンドリュー・カーネギーと親しくなったといわれていますが、カーネギーもまたスコットランドの出身だったことも意気投合した理由かもしれません。
彼が最上のスコッチ・ウイスキーを大統領へ贈り、そのことが大々的にニュースとなったことから、アメリカで「スコッチといえばデュワーズ」と言われる代表ブランドとなったのです。
■キーモルトはハイランドのアバフェルディ
デュワーズは、ハイランドのアバフェルディ蒸溜所の原酒をキーモルトとしています。
アバフェルディ蒸溜所はハイランドのほぼ真ん中にあるリゾート地、アバフェルディ村に位置し、ピティリー川の豊かな水を仕込み水に使っています。
アバフェルディはラベルに赤リスの絵を掲げた蒸溜所ですが、決してメジャーとはいえないでしょう。
ただクオリティの高いシングルモルトを造ることで知られており、デュワーズにはアバフェルディの個性が強く表れています。
アバフィルディは1896年、ジョン・デュワーズ&サンズ社が設立しました。
その後1925年に現ディアジオ社の系列に引き継がれ、1998年にバカルディ社に買収されましたが、設立以来、デュワーズのキーモルトを供給する役割は変わらず、その味わいをしっかりと支えています。
アバフェルディの名はゲール語で「水の神のプール」を意味しますが、それはもちろん水源となっているピティリー川を指します。
水の神の祝福を受けているといわれるこの川の水は、アバフェルディのモルトの個性を高め、デュワーズに唯一無二のクオリティを授けているのです。
■40種が溶け合うデュワーズ ホワイトラベル ティンキャップ
デュワーズ ホワイトラベル ティンキャップは、1846年に誕生した歴史ある銘酒です。
40種類ものモルトウイスキーとグレンウイスキーがブレンドされたものですが、キーモルトはもちろん、アバフェルディ蒸溜所の原酒です。
ほのかに甘くピーティな味わいはソフトでフルーティと評されますが、いかんせんあまりに希少で、なかなかお目にかかることはできないかもしれません。
スタンダードな一本ですが、モルト含有率も高く、スコッチ・ウイスキーファンなら一度は手にしてみたい逸品です。
- 買取商品検索