menu list買取商品 - ドン・ペリニヨン P2 ヴィンテージ1998
スピード査定はこちら「今すぐ価格が知りたい」
0120-962-166
(電話受付時間 10:00〜19:00 木曜日定休)
- 買取商品検索
ドン・ペリニヨン P2 ヴィンテージ1998の高価買取致します
ドン・ペリニヨン P2 ヴィンテージ1998のご紹介
買取参考価格 | 30000円前後
生産国 | フランス |
---|---|
生産者名 | モエ・エ・シャンドン社 |
地方 | シャンパーニュ |
地区 | エペルネ |
分類 | シャンパン |
タイプ | 750ml/12.5度 |
モエ・エ・シャンドン社が手掛けるスパークリングワインとして世界的な知名度を誇る「ドンペリ」より、16年に及ぶ長期熟成を経て2014年11月に750ml容量・5万円でリリースされたのが「ドン・ペリニヨン P2 ヴィンテージ1998」です。
第1プレニチュード(熟成)は少なくとも8年を経てから起り、第2のプレニチュードは少なくとも16年の歳月を経てから出現します。
こちらのドンペリ「P2 ヴィンテージ1998」は、1998年に収穫された最高品質のブドウのみから造られた第2プレニチュード(16年熟成)の逸品です。
名称にある「P2 」とは、変容エネルギーが最高潮に達する「2度目のプレニチュード」を迎えたことを表しています。
その香りは力強く、ふくよかさが特徴的で、噛み締めることができるほどのクリーミーな味わいが最大の魅力です。
ドン・ペリニヨン P2 ヴィンテージ1998の歴史
■修道士の名を冠するあまりにも有名なシャンパン
近年ではシャンパンやスパークリングワインの魅力が日本でも広く知られるようになり、きめ細やかな発泡性のワインの需要は高まるばかりです。
徐々に浸透するにつれ、最近は発泡性のワイン全てがシャンパンではないということも知る人は増えました。
ご存知の通り、シャンパンと名乗ることができるのは、フランスシャンパーニュ地方で造られた限られた条件を持つワインだけです。
原料となるブドウの種類も限定され、その醸造方法なども全て決められた条件をクリアしたもののみ、シャンパンと認められます。
そんなシャンパンの歴史の中で外せないのが、ドン・ペリニヨンです。
シャンパーニュ地方では、17世紀頃まではまったく泡のない、色のうすい赤ワインが作られていました。
まるで今とは違ったワインですが、そこでワインづくりに多大な貢献をしたのが、誰もが知るドン・ペリニヨンという名前を持つ人物です。
ドン・ペリニヨンは、シャンパーニュ地方オーヴィレール修道院の修道士でした。
彼はこの地方のワイン作りに大きく貢献しましたが、実は彼が取り組んでいたのは泡の発生しないワインです。
現在のドン・ペリニヨンを商品の名前として登録したのは、彼がこの世を去った後、オーヴィレール修道院とそのブドウ畑を買い取ったモエ・エ・シャンドン社です。
モエ・エ・シャンドン社はドン・ペリニヨンの商標権を取得し、名を冠したあまりにも有名なシャンパンを生み出しましたが、これを知れば当のドン・ペリニヨン本人は驚くかもしれません。
なぜなら彼は17世紀に、樽に入れて保管しているワインに時に発生する泡に悩んでいたからです。
現在のように温度管理ができない時代、発酵完了前に冬に入ると、ワインの酵母が寒さによって活動を休止します。
それが春になって暖かくなると、酵母が活動を再開し、すでに閉じた樽の中で二酸化炭素が発生し、それがワインに溶け込むことで発泡性を持つのです。
ただ、当時この泡を嫌がる気持ちもわかるのは、現在のシャンパンのきれいな泡とは違い、雑味の強い荒々しい泡だったからです。
修道院でワイン食料貯蔵庫長を務めていた29歳のドン・ペリニヨン責任者は、この泡の発生に頭を悩ませ、なんとかして泡の出ないワイン作りを試行錯誤していました。
■ドン・ペリニヨンの努力
シャンパーニュ地方は、北緯50度というとても寒い地域にあります。
ブルゴーニュ地方のようにふくよかな赤ワインは作れないこの地方では、新しいワイン作りを画策していました。
ドン・ペリニヨンはシャンパーニュ地方で作られていた黒ブドウを軽く絞ることで、皮の色素を入れない白いワインの開発を思いつきます。
彼のこの発想は素晴らしく、白ワインにすることで長年悩んでいた泡も多少抑えられるようになりました。
丁度ガラスのボトルが登場し始めた頃で、シャンパーニュ地方の白いワインはガラスにボトリングされ、イギリスに輸出されるようになります。
すると皮肉な事に、ドン・ペリニヨンがあれほど悩んでいた白ワインの発泡性が華やかだと貴族の中で大流行し、シャンパンの原型がここに完成されます。
もちろん、今のようなベルベットな口当たりの泡ではありませんが、現在のドン・ペリニヨンのベースが偶然完成したことになります。
ドン・ペリニヨンのエピソードは数多くあり、その中には諸説あるようですが、彼が黒ブドウから白ワインの製法を考案した貢献度は大きいでしょう。
また、彼は様々な畑のワインや年代の違うワインをブレンドする技術も確立し、ワインの食文化の発展に多大な貢献をしたことに間違いはありません。
■長期熟成のドン・ペリニヨン P2 ヴィンテージ1998
モエ・エ・シャンドン社は、16年に及ぶ長期熟成を経て、ドン・ペリニヨン P2 ヴィンテージ1998をリリースしました。
第1熟成は少なくとも8年後、第2熟成は少なくとも16年後に出現すると言われますが、ドン・ペリニヨン P2 ヴィンテージ1998は最高品質のブドウから造られた16年熟成の逸品となります。
名前の中にあるP2というのがこの第2熟成を意味していて、2度目のプレニチュード(熟成)を表しています。
力強くふくよかさな香り、噛み締めるとまで表現されるクリーミーな泡を、ぜひ堪能したい逸品です。
- 買取商品検索