menu list買取商品 - DRC ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ ロマネ・サン・ヴィヴァン 1998年
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DRC ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ ロマネ・サン・ヴィヴァン 1998年の高価買取致します
DRC ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ ロマネ・サン・ヴィヴァン 1998年のご紹介
買取参考価格 | 140000円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DRC)社 |
地方 | ブルゴーニュ |
地区 | コート・ドール |
分類 | ブルゴーニュワイン |
タイプ | 750ml/14度 |
ブルゴーニュ地方にあるブドウ畑「ロマネコンティ」と「リシュブール」の東側に拡がる「ロマネ・サン・ヴィヴァン」で栽培された高品質ブドウのみを原料に造られる赤ワインが「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ ロマネ・サン・ヴィヴァン(DRC ROMANEE-SAINT-VIVANT)」です。
「ロマネ・サン・ヴィヴァン」は、スパイシーで濃厚な味わいながらも、タンニンと果実味、酸味とのバランスが上手く取れていて、華奢なエレガントさが美味しさの特徴です。
繊細さの極みともいうべき風味の中に、大地に育まれたミネラルやハーブを思わせるようなニュアンスがま混じり、特有の気品ある世界を織り成しています。
DRC社が生産するラインナップのなかでも最も熟成が早いと言われており、若いうちから果実味が溢れた柔らかい口当たりを楽しむことができるのも醍醐味です。
DRC ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ ロマネ・サン・ヴィヴァン 1998年の歴史
■由緒正しき正当な畑の伝承ワイン
ワインのことはあまり良く知らない人でも、ロマネコンティの名前は耳にしたことがあるでしょう。
ロマネコンティは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DRC)というワイン生産者が造る最高級ワインの銘柄として知られています。
実は畑の名前なのですが、畑としてのロマネコンティは、1.8haしかない小さなものです。
ワインはたった6000本しか造れず、そのために毎回争奪戦となります。
また、化学肥料を一切使わず月の満ち欠けに合わせて作業を行う有機農法で、ブドウの出来が良くないと、更に1/3程度に収穫量を減らしてしまうことがあります。
破砕・除梗せず、でき得る限り長い時間で緩やかに発酵させ、亜硫酸をほとんど使わず本来の味わいを最大限に生かした方法を採っているのも特徴です。
確固たる地位を持つワインですが、それは長い歴史の中で由緒正しい畑の伝承をしっかり守りつないでいるからに他なりません。
新星のごとく現れる新しいワインはシンデレラワインなどと呼ばれることがありますが、ロマネコンティに関してはまったく異なります。
その歴史はローマ時代から2000年を超えるとも言われ、現存する伝説とも謳われるワインです。
中世にサン・ヴィヴァン修道院がロマネコンティの畑を所有していたことが分かっていますが、17世紀にはこの区画のブドウが非常に高品質であることが知られるようになりました。
ワイン造りに尽力した古代ローマ人にちなみ、この畑はロマネと呼ばれるようになりますが、そのあまりの優秀さに、国を揺るがす利権争いが勃発することになります。
■様々な争いに巻き込まれるロマネコンティ
18世紀にはルイ14世が特効薬として毎日スプーンで飲んでいたこともあり、区画の所有権を巡って争いが始まりました。
特にルイ15世の愛人ポンパドール夫人とブルボン=コンティ家の王子、ルイ・フランソワの争いは激しいものでしたが、結局畑のオーナーとなったのはコンティ家のほうでした。
この時にポンパドール夫人は激高してヴェルサイユ宮殿からブルゴーニュワインを全部排除したと言い、コンティ王子は自分の宴でのみワインを振る舞ったため、このワインは市場に流れなくなります。
この王子の独占でワインの価格は高騰し、すでに当時コンティ公の宮殿でしか味わうことができない、伝説のワインと呼ばれるようになったと言われています。
かなりの遊び人で贅をつくした生活をしていた華やかな王子だったようですが、そんな贅沢な舌も魅了したロマネコンティは、さすがと言えるでしょう。
そして1789年に起こったフランス革命では、畑を継承したコンティ王子の息子も投獄され、そこから所有権は転々とします。
息子は亡命したもののコンティ家は途絶えてしまったのにも関わらず、畑はコンティ王子の思い出にちなみ、ロマネ・コンティと呼ばれるようになったのは皮肉なことかもしれません。
■ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの誕生
現在に続くドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの始まりにつながったのは1869年です。
この年にジャック=マリー・デュヴォー=ブロシェがロマネ・コンティ畑を買い取り、ワイン造りを始めます。
その後、正式に会社形態となったのは1942年です。
ここにドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティが誕生しますが、アンリ・ルロワが経営権を半分取得し、ヴィレーヌ家とルロワ家が共同経営を始めます。
せっかくの新体制ですが、その後第2次世界大戦で農薬や肥料が獲得できず、一時は貴重なブドウの樹が実をつけない危機的状況に陥ります。
この時初めて生産が中止されるのですが、全ての樹を抜き取って苗木を接ぎ木し、植栽し直すという大変リスクの大きな事業が行われていました。
1946年から1951年まではロマネ・コンティにとって非常に厳しい時代でしたが、幸運なことに1952年に再開となります。
そして1992年からは、オベール・ド・ヴィレーヌとアンリ・フレデリック・ロックの共同経営体制となっています。
■DRC ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ ロマネ・サン・ヴィヴァン 1998年
ロマネ・サン・ヴィヴァン 1998年は、ロマネコンティとリシュブールの東側にあるロマネ・サン・ヴィヴァンという畑で栽培された高品質ブドウのみで造られた赤ワインです。
ロマネ・サン・ヴィヴァンのブドウはスパイシーでタンニンと酸味とのバランスが良く、ワインにエレガントさをプラスしてくれます。
ロマネコンティは繊細さが極立つワインですが、その中にも大地のミネラルやハーブのニュアンスが混じり、気品溢れる出来になっています。
最も熟成が早く、若い内から楽しむことができるワインとして知られています。
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