menu list買取商品 - エドラダワー バレッヒェン マデイラマチュアード #2
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エドラダワー バレッヒェン マデイラマチュアード #2の高価買取致します
エドラダワー バレッヒェン マデイラマチュアード #2のご紹介
買取参考価格 | 7900円前後
生産国 | イギリス |
---|---|
生産者名 | シグナトリー社 |
地方 | スコットランド |
地区 | ハイランド |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 700ml/46度 |
1825年に創業されたスコットランドで最も小さな蒸留所である「エドラダワー蒸留所」にて、昔ながらの手造りによって生産された長期熟成モルトです。
ごく少人数でウイスキーを生産しているため、1週間の生産量はホグスヘッド樽(250リットル)に換算してわずか14樽と限られています。
「バレッヒェン マデイラ マチュアード」はピートが効いた銘柄で、マデイラワイン樽にてカスクフィニッシュしています。
エドラダワー バレッヒェン マデイラマチュアード #2の歴史
個性が花開くエドラダワー バレッヒェン マデイラマチュアード #2
■エドラダワー バレッヒェン マデイラマチュアード #2の特徴
エドラダワー バレッヒェン マデイラマチュアード #2は新たに生み出されたバレッヒェンシリーズの2作目です。
バレッヒェンは2002年にエドラダワー蒸溜所を買収したシグナトリー社が、独自のネットワークを通じて、ラフロイグ蒸溜所を引退したばかりのカリスマ的なブレンダーであるイアン・ヘンダーソン氏を招いて造り出した新たなブランドです。
シグナトリー社がエドラダワー蒸溜所を買収したのと同じ年に、マネージャーに抜粋されたイアン・ヘンダーソン氏は、歴史ある蒸溜所として昔ながらの製法で造られているエドラダワーのモルトに新たな個性を生み出しました。
それまでのエドラダワー蒸溜所のシングルモルトは爽やかな甘い香りとクリーミーさに定評がありましたが、バレッヒェンはピートが効いています。
さらにシリーズ2作目のエドラダワー バレッヒェン マデイラマチュアード #2は、ポルトガルの酒精強化ワインであるマディラワインの空き樽でカスクフィニッシュされ、マディラワインの風味も加わって、独自の個性が加えられました。
■極小の蒸溜所にカリスマがやってきたワケ
イアン・ヘンダーソン氏が2002年までマスターブレンダーを務めていたライフログ蒸溜所は1815年創業、スコットランドの中でもウイスキーの聖地と呼ばれる離島のアイラ島にあります。
1994年にはシングルモルトとして初めて、チャールズ皇太子より、イギリス王室御用達の栄誉を賜った由緒ある蒸溜所です。
これに対してエドラダワー蒸溜所はスコットランドで最も小さな蒸溜所であり、創業は1825年、スコットランド本島で優れたスコッチを生み出すハイランド地方に位置しています。
創業当時からの昔ながらの製法でウイスキー造りを続けている蒸溜所として評価を得ているとはいえ、規模が極めて小さい蒸溜所に、ライフログ蒸溜所のカリスマ的なブレンダーがやってきたのはなぜなのでしょうか。
それはやはり、2002年にボトラーズ会社のシグナトリー社がエドラダワー蒸溜所のオーナーとなったからにほかなりません。
シグナトリー社は1988年にスコットランドで創業したボトラーズで、歴史としては浅いです。
ですが、次々と独創的なウイスキーを生み出したことでウイスキー業界から一目置かれ、一躍有名な存在となっています。
ボトラーズとは、多彩な蒸溜所から樽ごと原酒を買い取ったうえで、独自の熟成やブレンドを施してオリジナルの製品を作り出す会社です。
そのため、買取の交渉を行ううえで各蒸溜所のマスターブレンダーと接する機会が多く、蒸溜所から見れば大口の納品先や安定的な供給先となり、Win-Winの関係が形成されます。
こうした関係性を活かし、ライフログ蒸溜所でまもなく定年を迎えるというイアン・ヘンダーソン氏を買収する年という絶妙のタイミングで招くことができたのかもしれません。
■ボトラーズによる運営で新しい個性が花開く
エドラダワー蒸溜所では設備も創業時と同等のサイズや手法のものを使っており、糖化槽は1900年製と100年以上も使われ続けている年代物で、冷却装置はいまだに電気を用いない1934年製のモートンタイプのオープン・ワーツクーラーを使っている、スコットランド唯一の蒸溜所です。
ポットスチルも密造酒防止の観点から関税当局で認められる最小サイズのものを用いており、スコットランド最小のスチルを利用しています。
そのため、年間9万リットルという業界最小レベルの生産しかできません。
一方で、ウェアハウスにはシグナトリー社が買い付けしてきた数千にも及ぶさまざまな樽が所狭しと並べられていると言います。
ボトラーズならではのネットワークを活かした多彩な樽を前に、カリスマブレンダーの発想力も刺激されているのではないでしょうか。
それゆえに、シリーズごとに異なるカスクフィニッシュが施され、エドラダワーのシングルモルトの個性が開花し、バレッヒェンも継続的に花開いていくことが期待できます。
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