menu list買取商品 - エドラダワー 10年 バレッヒェン
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エドラダワー 10年 バレッヒェンの高価買取致します
エドラダワー 10年 バレッヒェンのご紹介
買取参考価格 | 10000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | シグナトリー社 |
地方 | スコットランド |
地区 | ハイランド |
分類 | シングルモルト |
タイプ | 750ml/46度 |
「バレッヒェン」はラフロイグ蒸留所で活躍したイアン・ヘンダーソン氏が定年退職後、エドラダワーに移籍して手掛けたヘヴィーピーテッドタイプの原酒です。
ピットロッホリーの村に1810年から1927年まで操業していた蒸溜所バレッヒェン(Ballechin)のブランド権を取得し、それまで造っていたノンピートタイプの「エドラダワー」とは違うタイプの「バレッヒェン」を製造するようになりました。
ピートの焚き加減を表すフェノール値は50ppmで、冷却ろ過は行わず、カラメルでの色調整も行なっていません。
アルコール度数46%でボトリングし、熟成樽にはファーストフィル、リフィルのヨーロピアンオークとアメリカンオークを使っています。
エドラダワー 10年 バレッヒェンの歴史
エドラダワー10年バレッヒェンの歴史的背景
■世界から多くのファンが集まるエドラダワー蒸溜所の逸品
エドラダワーは、世界的に有名なスコッチ・ウイスキー・ブランドです。
ウイスキーを製造しているエドラダワー蒸溜所は、スコットランドでも小さな蒸溜所として知られていて、蒸溜所には世界中から多くのファンが足を運んでいます。
エドラダワー10年バレッヒェンは、多くの人々に愛され続けているエドラダワー蒸溜所がリリースした1銘柄ですが、「バレッヒェン」は、実在した蒸溜所の名前が由来です。
エドラダワー蒸溜所とバレッヒェン蒸溜所には、どのような関係があるのでしょうか。
エドラダワー蒸溜所の歴史を振り返りながら、バレッヒェン蒸溜所の関係と、エドラダワー10年バレッヒェンの特徴に迫りたいと思います。
■エドラダワー蒸溜所とバレッヒェン蒸溜所の関係
エドラダワー蒸溜所は、スコットランドのハイランド地方に位置する、ピトロッホリーの町にあります。
創業は1825年と古く、農家の一部の敷地に、小さな蒸溜所を建てたというのが始まりと言われています。
エドラダワー蒸溜所は小規模ながらこれまで事業を続けてきましたが、その要因は、人々を惹き付けるウイスキーを提供してきたことにあると言えるでしょう。
1933年、蒸溜所のオーナーは、地元の農業協同組合から、ウィリアム・ホワイトリーという、スコットランドのウイスキー・ブレンダーに移りました。
ホワイトリーは名高いウイスキーブレンダーとして活躍していて、エドラダワーをベースにした人気ウイスキーブランドを次々と発表したのです。
「ハウスオブローズ」など絶大な人気を誇るウイスキーの需要を満たすため、蒸溜所ではブレンデッド用のウイスキー造りに追われ、シングルモルトが入手困難になる時期もあるほどでした。
蒸溜所は1938年にホワイトリーからアーヴィン・レイムに所有権が移り、レイム亡き後、一時的にですが、マフィアが所有していた時期もありました。
1982年にキャンベル社が蒸溜所を買収しますが、2002年にシグナトリー社が蒸溜所を買い取り、現在に至ります。
このように、エドラダワー蒸溜所の経営は変化しましたが、蒸溜所では昔ながらの製法で、ウイスキー製造が行われているのです。
従業員3人の手で生産されるウイスキーの量は、1週間14樽ほどと言われています。
多くないどころか、スコットランドの蒸溜所の平均生産量より遥かに低い量です。
しかし、エドラダワー蒸溜所は、エドラダワーに揺るぎない愛着を持つファンたちに支えられています。
ピトロッホリーには、エドラダワー蒸溜所のほかにブレア・アソール蒸溜所(Blair Athol Distillery)と、2つの蒸溜所があります。
過去にはもう一つ蒸溜所があり、それがバレッヒェン蒸溜所でした。
バレッヒェン蒸溜所の歴史は、エドラダワー蒸溜所よりも古く、1810年に建設されたのです。
エドラダワー蒸溜所とバレッヒェン蒸溜所には、ここに接点がありました。
バレッヒェン蒸溜所は1927年に閉鎖されますが、後年ロバートソン家によってしばらく運営が続けられました。
しかし現在は完全に活動が止まり、バレッヒェン蒸溜所は、ウイスキー業界の表舞台から姿を消しています。
■エドラダワー蒸溜所が「バレッヒェン」を使う理由
エドラダワー蒸溜所は、2002年にバレッヒェンの販売権利を取得します。
バレッヒェン蒸溜所で造られるモルトは、ピートが強いという特徴があり、エドラダワー蒸溜所は、その点に惹かれたと考えられます。
権利を獲得したエドラダワー蒸溜所は、「エドラダワー・バレッヒェン・バーガンディマチュアード」や「エドラダワー・バレッヒェン・マデイラマチュアード」など、フェノール値が50ppm以上というモルトリリースしています。
「バレッヒェン」は、かつてラフロイグ蒸溜所でマネージャーとして活躍したイアン・ヘンダーソンが指揮をとり、誕生しました。
ピートの強いモルトとしてのイメージが定着していますが、これもバレッヒェン蒸溜所の存在と、ヘンダーソンの手腕の賜物と言えるでしょう。
■エドラダワー10年バレッヒェンの特徴
エドラダワー10年バレッヒェンは、ヘビーピートでノンチルノンカラータイプのバレッヒェンです。
柑橘系のフレッシュな甘い香りに、力強いピートの風味に特徴を持つ、飲みごたえのあるウイスキーになります。
エドラダワーは、どちらかというと甘くクリーミーな味わいですが、バレッヒェンには、それとは異なる魅力があります。
機会があったら、エドラダワー10年バレッヒェンを試してみてはいかがでしょうか。
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