お酒買取なら大阪のネオプライス

縁起を担げるエドラダワー 15年 フェアリーフラッグ

■エドラダワー 15年 フェアリーフラッグの特徴

エドラダワー 15年 フェアリーフラッグは、スコットランドで一番小さな蒸溜所が生み出す、業界最小レベルとも言われる限られた生産量の中で、15年という長期熟成がなされた希少価値の高いシングルモルトです。
フェアリー・フラッグとはスコットランド地方で伝説的に語られている旗のことで、フェアリー・フラッグをかざして戦うと勝利をもたらすとの伝説が言い伝えられています。
エドラダワー 15年 フェアリーフラッグは新しいことにチャレンジしたいときの契機づけや、新年のスタートの祝い酒として、開業祝をはじめ、新たな転機を迎える方や人生の節目を迎える方への贈り物にもピッタリです。
15年熟成といっても、さらなるこだわりが隠されています。
最初の8年間はバーボン樽で熟成させ、続く7年間はオロロソシェリー樽に移し替えて熟成させているのです。
2つの樽の個性が融合した長期熟成のシングルモルトは、ミルクチョコレートのや砂糖漬けのレーズンのような甘い香りが楽しめ、徐々にウッディネスな熟成香りへと移っていきます。
エドラダワーならではのとろりとクリーミーな味わいで、ミルキーな中にもピリッとスパイシーが効いたテイストが楽しめ、甘く長めの余韻が堪能できます。

■エドラダワー蒸溜所の特徴

スコッチウイスキーの聖地であるスコットランドには、世界に名だたるウイスキーメーカーをはじめ、大小さまざまなたくさんの蒸溜所が操業しています。
その中でもエドラダワー蒸溜所は、最も小さい蒸溜所です。
創業は1825年と古く、その地域の農夫たちが土地の領主から土地を借り受けて造った、農夫による家庭的でアットホームなウイスキー造りが行われていた蒸溜所です。
ウイスキーを蒸溜する設備も最小クラスであることから、生産量も限られています。
現在でも、わずか3人ほどのウイスキー職人の手で製造が行われており、年間9万リットルという業界最小クラスの生産しかできません。
一方で、小さな蒸溜所は見た目にも愛らしく、グレーの屋根に白塗りの外壁、真っ赤なドアの蒸溜所は、まるで絵本から飛び出してきたかのようです。
スコットランドの蒸溜所の多くはビジターセンターを設けるなど、世界から訪れるウイスキーファンが蒸溜所見学をしたり、出来立てのウイスキーを試飲したり、お土産が買える場所を設けています。
エドラダワー蒸溜所は見た目の愛らしさで撮影スポットとしても人気があり、ウイスキーファンのみならず、家族連れやカップルなどの観光客が続々と訪れます。
そのため、年間9万リットルという業界最小レベルの生産量ながら、見学者や観光者の数は年間約10万人と、スコッチ業界最多を誇っているのが驚きです。

■ボトラーズによる所有に移って

エドラダワー蒸溜所が農夫らの手で運営されていたのは、100年ほどで1933年までです。
その後は、オーナーが3度ほど入れ替わっています。
さらに2002年には、スコットランドのボトラーズ会社であるシグナトリー社が蒸溜所を買い取りました。
シグナトリー社は1988年創業で、歴史はエドラダワー蒸溜所に比べて浅いですが、独創性のあるウイスキーをリリースすることで評判の高いボトラーズです。
ボトラーズとは各蒸溜所からウイスキーを樽ごと買い取り、多様なブレンドをしたり、さらに熟成させたり、樽を交換して追熟したりなど、独自の工夫で、シングルモルトにはない個性を生み出して自社でボトリングして販売している会社を言います。
シグナトリー社は世界的に有名なボトラーズであり、エドラダワーのウェアハウスにはシグナトリー社が各地から取り寄せた珍しい樽が多彩に取り揃えられていると言われています。
エドラダワー 15年 フェアリーフラッグに見られるように、バーボン樽とオロロソシェリー樽の2つの樽を使ったり、追熟を行ったりと創意工夫ができるのも、シグナトリー社がオーナーであるからこそかもしれません。