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シェリーカスクで熟成させたシリーズ第2弾の限定ウイスキー


■シェリーの華やかな香りと味わいが楽しめるシリーズ第2弾

「サントリー ザ・エッセンス シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 リフィルシェリーカスク」は、2008年に蒸溜し、酒齢9年のモルト原酒を使用して10年間の熟成を経て誕生したウイスキーです。
「THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY（ザ・エッセンス・オブ・サントリー ウイスキー）スパニッシュオークシリーズ」の3種類のうちの第2弾にあたり、2019年2月26日に数量限定で販売されました。
1度シェリーカスクでウイスキーを熟成後、その熟成で使用したシェリーカスクに再度蒸溜したての無色透明のウイスキー（ニューポット）を樽詰めし、さらに10年間の熟成を重ねることでウイスキーが琥珀色に色付きました。
モンティージャワインシーズニングのスパニッシュオークカスクで熟成させた「サントリー ザ・エッセンス シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 リフィルシェリーカスク」の味わいは、濃厚な甘さとフィニッシュで感じる複雑な余韻を楽しめるのが特徴です。
ESSENCE（本質）を追求するサントリーのウイスキー造りの思いから、「サントリー ザ・エッセンス シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 リフィルシェリーカスク」は加水なしの熟成中に生じた成分も一切取り除かないカスクストレングスで仕上げられています。
またラベルのデザインは「情」という漢字がイメージとなっており、墨アートで描かれた独特の雰囲気が印象的です。

■ウイスキーのカスクによってどう変わるのか？

「サントリー ザ・エッセンス シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 リフィルシェリーカスク」はシェリーカスクで1度熟成させたカスクを、2回目の熟成でも使用しています。
ウイスキーの熟成で使用される樽は1回目ではファーストフィル、2回目の使用ではセカンドリフィルと呼ばれます。
また2回目以降を全て総称して「リフィル」と呼ぶことも多く、3回目はサードフィルと呼んでいます。
しかしウイスキーの多くはバーボン・ウイスキーの熟成に使われたバーボンバレルやシェリーカスクなどの新樽をファーストフィルに使用するため、樽としてはウイスキーのファーストフィルは2回目の使用となります。
そのためセカンドフィルは3回目の樽を使用したときで、サードフィルは4回目の使用にあたるのです。
ウイスキーの樽は通常4～5回使用できるといわれており、樽の寿命は50～70年まで使えるものもあります。
ウイスキー熟成用の樽はそのほとんどの歳月を蒸溜所の貯蔵庫で静かに過ごし、ウイスキーが熟成のときを迎えるまで寝かせられます。
ウイスキーの樽はファーストフィルよりは2回目、3回目で使用されるリフィルカスクで熟成したほうが、より濃厚で華やかな香りを染み込ませ、味わいを引き立たせるという特徴を持っています。
シェリーカスクで2度の熟成を経た「サントリー ザ・エッセンス シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 リフィルシェリーカスク」は、シェリーが持つ個性と魅力がたっぷりと詰まった至高品と呼ぶにふさわしい銘酒です。

■3人のマスターブレンダーたちの思いが込められたウイスキー

サントリーの創業者・鳥井信治郎の伝統の技を継承しつつ、2代目マスターブレンダーの佐治敬三（鳥井信治郎の次男）へと受け継がれました。
現在は3代目マスターブレンダーの鳥井信吾（鳥井の孫）が、サントリーウイスキーの新たな創造の可能性に挑み続けています。
「サントリー ザ・エッセンス シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 リフィルシェリーカスク」はその揺るぎない可能性に挑んだ結果誕生したウイスキーといっても過言ではありません。
濃厚な甘さがねっとりとした舌触りが楽しめるのが特徴です。
黒糖やメープルシロップのような甘い香りに、シェリーカスク由来のドライフルーツの香りが華を添えます。
苦味と酸味のバランスが絶妙に醸し出した深い余韻は、一日を静かに締めくくる一杯として最適です。
3人のマスターブレンダーによるウイスキー造りに思いを馳せながら、今宵は心ゆくまでグラスを傾けてみてはいかがでしょうか。