menu list買取商品 - ゴーステッドリザーブ 26年(ウィリアム・グラント&サンズ)
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ゴーステッドリザーブ 26年(ウィリアム・グラント&サンズ)の高価買取致します
ゴーステッドリザーブ 26年(ウィリアム・グラント&サンズ)のご紹介
買取参考価格 | 20000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ウィリアム・グラント&サンズ社 |
地方 | スコットランド |
分類 | ブレンデッド・スコッチウイスキー |
タイプ | 750ml/42度 |
「ゴーステッドリザーブ 26年(GHOSTED RESERVE 26YEAR OLD)」は、ウィリアム・グラント&サンズ社が特別にリリースしたブレンデッド・スコッチウイスキーです。
すでに閉鎖されている蒸留所の中でも、特に稀少なレディバーン蒸留所とインバーリーヴン蒸留所の原酒を使用した「ゴーステッドリザーブ 26年」は、4,100本限定でリリースされた希少性の高い銘柄となっています。
カシューナッツやダークチョコレートのような甘い香りや、南国のフルーツを想起する柑橘系のフレッシュな風味が特徴的な味わい深い1本です。
ゴーステッドリザーブ 26年(ウィリアム・グラント&サンズ)の歴史
攻めの家族経営が光るスコッチウィスキー「ゴーステッドリザーブ 26年」
■ウィリアム・グラント&サンズ社の歴史
ウィリアム・グラント&サンズ社は、ウィリアム・グラントが1903年にグラスゴーに創業した会社です。
中心となった人物はグラントの娘婿となったチャールズ・ゴードンで、グレンフィディック蒸溜所とバルヴェニー蒸溜所の原酒をブレンドするために作られた会社といえます。
グレンフィディックとバルヴェニーの名は、スコッチウィスキーファンなら耳にしたことがあるでしょう。
これにキニンヴィを加えた3つのモルト蒸溜所がスペイサイドに構える有名な蒸溜所です。
グレンフィディックは特に有名で、シングルモルトウィスキーを世に送り出したパイオニアとして名高い蒸溜所です。
数あるシングルモルトの銘柄の中、売り上げナンバーワンを誇るのがグレンフィディックで、世界最多の受賞歴を誇る実績を持ちます。
これほど名の通ったブランドが現在も家族経営で伝統製法を貫いていることには驚嘆しかありません。
ウィリアム・グラント&サンズ社は、グレンフィディックを生んだグラント家とゴードン家の婚姻を軸に、堅実に築き上げられた組織が母体となっています。
2011年度、創立125周年を迎えたときは、グレンフィディック創業者のウィリアム・グラントのひ孫に当たるチャールズ・ゴードンが終身会長となり、その息子ピーター・ゴードンが社長を務めました。
スコットランド最大の独立系蒸溜業者として、現在に至るまで長期にわたり家族経営を続けている老舗です。
■グレンフィディックの歴史
ウィリアム・グラント&サンズ社の大元となるグレンフィディック蒸溜所を創業したのは、仕立て屋の息子として生まれたウィリアム・グラントです。
1839年に地元スペイサイドで生まれたウィリアムは、仕立て屋の見習いや羊飼い、鉱山の事務などで働いた末にウィスキー蒸溜に携わるようになります。
たまたま地元で唯一の蒸溜所だったモートラッハ蒸溜所で事務員の募集があり、27歳のウィリアムが応募して採用されたのが始まりです。
彼はそれまでウィスキーとは無縁でしたが、働くうちにウィスキー造りに深い興味を抱き、いつしか自分の蒸溜所を持つことを夢見ます。
そして20年勤め上げた47歳のときに独立を決意します。
当時なら定年退職しても全くおかしくない年齢から、コツコツと貯めた限りある資金を投じ、グレンフィディック蒸溜所の建設に踏み切ったのです。
小さな子どもの頃からとても利発だったとされるウィリアムは、ウィスキーに将来性を見出したのでしょう。
彼の読んだ将来は、結果的に世界一のブランドを生み出す原動力となりました。
市場にブレンデッドウィスキーしかなかった時代に、あえてシングルモルトウィスキーをリリースするセンセーショナルな選択をしたとき、彼はすでにこの世にはいません。
でもそのスピリッツが一族の中に連綿と受け継がれていることは、全く疑いようもないでしょう。
もちろん、現在のウィリアム・グラント&サンズ社にもです。
■受け継がれる経営力
グレンフィディック蒸溜所の建設に着工したとき、少ない資金しかなかったウィリアムはたった1人の石工職人を雇ったのみでした。
残る労力は全て家族頼み、このときからすでにグレンフィディックの酒には、家族の絆が溶け込むことになるのです。
そうして生み出される最高級の原酒は、創業者の娘婿に当たる2代目のチャールズ・ゴードンが1898年にブレンデッドウィスキー「グランツ」としてリリースし、大人気を博します。
1909年には海外への進出も果たし順風満帆と思われましたが、孫のグラント・ゴードンの時代にはアメリカの禁酒法と大恐慌が業界に大打撃を与えました。
ところが多くの蒸溜所やメーカーが損害を恐れて生産量を減らす中、グラントは厳しいときこそチャンスだと逆に生産量を拡大します。
禁酒法などいつかは終わる、そのときに巨大な市場アメリカに打って出るというのがグラントの経営判断だったのです。
この読みは事実その通りになりますが、鋭い経営力はまさに祖父ウィリアム譲りといえるでしょう。
そして周囲の反対を押し切ってシングルモルトをリリースしたのは、4代目サンディ・ゴードンです。
彼は1963年に、ウィスキーに新しいカテゴリーを築くという大功績を遺しました。
単身ニューヨークに渡り、鉄道での売り出しとハリウッド映画への露出など、大胆な広告で普及をものにするのです。
このすさまじいチャレンジ精神は、まさに連綿と続く創業者のスピリット、家族力といえるでしょう。
ウィリアム・グラント&サンズ社の歴史を見る限り、保守的な家族経営のイメージなど、この世には存在しないものなのです。
■「ゴーステッドリザーブ 26年」
「ゴーステッドリザーブ 26年(ウィリアム・グラント&サンズ)」は、レディーバーンとインヴァーレーヴンの原酒を含むウィスキーです。
レディーバーンはとても短い期間のみ設置されたガーバン蒸溜所内のモルトウィスキー蒸溜所で、1963年に建設され、1975年に一旦は撤去されました。
2007年にポットスティル8基で復活しましたが、その希少な味を感じられる逸品です。
限定4,100本、うち2,000本がアメリカで販売されており、なかなかお目にかかることは難しい一本でしょう。
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